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貼付薬|貼付薬(貼り薬)の正しい使い方
貼付薬(貼り薬)の正しい使い方
~貼る前の準備と貼る場所~
貼付薬は、皮膚に貼って使うお薬です。
正しく貼ることで、十分な効果が期待でき、皮膚のかぶれや薬のはがれを防ぐことにもつながります。
このページでは、貼る前の準備から貼る場所、貼り替えのポイントまで、順番にご紹介します。
貼付薬は「どこに貼ってもよい薬」ではありません
貼付薬には、大きく分けて2つの種類があります。
痛い場所に貼る薬
湿布や消炎鎮痛薬など、痛みや炎症のある場所に貼って使う薬です。
患部に作用します
決められた場所に貼る薬
ニトロ製剤、ホルモン製剤、認知症治療薬など、皮膚から吸収されて全身に作用する薬です。
皮膚から吸収され、全身へ作用します
貼る場所・貼り替える時間・貼る枚数は、薬によって異なります。
使用する前に、薬袋や説明書の指示を確認しましょう。
貼る前に確認すること
貼付薬は、皮膚の状態によって貼り付きやすさや、かぶれの起こりやすさが変わります。
- 前に貼っていた薬をはがす
- 汗や水分を拭き取る
- 汚れを落とす
- 保湿剤を塗った直後は避ける
- 傷・湿疹・赤み・かぶれがないか確認する
- 手を洗ってから貼る
貼る場所は、「清潔・乾燥・傷がない状態」が理想です。
貼る場所を確認しましょう
貼付薬は、薬によって貼る場所が決められています。
貼る場所の例
- 胸
- 背中
- 上腕
- お腹
- 腰
避けることがある場所
- 傷がある場所
- 湿疹やかぶれがある場所
- 衣類やベルトで強くこすれる場所
- 汗をかきやすい場所
- 毛が多く、貼りにくい場所
「前回ここだったから今回も同じ」とは限りません。
貼る場所は、薬ごとの説明を確認してください。
薬ごとに、事前に確認している場所に、貼ってください、とご説明しています。
正しい貼り方
貼付薬は、次の順番で貼ると、しわになりにくく、しっかり密着しやすくなります。
- フィルムをゆっくりはがす
- 薬の粘着面にできるだけ触れないようにする
- しわにならないように貼る
- 手のひらで20~30秒ほど押さえる
貼った後は、端が浮いていないか、全体がしっかり貼れているか確認しましょう。
同じ場所に貼り続けないようにしましょう
毎回同じ場所に貼ると、次のような皮膚トラブルが起こりやすくなります。
- 赤み
- かゆみ
- かぶれ
- ヒリヒリした痛み
貼り替えるときは、前回貼った場所から少しずらしましょう。
毎日貼り替える薬とは限りません。
貼り替える時間や間隔は、薬袋や説明書の指示に従ってください。
こんなときは薬剤師へ相談してください
次のような場合は、自己判断せずご相談ください。
- 皮膚が赤くなった
- かゆみや痛みがある
- 何度もはがれてしまう
- 貼る場所がわからない
- 複数枚貼ってよいかわからない
- 子どもやペットが触る心配がある
- MRI検査を受ける予定がある
- 薬を貼り忘れた、またははがれた
まとめ
貼付薬は、薬によって貼る場所や使い方が異なります。
- 薬袋や説明書を確認する
- 清潔で乾いた皮膚に貼る
- 傷や湿疹のある場所は避ける
- 同じ場所に貼り続けない
- 貼った後は手のひらでしっかり押さえる
貼る場所や使い方に迷った場合は、お気軽に薬剤師へご相談ください。




