2025-12-09 17:00:00

インフルエンザで療養中の方へ

インフルエンザで療養中の方へ
― 早く回復し、周囲にうつさないために ―

 

自宅療養のポイントをまとめてお伝えします。

 

■ まずは「しっかり休む」

・無理に動かず、十分な睡眠をとりましょう。
・発熱がある間は、仕事・学校・外出は控えてください。

22789949.png首・わきの下・足の付け根など太い血管が通る場所を冷やすのがおすすめです

 

■ こまめな「水分補給」

・汗や発熱で体の水分が失われやすくなっています。
・水・お茶・経口補水液などを、少量ずつこまめに。

 

■ 食事は「食べられるものを、少しずつ」

・無理にたくさん食べなくて大丈夫です。
・おかゆ、うどん、スープ、ゼリーなど消化のよいものがおすすめです。

 

■ 薬の使い方

・処方された抗インフルエンザ薬は、指示通り最後まで服用しましょう。
・解熱鎮痛薬は、用量・用法を守って使いましょう。

子供には子供専用の解熱剤があります。

 

■ 周囲への感染を防ぐために

・マスクの着用
・こまめな手洗い
・タオル・コップ・食器の共用は避ける
・可能であれば部屋を分けて過ごす

 

■ こんなときは、すぐに医療機関へ相談を

・息が苦しい、呼吸が速い
・意識がぼんやりする、会話が成り立たない
・水分がほとんど取れない
・高熱が3日以上続く
・症状が一度良くなった後に、再び急に悪化した

 

■ 自宅療養の目安

発症後5日間かつ解熱後2日間は、外出を控えましょう。
・熱が下がっても、体力はすぐに戻りません。回復後も無理は禁物です。

 

つらい時期は必ず終わります。
「休む・飲む・無理しない」を意識して、ゆっくり回復していきましょう。

 

発熱したお子さんを見守るポイント

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参考)

・厚生労働省 >インフルエンザ(総合ページ) https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/index.html

・教えて!ドクター(https://oshiete-dr.net/) >インフルエンザ

・東京都 >インフルエンザ(https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kansen/info/influ

2025-08-18 09:00:00

【医療従事者向け】DI Update

医療従事者向けに、DI 情報をお届けします。

 

薬価収載(8月14日適用)

R070814 DI.jpg

 薬価収載以降、販売開始日が発表されます。販売開始は、各社の発表をご確認ください。

 

一般名マスタ変更(8月14日適用)

R0070814 DI 一般名.jpg

 

 

詳細はこちらにまとめています

2025-08-07 16:46:00

知っておきたい熱中症

日本医師会の動画をご紹介します。

 

かわいい日医君がわかりやすく教えてくれます!

 

1)熱中症について

https://youtu.be/YmnUWBF51qQ?feature=shared

 

2)熱中症予防について

https://youtu.be/gvOEWHRzBAE?feature=shared

 

https://youtu.be/a8kEawax7_g?feature=shared

2025-07-08 11:53:00

屋外の部活動/熱中症予防のポイント

こまめな水分補給に加えて、深部体温を下げるための、練習前・練習中のポイントがわかりやすくまとめられています。

 

 

○深部体温を下げるための、練習前・練習中のポイント

・お腹の中から体温を下げる(アイススラリー/氷)

・手のひら冷却で効率的に体温を下げる

 

安全に活動なされるよう、お身体第一に。

 

おすすめのサイト)

公益財団法人 日本高等学校野球連盟/深部体温を下げて熱中症を防ごう! https://jhbf.or.jp/heatillness/

2025-06-30 12:00:00

抗菌薬を飲むと下痢になる?

 抗菌薬を飲むとお腹がゆるくなった・・・

という経験をした方もいらっしゃると思います。

抗菌薬は感染症を治療するために重要な薬ですが、細菌を抑える効果の延長として腸内の常在細菌にも影響することで下痢を引き起こす可能性もあります。

 

起こる可能性が高い症状でもありますので、軽度であれば焦らずまずは様子を見てください。

下痢になると、水分や電解質も一緒に失われますので、脱水にならないよう、水分補給を心がけてください。

 

症状が重い場合にはすぐに相談してください。重症の症状の可能性を見逃さないことも大切です。

具体的にどんな症状が重症なのか、まとめてみましたので、ご参考までに。

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下痢が心配な方は、便漏れシートなどもご活用ください。 

 

pdf 抗菌薬と下痢.pdf (0.36MB)