更新:令和5年3月22日
無症状者を対象とした無料検査について
長崎県では、感染不安などを感じる県民の方などを対象とした無料検査を実施しています。
無料検査事業は、令和5年3月31日で終了します(令和5年3月22日、長崎県発表)。
当薬局は、無料検査所として登録していますので、この制度の対象となる方には、当薬局で無料検査を受けていただくことができます。
※以下の内容は、長崎県から発表されている内容をもとに、わかりやすいように、当薬局で編集してお伝えしています。正確な情報発信に努めていますが、正式な情報は、長崎県の発表内容をご参照ください。
・・・目次・・・
・・・以上・・・
1. 無料検査の対象者、期間
※以下にひとつでも該当する方は、対象外です。
・発熱などの症状がある
→症状がある人は、医療機関にご相談ください(初診料等は必要です)。
・濃厚接触者に該当する
→無料検査は受けることができません。
検査が必要な事情がある場合、保健所による行政検査の対象になる場合があります。保健所の指示を仰いでください、または、保健所の連絡をお待ちください。
行政検査の対象外の場合、症状がある場合や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。検査・診療医療機関に、電話で相談をお願いします。(初診料等は必要ですので、ご理解ください)
・新型コロナ陽性となった人と接触があり、保健所から連絡があると聞いている
→保健所の指示をお待ちください
・新型コロナ陽性となった人と接触があったが、自分が接触者かわからない
→まずは、陽性となった方が保健所から連絡を受けるのを、お待ちください
無料検査制度は、以下の二つがあります。
(1)感染拡大傾向時の一般検査事業
※感染拡大傾向があるときに、感染不安を感じる県民の方を対象とした制度
検査方法:PCR 検査等、抗原定性検査
期間:令和5年3月31日まで
(2)定着促進事業(ワクチン検査パッケージ・対象者全員検査等定着促進事業)
オミクロン株対応ワクチン接種未了者あるいは対象者全員検査対象者等で、飲食・イベント・旅行等の活動に際して、陰性の検査結果を確認する必要がある無症状の方は、原則、抗原定性検査を無料で受けることが可能です。
☆オミクロン株対応ワクチン接種未了者
☆対象者全員検査の対象者(飲食店やイベント主催者から全員の検査を求められている)
・飲食・イベント・旅行等の活動に際して、陰性の検査結果を確認する必要がある場合は、無料検査の対象
☆オミクロン株対応ワクチン接種済の方は、下記に該当する場合は無料検査の対象です
・対象者全員検査等の対象となっている場合
・高齢者や基礎疾患を有する方等との接触を伴う活動(帰省等)に際して検査結果を求められた場合
原則、抗原定性検査を無料で受けることができますが、
・受検者が10歳未満の場合
・高齢者や基礎疾患を有するものとの接触が予定されている場合は、
PCR 検査を受けることも可能です(申立書が必要)
期間:令和4年12月24日〜令和5年1月12日まで
2. 検査場所
長崎県内にある無料検査場所は、長崎県のホームページに掲載されています。→こちら
諫早市内にある無料検査場所は、諫早市役所のホームページに掲載されています。→こちら
<検査項目> 基本的には下記の通りですが、場所によって実施している項目は異なります
民間検査機関・・・(無料検査)PCR 検査等、(自費検査)PCR 検査等・抗原定量検査
医療機関・薬局・・・(無料検査)PCR 検査等・抗原定性検査、(自費検査)PCR 検査等・抗原定量検査・抗原定性検査
3. 検査の種類
無症状者を対象とした無料検査で受けることができる検査には、PCR 検査等と抗原定性検査があります。
<PCR 検査等> ※PCR 検査の他にも、LAMP 法なども対象となっています
概要:ウイルスの遺伝子を増幅して調べる検査方法です
検体:唾液を自己採取(唾液を容器に採取していただきます)
→検体を検査会社に依頼します
検査結果の通知:後日、電話などでお伝えします
<抗原定性検査>
概要:ウイルスの外殻タンパク質を免疫反応で検出する検査方法です
検体:鼻腔ぬぐい液を自己採取(綿棒を2cm鼻の穴に入れて採取していただきます)
→その場で結果判明します
検査結果の通知:15分後に判定後、検査結果通知書を作成してお渡しします
