健診・検診ガイド

こはく堂薬局|健康情報

健診・検診ガイド

元気な今こそ、自分の健康を知る機会に。

「体調はよいけれど、受けた方がいい?」
「結果に異常があったら?」
気になる疑問から、健診・検診について確認できます。

健診と検診、どう違う?

健康診査(健診)

今の健康状態を確認する

血圧・血糖・脂質などを調べ、 健康状態や生活習慣病のリスクを把握します。

特定健診は原則40~74歳の方を 対象とする制度です。

検診(がん検診など)

特定の病気を早期に発見する

がん検診は、無症状の方を対象に、 がんによる死亡を減らすことを目的としています。

推奨される対象年齢・方法・受診間隔 を確認しましょう。

大切なこと
すべての検査を多く受けるほどよいわけではありません。 がん検診には偽陽性・偽陰性・過剰診断などの不利益もあります。 また、気になる症状があるときは検診を待たず、 医療機関へ相談してください。

よくある質問

気になる質問を押すと回答が開きます。 SNSからは、各質問へ直接リンクできます。

基本
健診と検診はどう違う?

健診と検診は、似ているようで目的が異なります。

健診|今の健康状態を確認する

健診(健康診査)は、健康状態を把握し、 生活習慣病などのリスクを確認するために行います。

例えば、特定健診では次のような項目を調べます。

  • 血圧
  • 血糖
  • コレステロール・中性脂肪
  • 肝機能
  • 身長・体重・腹囲など

自覚症状がなくても、検査によって 健康状態の変化に気づく場合があります。

検診|特定の病気を見つける

検診は、特定の病気を見つけることを 目的として行う検査です。

例えば、がん検診では、症状のない方を対象に がんを早期に発見し、 がんによる死亡を減らすことを目指します。

代表的ながん検診には、次のものがあります。

  • 胃がん検診
  • 大腸がん検診
  • 肺がん検診
  • 乳がん検診
  • 子宮頸がん検診

健診を受けていれば、検診は不要?

必ずしもそうではありません。

毎年、職場などで健康診断を受けていても、 必要ながん検診がすべて含まれているとは 限りません。

まずは、普段受けている検査の内容を確認し、 ご自身が対象となるがん検診についても 調べてみましょう。

がん検診を受けるときの注意点
がん検診には利益だけでなく、 偽陽性・偽陰性・過剰診断などの 不利益もあります。 科学的根拠に基づき推奨される 対象年齢・検査方法・受診間隔を 確認することが大切です。

また、気になる症状がある場合は、 検診を待たずに医療機関へ相談してください。

まずは、自分がどの健診・検診を 受けているか確認してみませんか。

健診・検診の受診方法を確認する →

元気なのに、健診は必要?

体調がよくても、健診を受ける意味はあります。

血圧や血糖、コレステロールなどは、 異常があっても自覚症状がないことがあります。

そのため、「元気だから大丈夫」と思っていても、 健診によって健康状態の変化に気づく場合があります。

健診で確認できること

  • 血圧が高くなっていないか
  • 血糖値に異常がないか
  • 脂質に異常がないか
  • 肝機能などに変化がないか

健診は病気を見つけることだけでなく、 今の健康状態を知り、 これからの生活を考える機会でもあります。

40~74歳の方を対象とする特定健診は、 原則として年1回実施されています。 対象となる方は、受診について確認しましょう。

まずは、今年の受診案内を確認することから。

受診方法を確認する →

健診を受けていれば、がん検診は不要?

