2018/04/12 15:00

薬局・薬剤師とは/医薬品の提供

薬局・薬剤師とは? >医薬品の提供

 

 医薬品は、医師による診断に基づき処方される「医療用医薬品」と、薬局・薬店・ドラッグストアなどで(助言を受けて)自分で選んで買うことができる「一般用医薬品(OTC)」「要指導医薬品」に分類されます。

 一般用医薬品は、さらに、安全性などの観点から第一類から第三類に分類され、販売方法が異なります

 

OTC、要指示医薬品 一覧表.jpg

 

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セルフメディケーション

 

 セルフメディケーション(Self-medication)とは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な体の不調は自分で手当てすること」(世界保健機構(WHO))と定義されており、​つまり、健康に関心を持ち正しい知識の元、普段から健康習慣に気をつけ、市販薬(OTC薬、要指示医薬品)を上手に使うことを指します。もちろん、必要に応じて医療機関にかかることが重要ですが、上手にセルフメディケーションをすることで、医療費の低減が期待できます。

 

 大切なことは、病院にかかるべきところを正しく見極めることです(病院にかかるべきタイミングを逃さない)。つまり、病院に行く時間がないときなどは、セルフメディケーションは便利ですが、診察を受ける必要があるときには、市販薬を使うのではなく、病院・診療所を受診するということです。薬局としては、この見極めもお手伝いしたいと考えています。

 薬剤師による「〇日服用して症状が変わらなければ、必ず病院を受診してください」「薬をお売りすることはできません」の言葉の裏には、正しく医療機関を受診していただきたいという願いがあることを、ご理解ください。

 

 

【追記】平成29年1月1日以降、一部の一般用医薬品について、医療費控除が認められるようになりました。ぜひ、ご確認ください。

 ※セルフメディケーション税制による医療費控除は、現行の医療費控除とは重複できませんので、ご注意ください。

参照)「セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)について」(LINK) (厚生労働省 HP より)