<PCR 検査等> ・検査項目:PCR 検査を承ります 検査会社の CRC に依頼しています。 ・検査受付時間:平日 9:00〜13:30 の間に、30分毎に承ります。 ・検査予約:必ず、事前に予約をお取りください。検査日の1週間前から予約を承ります。 ・検査結果:検査翌日の夕方に結果判明します。検査会社から薬局に連絡が来たら、お電話をかけてお伝えします。 ・陰性証明書:検査2日後の午前中にはご用意できます。検査会社からのメール(PDF ファイル添付)・薬局店頭でお渡し・郵送のいずれかの方法でお渡しします <抗原定性検査> ・検査キット:医療用の検査キットを使用します(オミクロン株にも反応します) ・検査受付時間:平日の15時以降、土曜日の午前中に承ります。 ・検査予約:当日予約でお取りしています。(検査キットの確保状況を確認した上で承ります) ・検査結果:検査プレートに検体を滴下し、15分後に判定します ・証明書:検査結果を確認した後、証明書をその場で発行します。 ・・・以上、こはく堂薬局での取り扱い・・・クリックすると表示 <こはく堂薬局での取り扱い>
4. 検査の流れ
(1)予約
検査場所によって異なりますので、検査場所にお問合せください。
(2)検査当日
検査前の注意事項があります。検査直前の飲食制限など。
事前の説明内容をご確認ください。
また、検査場所に行く際は、マスク着用など、一般的な感染対策に気をつけて、お出かけください。
(3)検査申込書の記入、本人確認書類の提示など
・検査申込書
所定の申込書にご記入ください。
・本人確認書類
氏名・住所が記載された身分証明書をご提示ください。(免許証、マイナンバーカード・通知カードなど)
住所が記載されていない場合、公共料金の請求書など、住所が確認できるものを合わせてご提示ください。
※社会保険の場合、保険証には住所が印字されていませんので、ご注意ください。
※定着促進事業を利用される場合は、下記の書類もご用意ください
① 検査の目的となる飲食、イベント、旅行・帰省等の概要・日付がわかるチケット、予約票、切符等
→書類が用意できない場合、活動の概要・日付がわかる申立書
②<ワクチン3回目接種済みである場合>
(1)3回目接種済みの人を含めて、全員検査を求められている場合
・・・主催者からの案内等、全員検査を求められていることを示せる書類(メールの文面など)
(2)高齢者や基礎疾患を有する者等との接触を伴う活動を行うために、検査を求められている場合
・・・その旨を説明する申立書
③<PCR 検査を希望する場合>
(1)10歳未満・・・①があれば、特にその他の書類は必要ない
(2)高齢者や基礎疾患を有する者等との接触予定している場合
・・・その旨を説明する申立書
(4)検体採取
自己採取をお願いします。検査場所のスタッフの指示に従って、検体採取をお願いします。
(5)検査結果の通知
各検査場所から検査結果が通知されます。
検査場所によって、通知方法やタイミングは異なります。事前に各検査場所でご確認ください。
通常、検査結果が判明するのは次の通りです。
・PCR 検査等・・・通常、翌日以降です
・抗原定性検査・・・その場でわかります(20〜30分後)
(6)「ワクチン検査パッケージ」や「対象者全員検査」での検査結果の利用
「ワクチン検査パッケージ」や「対象者全員検査」で検査結果を利用する場合、検査結果通知書の有効期限が次の通り、決められています。
・PCR 検査等・・・検体採取日+3日(検査の3日後)
・抗原定性検査・・・検査日+1日(検査の翌日)
なお、無料検査で陰性となった場合でも、偽陰性の可能性は完全には否定できないこと、検査後に感染する可能性もあること(特に、オミクロン株は入れ替わりが早いため、注意が必要です)から、検査後も、引き続き、マスク着用やこまめな手指衛生、3密の回避など、一般的な感染対策にご注意ください。
(7)検査を受けた後の過ごし方
PCR検査は、結果が分かるまでに時間がかかります。
結果が分かるまでの間は、できるだけ外出を控え、人との接触を控えましょう。また、家庭内での感染対策にも注意しましょう。
参考にしていただきたい資料はこちらです。
5. 無料検査で陽性となった場合
新型コロナウイルス感染症に感染しているかどうかは、医師の診断が必要です。
医師による診察を受けるため、事前に電話相談の上、医療機関を受診してください。
次の順番で相談してください。
①かかりつけ医に電話相談してください。
②かかりつけ医がいない場合、診療・検査医療機関から電話相談先を探してください。
※診療・検査医療機関とは、発熱患者への診療・検査を行う医療機関です。
③相談先がわからない場合、受診・相談センターにご相談ください。
<医療機関に相談する時の注意点>
◇院内感染を防止するため、必ず、事前に電話をかけて相談してください
病院から、受診する時間帯や受付場所などが説明されますので、指示通りにお願いします。
◇できる限り、公共交通機関を使わずに、医療機関におでかけください
◇来院時間を守り、マスクをつけて受診してください
◇必ず、健康保険証をご持参ください(検査は公費であっても、普段かぜなどの病気で診療を受ける場合と同様に初診料がかかります)