健診を受けていても、 必要ながん検診が含まれているとは限りません。

健診とがん検診では、目的が異なります

一般的な健康診断や特定健診では、 血圧・血糖・脂質などを調べ、 健康状態や生活習慣病のリスクを確認します。

一方、がん検診は、症状のない方を対象に、 特定のがんを早期に発見し、 がんによる死亡を減らすことを目的としています。

職場の健康診断に含まれることもあります

職場や加入する健康保険組合によっては、 健康診断と一緒にがん検診を 受けられる場合があります。

ただし、すべてのがん検診が 含まれているわけではありません。

まずは、2つを確認しましょう

  1. 健康診断の検査項目を確認する
    どのような検査を受けているか、 健診結果や受診案内で確認しましょう。
  2. 自分が対象となるがん検診を確認する
    がん検診は、種類によって対象年齢や 推奨される受診間隔が異なります。

職場で受けられない検診については、 お住まいの自治体のがん検診案内も 確認してみましょう。

知っておきたいこと
がん検診は、たくさん受ければよい というものではありません。
偽陽性・偽陰性・過剰診断などの 不利益もあるため、 科学的根拠に基づき推奨される 対象年齢・検査方法・受診間隔を 守ることが大切です。

また、気になる症状がある場合は、 検診を待たずに医療機関へ 相談してください。

国立がん研究センター|がん検診について

健診・検診の受診方法を確認する →

迷い・不安
病気が見つかるのが怖い…

検査を受けることで、病気が見つかるかもしれない。 そう考えると、不安になることがあります。

「悪い結果が出たらどうしよう」
「治療が必要と言われたら?」
「今は症状がないのに…」

不安を感じることも、 健診・検診の受診を迷う理由のひとつです。

何が不安なのか、整理してみましょう

  • 検査そのものが怖い
  • 病気が見つかることが怖い
  • 結果が出るまで落ち着かない
  • 治療や費用、仕事への影響が心配

不安の内容によって、必要な情報や 相談先は異なります。

検査でわかること・わからないこと

健診は健康状態や生活習慣病のリスクを 把握する機会になります。

がん検診は、症状のない方を対象に、 特定のがんを早期発見し、 そのがんによる死亡を減らすことが目的です。

ただし、検査ですべての病気が 見つかるわけではありません。 また、異常が疑われても、 必ず病気があるとは限りません。

異常が見つかったら?

検査結果に応じて、再検査、精密検査、 医療機関への受診、保健指導などが 必要になる場合があります。

例えば、がん検診で「要精密検査」と 判定されても、がんが確定したという 意味ではありません。

ただし、詳しい確認が必要なため、 指示された精密検査を受けることが重要です。

Q11|「要精密検査」は、 がんという意味?

検診には利益と不利益があります
がん検診には、対象となるがんによる 死亡リスクを減らす利益がある一方、 偽陽性・偽陰性・過剰診断・偶発症などの 不利益もあります。

自分が対象となる検診について、 利益と不利益の両方を理解し、 適切な年齢・方法・間隔で受診することが大切です。

まずは、相談することからでも

すぐに受診を決めなくても、 検査方法や結果が出た後の流れについて 医療機関などに相談することができます。

不安なことを一つずつ確認することも、 健康について考える大切な一歩です。

※気になる症状がある場合は、 検診を待たずに医療機関へ相談してください。

国立がん研究センター|がん検診について

がん検診にはデメリットもある?

はい。がん検診には利益だけでなく、 不利益(デメリット)もあります。

がん検診の最も重要な目的は、 特定のがんを早期に発見し、 そのがんによる死亡を減らすことです。

ただし、検査は万能ではありません。 検査を受けることで、 思わぬ負担が生じる場合もあります。

がん検診の主な4つの不利益

① 偽陽性(ぎようせい)

実際にはがんがないのに、 「がんの疑いがある」と判定されることです。

その結果、精密検査が必要となり、 心理的・身体的・経済的な負担が 生じることがあります。

② 偽陰性(ぎいんせい)

実際にはがんがあるのに、 検診で「がんの疑いなし」と 判定されることです。

どの検査でも、すべてのがんを 確実に見つけられるわけではありません。

③ 過剰診断(かじょうしんだん)

生涯にわたって症状や死亡の原因と ならなかったはずのがんを、 検診で発見することです。

発見時に、それが将来問題になるがんか 正確に見分けることは難しく、 結果として不要だった治療が 行われる場合があります。

④ 偶発症(ぐうはつしょう)

