貼付剤(貼り薬)


貼り薬の使い方

貼り薬は、皮膚に貼って使う薬です。

湿布や痛み止めのように痛い場所へ貼る薬だけでなく、皮膚から吸収されて全身に作用する薬もあります。喘息、認知症、狭心症などに使われる貼り薬もあります。

貼る場所、貼り替える時間、使用する枚数は、薬によって異なります。薬袋や説明書を確認して、指示された方法で使いましょう。

このページでは、「毎回場所を変えるの?」「お風呂に入っても大丈夫?」など、貼り薬についてよくある疑問をまとめています。



まずは基本

  • 薬袋や説明書で、貼る場所と貼り替える時間を確認する
  • 清潔で乾いた、傷のない皮膚に貼る
  • 同じ場所に続けて貼らず、少しずつ場所をずらす
  • 決められた枚数と回数を守る
  • 赤み、かゆみ、痛みなどが出た場合は相談する


貼り薬のポイント



こんな疑問はありませんか?

毎回同じ場所に貼ってもよいですか?

同じ場所に続けて貼ると、赤み、かゆみ、かぶれなどの皮膚トラブルが起こりやすくなります。

貼り替えるときは、前回とは少し場所をずらしましょう。ただし、貼ることができる場所は薬によって異なります。

保湿剤を使用する場合は、貼り薬をはがした後の皮膚に使い、次の貼付直前は避けましょう。保湿剤が残っていると、はがれやすくなることがあります。

お風呂に入っても大丈夫ですか?

貼ったまま入浴できる薬もあれば、入浴前にはがす薬もあります。薬によって対応が異なるため、薬袋や説明書を確認してください。

貼ったまま入浴すると、お湯や汗で端が浮いたり、はがれたりすることがあります。貼る前は皮膚の水分をよく拭き取り、十分に乾かしましょう。

入浴の前後で貼り替える時間を自己判断で変更すると、薬の作用する時間が変わることがあります。判断に迷う場合は薬剤師へご相談ください。
かぶれてしまいました

赤み、かゆみ、痛みなどがある場合は、同じ場所に無理に貼り続けないようにしましょう。

症状が強い場合、水ぶくれがある場合、症状が続く場合は、医療機関または薬剤師へご相談ください。

薬によっては、自己判断で中止しないほうがよい場合もあります。別の場所へ貼り替えてよいか、中止してよいかを確認しましょう。

貼り薬は切って使ってもよいですか?

切って使える貼り薬と、切ってはいけない貼り薬があります。

薬の構造によっては、切ることで薬が一度に出たり、正しい量を使用できなくなったりするおそれがあります。

自己判断で切らず、必ず医師または薬剤師へご相談ください。



困ったときは薬剤師へ

貼り薬は、種類によって貼る場所、貼り替える時間、入浴時の対応などが異なります。

「貼る場所はここでよい?」「はがれたときはどうする?」「かぶれたけれど続けてよい?」など、迷ったときはお気軽にご相談ください。

薬の名前や薬袋が分かるものをお持ちいただくと、より具体的に確認できます。