◇結果通知書がある場合には、持参し、医師の求めがある場合が提示してください
6. よくある質問
「感染症拡大傾向時の一般検査事業」について
Q. 「感染拡大傾向時の一般検査事業」とは?
A. 新型コロナウイルス感染症が拡大傾向にある時期に、感染の不安を抱える県民の皆様が、無料検査を受けることができる制度です。
受検の際には、県内にお住まいであることを確認するために、名前と住所が印字された身分証明書をご提示ください。
Q. いつまで、この制度で無料検査を受けられるのか?
A. 感染症の流行状況を見ながら、長崎県が検査の実施時期を判断します。
現在は、3月31日まで実施されています。
今後の状況については、長崎県知事の記者会見や県からの発表を注意深くご確認ください。
「定着促進事業」制度について
Q. 「ワクチン・検査パッケージ制度」とは?
A. 「ワクチン・検査パッケージ制度」とは、感染リスクの低減を図りながら、日常生活や社会経済活動を継続できるようにするための制度です。飲食店やイベント主催者が、利用者等のワクチン接種歴、または、検査結果の陰性のいずれかを確認することにより、行動制限を緩和する制度です。
Q. 「対象者全員検査」とは?
A. 緊急事態宣言や、まん延防止等重点措置等が出されている時であっても、感染リスクの低減をはかりながら、行動制限を緩和する制度です。ワクチン・検査パッケージ登録店で、利用者の入店時に、ワクチン接種歴、または、検査結果の陰性のいずれかを確認することで、感染リスクの低減を図りながら、行動制限を緩和します。
現在、オミクロン株の流行によりブレークスルー感染が拡大しているため、ワクチン・検査パッケージは適用せず、ワクチン検査パッケージ登録店において、利用者全員陰性を確認した場合に限り、人数制限が緩和されます。
・どこでつかう?・・・「ワクチン・検査パッケージ」の登録を受けた飲食店・カラオケ店を利用する時
・いつ?・・・入店する際に、検査結果の陰性を提示します
▶︎team SAFETY NAGASAKI のステッカーが目印です
Q. 「定着促進事業」の対象になるのは誰?
A. 「定着促進事業」の対象となる無料検査は、経済社会活動を行うにあたり、「ワクチン検査パッケージ制度」又は「対象者全員検査」、及び、民間の取り組みのために必要な検査です。
〇「ワクチン検査パッケージ制度」・「対象者全員検査」
・・・ワクチン・検査パッケージ制度の適用を受けた事業者(飲食店・カラオケ・イベント・移動)を利用する場合に適用
〇対象となる民間の取り組みとは
・・・飲食、イベント、旅行・帰省等の活動に際して、陰性の結果を確認する取り組み
(例)