検診や精密検査に伴って、 体に予期しない問題が起こることです。

例えば、内視鏡検査による出血や穿孔、 バリウム検査に伴う誤嚥などがあります。 リスクは検査の種類によって異なります。

では、がん検診は受けない方がよいのでしょうか?
そういうことではありません。

大切なのは、利益が不利益を上回ることが 科学的に確認された検診を、 推奨される対象年齢・方法・間隔で 受けることです。

検査を多く受ければ、 それだけ安心できるというものではありません。

検査結果にも注意しましょう

「異常なし」でも、 すべてのがんが否定されたわけではありません。

また、「要精密検査」は がんが確定したという意味ではありませんが、 必要な精密検査を受けることが重要です。

Q11|要精密検査はがんという意味?

がん検診は「たくさん受ける」よりも、 「適切に受ける」ことが大切です。

※気になる症状がある場合は、 検診を待たずに医療機関へ相談してください。

国立がん研究センター| がん検診の利益と不利益

検査の痛みや負担が心配…

検査の痛みや不快感、恥ずかしさなどが 気になり、受診をためらうことがあります。

検査による負担は、検査方法や体の状態、 個人によって異なります。

どのような検査をするのか、 事前に確認することが大切です。

検査によって負担は異なります

① 血液検査

採血の際に針を刺す痛みがあります。 採血が苦手な方や、 過去に気分が悪くなったことがある方は、 事前に伝えておきましょう。

② 胃がん検診

胃部X線検査では、 発泡剤やバリウムを飲み、 体の向きを変えながら撮影します。

胃内視鏡検査では、 口または鼻から内視鏡を挿入します。 吐き気や不快感を感じる場合があります。

検査方法や麻酔・鎮静への対応は 施設によって異なるため、 事前に確認しましょう。

③ 乳がん検診

マンモグラフィでは、 乳房を圧迫してX線撮影します。 圧迫時に痛みを感じることがあります。

痛みや乳房の状態について心配がある場合は、 事前に相談しましょう。

④ 子宮頸がん検診

内診台で子宮頸部の細胞を採取します。 痛みや違和感、少量の出血が 生じる場合があります。

内診に不安がある場合や、 過去に強い痛みを感じたことがある場合は、 検査前に医療者へ伝えましょう。

受診前に確認しておきたいこと

  • 検査はどのように行うのか
  • 痛みや不快感はあるのか
  • 食事制限などの準備が必要か
  • 服用中の薬について注意が必要か
  • 検査にかかる時間や費用
  • 検査後に注意することはあるか
服用中のお薬がある方へ
検査によっては、食事制限や 薬の調整が必要になる場合があります。

特に糖尿病治療薬や抗血栓薬などを 使用している方は、 検査前に医療機関へ確認してください。

自己判断で薬を中止したり、 飲み方を変更したりしないようにしましょう。

不安なことは、事前に相談できます

「以前、検査で痛い思いをした」
「内視鏡検査が苦手」
「検査中に気分が悪くならないか心配」

このようなことも、 事前に医師や看護師などへ伝えてください。

無理に我慢するのではなく、 不安や負担を相談しながら 検査を受ける方法を考えることが大切です。

※気になる症状がある場合は、 検診を待たずに医療機関へ相談してください。

国立がん研究センター| がん検診について

受診方法
自分は何の健診・検診を受けられる?

