【ひとやすみ】ヘアドネーション体験記
こんにちは、薬剤師の池田です。
時には、おくすり以外の話を、ということで、
先日、私が体験した、ヘアドネーションの話をさせてください。
◯ヘアドネーションとは?
ヘア(髪の毛)+ドネーション(寄付)を合わせた言葉で、
病気や不慮の事故などで髪の毛を失った方に、ウイッグを作り提供する活動、または、その活動に髪の毛を寄付することをいいます。
◯ドネーションまでのおもい
最近、ヘアドネーションの認知度は、非常に上がっていますよね。
私も、新型コロナをきっかけに、外出を控えているうちに髪の毛が、人生最長に伸びてきて、いつしか、「ドネーションをしよう」と思うようになりました。
・最初の頃にパーマをかけていた
・あまり綺麗な髪の毛ではない(手入れが行き届いていない枝毛たくさんなので)
・毛量が少ない
などと、ネガティブなところが気になって悩んでいました。
・31cm以上の長さがあれば、大丈夫!
・パーマ・カラーしていても、過度のダメージがある毛髪でなければ大丈夫!
(過度のダメージとは、髪の毛を両端から引っ張った時に切れるような状態)
ということを知り、それならば!と思い、少しでも役に立てれば、と決意しました。
◯ドネーションする前にしたこと
ヘアドネーション活動をしている団体を調べ、賛同サロンを調べ、予約しました。
インターネットで、「ヘアドネーション」「地域の名前」を入れると、たくさん検索に上がります。
私も、まずは、こうして調べました。
新型コロナウイルスが流行してから、美容室にいっていなかったので、マスクしたまま、行って大丈夫かな、などと、
内心、ドキドキしていました。(マスクのままでも、対応していただけました。ありがとうございました)
◯ドネーションの日にしたこと
普段より入念に、シャンプーをして、トリートメントもしました(普段から、しとくべきなんですが、そこは、ご容赦ください!w)。
で、しっかりと、ドライヤーで髪を乾かして。
◯美容室で
カット後のヘアスタイルを相談しながら、カットする長さを決めました。
いろいろと教えてもらったので、共有しますね。
・なぜ、31 cm 以上の髪の毛が必要なの?
ウィッグを作成するときに、真ん中で折り返して、15 cm の長さのウィッグを作るから
(※団体によっては作り方が違うので、折り返さない方式で作るところは、15 cm からドネーション可能です、と書いている)
・パーマ・カラーは大丈夫?
パーマ毛・カラー毛は、専用の処理をしてから、ウィッグ作成するとのこと。
発送の時に書類をつけるのですが、そこに、3年以内のパーマ・カラー歴があるか、記入欄がありました。
・一人分のウィッグを作るのに何人分の頭髪が必要?
なんと、、、25人分!必要だそうです。
いろんな長さの毛髪が混じっているので、そのようになる、とのこと。
とても面白かったです。
◯発送
カットしてもらった毛髪を持ち帰り、レターパックライトで発送。
添付する書類や送り先は、丁寧に教えてもらいました。
自分で発送するのは、気持ちを込めて送っている感じがして、すごく嬉しい気持ちでいっぱいで発送しました。
おかげで、心も頭もすっきりと、心がほんのり温かく感じました。
美容室に行く頻度が減るのは、なんとなく申し訳ないので、そこは頭髪ケアなど、考えます。
◯ヘアドネーション活動をしている法人・団体等
NPO法人 Japan Hair Donation & Charity(JHD&C)
NPO法人HERO「HAIR DONATION PROJECT」
長崎県にも賛同サロンがありました。
セルフカットの可否は団体によっても異なりますので、条件は、それぞれのページでご確認ください。
(※福岡県のページに載っていたので、名前を出しても大丈夫かなと思い、掲載しています)
P.S. 自撮りでは、画面に収まりきれないくらい、長かったです。45 cm とれました!嬉しい!