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第6回:脳卒中は時間との勝負!知っておきたいサインと対応
脳卒中は時間との勝負!知っておきたいサインと対応
こはく堂薬局|知っておきたい!循環器のはなし Vol.6

もし家族が突然こうなったら、どうしますか?
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顔の片側が下がっている
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片方の腕に力が入らない
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言葉がうまく出てこない
これは脳卒中のサインかもしれません。一刻も早い対応が、命と後遺症を左右します。

脳卒中ってなに?

脳卒中 = 脳の血管のトラブルです。大きく3つのタイプがあります。
🔴 脳梗塞(約7割)
→ 脳の血管がつまる
🔴 脳出血(約2割)
→ 脳の血管が破れる
🔴 くも膜下出血(約1割)
→ 脳の表面の血管にできたこぶ(動脈瘤)が破裂

サインは「FAST」で覚えよう!
脳卒中のサインを覚えるキーワードが「FAST」です。
Face(顔)🙂
→ 「イー」と笑って。片側が下がっていない?
Arm(腕)💪
→ 両腕を上げて。片方が下がってこない?
Speech(言葉)🗣️
→ 短い文を言って。ろれつが回っている?
Time(時間)⏰
→ ひとつでも当てはまったらすぐに119番!


なぜ時間が大切なの?
脳梗塞の場合、血管がつまると1分間に約190万個の脳の神経細胞が失われます。
治療(血栓を溶かす薬など)には時間制限があります。
→ 発症から4.5時間以内が目安
早く治療を始めるほど、後遺症が軽くなる可能性が高くなります。
「おかしい」と思ったら、迷わず119番!

脳卒中の予防、できることはたくさんある
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✅ 高血圧の管理(脳卒中の最大の危険因子)
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✅ 心房細動の治療(抗凝固薬が大切)
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✅ 糖尿病・脂質異常症のコントロール
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✅ 禁煙
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✅ 適度な運動
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✅ 減塩(1日6g未満が目標)
日頃の生活習慣が、脳を守ります。

まとめ:今日のポイント
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脳卒中 = 脳の血管がつまる or 破れる病気
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脳梗塞・脳出血・くも膜下出血の3タイプ
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サインはFAST(顔・腕・言葉・時間)で覚える
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発症したら一刻も早く119番
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最大の予防は高血圧の管理

治療を続けているあなたへ
血圧のお薬、毎日きちんと飲めていますか? それが脳卒中の予防に直結しています。「FAST」を家族にもぜひ教えてあげてください。気になることは、薬局でもご相談ください。
次回は 🫀「循環器病は予防できる病気!今日からできること」をお届けします。お楽しみに!
シリーズ「知っておきたい!循環器のはなし」
発信:こはく堂薬局(薬剤師)
参照:日本循環器協会認定「循環器病アドバイザー」 eラーニング
※ 診断・治療については、必ず医療機関にご相談ください