受けられる健診・検診は、 年齢、勤務先、加入する医療保険、 お住まいの自治体などによって異なります。

まずは、次の3つを確認してみましょう。

① 職場の健康診断を確認する

会社などで働いている方は、 職場で定期健康診断を受けられる場合があります。

健康診断の案内で、 対象者、実施時期、検査項目を確認しましょう。

また、がん検診が含まれているかどうかも 確認しておくとよいでしょう。

② 加入している医療保険を確認する

特定健診は、原則40~74歳の方を対象に、 医療保険者が実施する制度です。

国民健康保険、協会けんぽ、 健康保険組合など、 加入先によって案内や受診方法が異なります。

職場で健康診断を受けている方は、 同じ年度に特定健診を別に受ける必要が ない場合があります。

③ 自治体のがん検診を確認する

市区町村では、対象となる住民に がん検診を実施しています。

国が推奨する主ながん検診の 対象年齢と受診間隔は次のとおりです。

  • 胃がん:50歳以上・2年に1回
  • 大腸がん:40歳以上・年1回
  • 肺がん:40歳以上・年1回
  • 乳がん:40歳以上の女性・2年に1回
  • 子宮頸がん:20歳以上の女性・2年に1回 (細胞診の場合)

※胃部X線検査は当分の間、 40歳以上に年1回実施することも認められています。

※子宮頸がん検診では、 要件を満たす自治体に限り、 30歳以上を対象にHPV検査単独法を 5年に1回実施する制度もあります。 検査結果によっては追加の検査が必要です。

実際の対象、検査方法、費用、予約方法は お住まいの自治体の案内を確認してください。

まずはこの3つを確認
  1. 職場の健康診断の案内
  2. 加入する医療保険の健診案内
  3. お住まいの自治体のがん検診案内

がん検診は、たくさん受ければよい というものではありません。 推奨される対象年齢・方法・間隔を 確認することが大切です。

75歳以上の方は?

後期高齢者医療制度などに基づく 健康診査を受けられる場合があります。 お住まいの自治体や 後期高齢者医療広域連合の案内を 確認してください。

まずは、自分がどの制度の対象なのかを 確認することから始めましょう。

※気になる症状がある場合は、 健診・検診を待たずに医療機関へ 相談してください。

厚生労働省|特定健診について

国立がん研究センター|がん検診について

健診・検診の受診方法を確認する →

健診・検診の費用はどれくらい?

健診・検診の費用は、 無料の場合も、自己負担がある場合もあります。

費用は、勤務先、加入する医療保険、 お住まいの自治体、検査内容などに よって異なります。

① 職場の健康診断

事業者に実施義務がある法定の健康診断は、 原則として事業者が費用を負担します。

ただし、本人が希望する追加検査や 人間ドックなどについては、 自己負担が生じる場合があります。

② 医療保険による健診

特定健診などは、加入する医療保険者が 実施しています。

健診費用の補助が設けられている場合があり、 自己負担額は保険者や受診内容によって 異なります。

受診券や健診の案内で、 費用と補助の条件を確認しましょう。

③ 自治体のがん検診

市区町村が実施するがん検診は、 無料または少額の自己負担で 受けられる場合があります。

対象年齢、検診の種類、費用、 無料となる条件などは自治体によって異なります。

詳しくは、お住まいの自治体の 公式案内を確認してください。

④ 人間ドックや追加検査

人間ドックや任意の追加検査は、 費用が高くなる場合があります。

医療保険や勤務先の補助を 利用できることもあります。

追加する検査が自分に必要かどうかも、 利益と不利益を含めて確認しましょう。

受診前に確認したい3つのこと
  1. 自分はその健診・検診の対象か
  2. 自己負担額はいくらか
  3. 追加検査などで別料金がかかるか

受診券や勤務先・医療保険・自治体の 公式案内で確認できます。

費用が心配な場合は?