・飲食店で、陰性の結果を提示したら割引など追加サービスが受けられる場合
・高齢者施設等や医療機関で、面会のために陰性の結果の提示が求められた場合
・帰省の際に、親族から陰性の結果を求められた場合 など
上記のために、陰性結果の提示を求められている方が無料検査の対象です。
原則として、新型コロナワクチン3回目接種未了の方が対象です。
例外として、ワクチン3回目接種済みの方でも受検できるのは、次の通りです。
・ワクチンの接種回数を問わず、対象者全員に陰性の結果を提示することが求められている場合
・高齢者や基礎疾患を有する方との接触を伴う活動を行うために、陰性の結果を提示することが求められている場合
※「3回目接種済みの方」とは、3回目接種直後の方も含まれます
Q. 「定着促進事業」ではどんな検査が無料で受けられますか?
A. 原則として、抗原定性検査を無料検査で受けられます。
ただし、次に該当する方で、PCR検査を希望される方は、PCR検査を受けることができます(無料)。
・10歳未満の方
・高齢者や基礎疾患を有する方との接触を予定する方
無料検査について
Q. 現在、発熱があり、心配です。無料検査を受けることはできますか?
A. 無料検査は無症状の方を対象としています。発熱やのどの痛みなどの症状がある方は、無料検査を受けていただくことはできません。
症状がある方は、基本的には外出を控えていただくとともに(無理して出勤しないようにお願いします)、かかりつけ医に相談してください。なお、かかりつけ医に相談するときは、必ず、事前に電話で相談してください。
発熱がある方の相談先として、診療・検査医療機関の一覧もあります(発熱診療に対応していると公表している医療機関一覧です。リストに掲載されていなくても、対応していただいているところもあります)
Q. 新型コロナウイルス感染症と診断をうけ、自宅で療養していました。保健所から指示された療養期間が終了し、仕事に復帰するにあたり心配です。無料検査を受けることはできますか?
A. 療養終了後に勤務等を再開するにあたって、職場に陰性証明を提出する必要はありません(参考:厚生労働省 Q&A 問7)
入院・療養されていた方の職場復帰は、国が定めた基準に基づいて、医療保健関係者が判断しています。また、退院等により就業制限は解除されるため、陰性証明を提出する必要はありません。
自宅療養の解除は、他者に感染させる可能性が低下するために必要な期間をあけています。しかし、療養解除の時点で PCR 検査をうけると、ウイルスの死がいなども検出されてしまうため、陽性の判定が出る可能性もあります。
Q. 会社の従業員に求めて、無料検査を受けてもらうことは可能ですか?
A.
【感染症拡大傾向時の一般検査】可能です
【定着促進事業】無料検査は利用できません。
所属する会社や学校の求めで検査が必要な場合は、無料検査の対象外です。
(あくまでも、感染不安がある個人の方が検査を希望する場合に、無料で受検できる制度のためです)
また、必要な検査を受けた上で、濃厚接触者の待機期間を短縮する制度も定められていますが、これに必要な検査は無料検査の対象外です。自費検査になりますので、職場が用意することになります。
従業員の方は、業務に従事するための自費検査をどうするかは、職場にお問い合わせください。
※抗原定性検査を行う場合、「医療用」の検査キットで検査する必要があります。
医療用の検査キットの販売についての相談先は、長崎県のページに記載がありますので、ご確認ください。
Q. 子どもでも検査は受けられますか?
A. はい
無料検査所で行う PCR 検査は「唾液検査」で、抗原定性検査は綿棒で「鼻腔ぬぐい液」を採取します。
無料検査所での検査は、「自己採取」していただきます。(スタッフはお手伝いできません。助言のみです)
ご自身で検体をとることができる方でしたら、検査を受けていただけます。
Q. 海外旅行用の陰性証明書を発行してもらえますか?
A. いいえ
無料検査所で発行する「検査結果通知書」は、「ワクチン・検査パッケージ制度」や「対象者全員検査」等においてのみ有効です。
海外旅行用の陰性証明書が必要な場合は、次の二つの方法があります。
①海外渡航者新型コロナウイルス検査センター(TeCOT)から、医療機関での検査を予約する
【追記】TeCOT は、令和4年9月30日で全てのサービスを終了しました(https://www.meti.go.jp/policy/investment/tecot/top.html)
②自費検査を行っている医療機関の中から、「海外渡航用の陰性証明書の交付」が可能な医療機関を探す
Q. 期間中は何度でも検査を受けられますか?
A. ワクチン・検査パッケージ制度で陰性の検査結果証明書を利用される場合、その有効期間は PCR 検査等は3日間、抗原定性検査は1日間とされています。結果証明書を利用されるタイミングと、前回の検査からの経過日数・有効期限を考慮して受検してください。無料検査では、検査結果の有効期間中に、別の検査は受検できません(無料検査の対象外です)。
感染不安により受検される場合も、常識的な範囲内の頻度で、受検してください。
なお、検査回数が多い場合(1ヶ月に3回検査を受けている場合)、検査申込の際に、理由をお伺いします。
このページは、次のウェブサイトを参考に作成しました。
2)福岡県 >無症状者を対象とした無料検査の実施について(2022年4月1日更新)