2017/10/01 09:00
処方せん調剤
医師が発行した処方せんの指示に基づき、薬剤師が薬の量や飲み合わせを確認した上で、薬を取り揃え、さらに、薬の飲み方、使い方、注意事項などをお伝えするところまでを、「調剤(ちょうざい)」といいます。
以下の事項について、詳細を、個々のページでご説明します。
・・・・・Q&A・・・・・
Q. 処方せんは、どこの薬局に持っていったら良いの?
A. どの薬局でも大丈夫です。
薬局には、どこの処方せんにも対応する義務(「応需義務(おうじゅぎむ)」といいます)があります。基本的には、どの病院や診療所の処方せんでも、薬局は受け付けています。
もちろん薬剤師にも個性や専門性が異なります。この人なら信頼できる、と思える薬剤師をかかりつけに決めておくことはおススメです。専門性診療科ごとに、ここは誰、ここは誰と決めておいても構いませんが、その場合、薬の飲み合わせを確認できるように、お薬手帳で情報を持ち歩いて頂くことが、大変、重要です。
例外)中には、取り扱いに際して、許可が必要な医薬品があります。その場合、許可を受けている薬局でしか、調剤をすることはできません。
せっかく、処方せんを持っていったのに、そこの薬局では取り扱えない、という事態が起こらないように、かかりつけの薬局との間で、新しい医薬品が処方されたときには、事前に電話確認したり、病院のFAXコーナーで確認したりすることをオススメします。
!注意! 処方せんの有効期間は、発行後4日間です
上記の通り、基本的には、どこの医療機関の処方せんでも、どこの薬局でも調剤を受けることが可能です。ただし、期限は有限です。処方せん発効後、時間経過によって病態が変わるため、処方せんには、有効期間が4日間と定められています。
後で、薬局に行こうとお考えの場合、期限には、十分にご注意ください。
処方せんの使用期間について
◯厚生労働省からの案内 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32041.html
参考になるサイトのご案内)
「政府広報オンライン」に、薬のことが、一般の方にもわかりやすくまとめてあったので、そちらをご紹介します。
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詳細はこちら> 安心してご利用ください ジェネリック医薬品