自治体や医療保険によっては、 一定の条件に該当する方を対象に、 費用の減免や補助が設けられている 場合があります。

受診をあきらめる前に、 利用できる制度がないか確認してみましょう。

まずは、受診案内に書かれている 「自己負担額」を確認することから。

※がん検診で「要精密検査」となった場合、 その後の精密検査は通常、 医療保険による診療として行われ、 別途自己負担が生じることがあります。

厚生労働省| 市区町村のがん検診問い合わせ先

健診・検診の受診方法を確認する →

忙しくて健診を受ける時間がない…

仕事や育児、介護などで忙しいと、 健診・検診の時間を確保することが 難しい場合があります。

そのようなときは、 ご自身の生活に合った受診方法がないか、 確認してみましょう。

① 土日・夕方に受けられないか確認

健診・検診を実施する施設によっては、 土日や夕方の受診枠が 設けられている場合があります。

ただし、すべての施設で 対応しているわけではありません。 実施日や時間帯を確認しましょう。

② 職場の健康診断を確認

会社などで働いている方は、 職場で実施する定期健康診断の 日程や受診方法を確認しましょう。

指定された日に受診できない場合は、 別の日程や受診先について、 勤務先の担当者に相談してください。

なお、法定の一般健康診断を 受ける時間の賃金については、 労使間の協議によって定められます。 必ず勤務時間内に有給で受診できる というわけではありません。

③ 予約前に所要時間を確認

健診・検診にかかる時間は、 検査の種類や施設によって異なります。

予約する際には、 次のことを確認しておくと予定を立てやすくなります。

  • 検査にかかる時間
  • 受付や待ち時間の目安
  • 検査前の食事制限などの準備
  • 検査後に注意すること
  • 受診できる曜日や時間帯

④ 自治体や医療保険の案内も確認

自治体の集団検診や、 加入する医療保険による健診など、 別の受診機会が設けられている場合があります。

自分が利用できる制度と、 実施場所・日程・予約方法を 確認してみましょう。

まずは、予約できる日があるか 確認することから

① 健診・検診の案内を探す
② 受診できる日程を確認する
③ 予定に合う施設や予約方法を探す

すぐに予約できない場合も、 受診期限や予約先を確認しておくと、 次の行動につなげやすくなります。

後回しにしても大丈夫?

対象となる健診・検診は、 推奨される間隔や受診期限に 合わせて受けることが大切です。

また、検査結果で「要受診」 「要精密検査」と判定されている場合は、 次回の健診・検診まで待たず、 指示された医療機関への受診や 精密検査につなげましょう。

まずは、ご自身が利用できる 日程や受診先を確認してみませんか。

※気になる症状がある場合は、 健診・検診を待たずに 医療機関へ相談してください。

健診・検診の受診方法を確認する →

結果の見方
健診で異常値が出たら?

健診で異常値が出ても、 必ずしも病気が確定したわけではありません。

検査値は、体調や食事、運動、服用中の薬、 その他の条件によって変化することがあります。

ただし、異常値をそのままにしてよい という意味ではありません。

まずは「判定結果」を確認しましょう

健診結果には、検査値だけでなく、 今後の対応についての判定や指示が 記載されています。

① 異常なし

今回の検査では、明らかな異常が 認められなかったという意味です。 必要な健診を継続して受けましょう。

② 要経過観察

今後の数値の変化などを 確認する必要があります。 指定された時期に再確認し、 必要に応じて生活習慣を見直しましょう。

③ 要再検査

検査値の異常が一時的なものかなどを 確認するため、再度検査する必要があります。

④ 要精密検査

異常の原因や病気の有無について、 さらに詳しく調べる必要があります。 指示された精密検査を受けましょう。

⑤ 要受診・要治療

医療機関での評価や治療が 必要と判断されています。 結果票の指示に従って受診しましょう。

※判定の名称や基準は、 健診機関によって異なります。

数値だけで判断しないことが大切

血圧、血糖、脂質、肝機能などは、 異常値の程度だけでなく、 過去の結果、既往歴、服用中の薬なども 考慮して判断します。

昨年までの結果があれば、 今回の結果と比較してみましょう。

医療機関を受診するときは

  • 今回の健診結果
  • 過去の健診結果(あれば)
  • お薬手帳や服用中の薬の情報
  • 気になる症状や体調の変化

これらを用意しておくと、 医療者が状態を確認する際に役立ちます。

「症状がないから大丈夫」とは限りません

高血圧や糖尿病、脂質異常症などは、 自覚症状が乏しい場合があります。

「要再検査」「要精密検査」「要受診」 などの判定があれば、 結果票に記載された指示に従ってください。

胸痛、強い息苦しさ、突然の麻痺などの 急な症状がある場合は、 健診結果にかかわらず 緊急の医療対応が必要です。

健診結果について詳しく知りたい方へ

高血圧について

脂質異常症について

健診は、受けて終わりではありません。 結果を確認し、必要な行動につなげることが 大切です。

厚生労働省|健診の基礎知識

「要精密検査」は、がんという意味?

「要精密検査」と判定されても、 がんが確定したわけではありません。

がん検診での「要精密検査」は、 がんの疑いがあるため、 さらに詳しい検査が必要という意味です。

がん検診は、2つの段階で考えます

① がん検診

症状がない方を対象に、 がんの疑いがある人を見つけ、 精密検査が必要かどうかを判断します。

② 精密検査

がん検診で異常が疑われた場合に、 本当にがんがあるかどうかを より詳しく調べます。

つまり、がん検診で「要精密検査」と 判定された段階では、 まだがんと診断されたわけではありません。

実際にがんと診断される人は?

厚生労働省が公表した2024年度の 地域保健・健康増進事業報告では、 要精密検査となった人のうち、 がんが発見された割合は次のとおりでした。

  • 胃がん:1.80%
  • 大腸がん:3.02%
  • 肺がん:1.66%
  • 乳がん:5.69%
  • 子宮頸がん:0.99%

※集計上の割合であり、 個人のがんの可能性を そのまま示す数値ではありません。

では、精密検査を受けなくても大丈夫?

いいえ。必ず受けてください。

要精密検査となった人の中には、 実際にがんが見つかる人もいます。

症状がないことを理由に精密検査を 受けずにいると、 診断が遅れてしまう可能性があります。

まずは、次の3つを確認しましょう

  1. どの検査で要精密検査になったか
    胃・大腸・肺・乳房・子宮頸部など、 結果票の該当項目を確認します。
  2. どこで精密検査を受けるか
    結果票の案内や検診機関の説明を確認します。
  3. いつ受けるか
    指示された時期に受診できるよう、 医療機関に相談・予約します。
「要精密検査」を放置しないでください

がんが確定したという意味ではありませんが、 がんがないと確認できたわけでもありません。

症状がなくても、必要な精密検査を受けましょう。

健診の「要精密検査」とは違うの?

一般的な健康診断でも、 血液検査や尿検査などの異常について 「要精密検査」と判定されることがあります。

その場合は、異常の原因を詳しく調べる という意味であり、 必ずしもがんの疑いを示すものではありません。

結果票に書かれている検査項目と指示を 確認してください。

大切なのは、結果だけで判断せず、 必要な確認を最後まで受けることです。

厚生労働省|がん検診

国立がん研究センター|がん検診について

去年は異常なし。今年も大丈夫?

昨年の結果が正常でも、 その後に体の状態が変化することがあります。

対象となる健診や検診は、 推奨される間隔で受けましょう。 気になる症状がある場合は 次回の検診を待たず受診してください。

結果が届いたら

健診の結果

「要受診」「要再検査」などの判定と指示を確認し、 必要な対応につなげましょう。

Q10|異常値が出たら?

がん検診の結果

「要精密検査」は、がんの確定ではありません。 詳しい検査が必要という意味です。

Q11|要精密検査とは?

血圧や脂質について詳しく知りたい方は、 薬局の疾患解説も参考にしてください。

高血圧について 脂質異常症について

受診するには? 3つのステップ

01

対象を確認

受診券や加入する医療保険、 勤務先、自治体の案内を確認。

02

実施施設を探す

受診できる検査、費用、期間、 受診場所を確認。

03

予約・受診

必要に応じて予約し、 受診後は結果と次の対応を確認。

受診先や費用は、加入する医療保険・勤務先・ お住まいの自治体によって異なります。 下記の公式情報から制度を確認できます。

特定健診の制度を確認 がん検診を確認