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2026-06-12 10:00:00

気管支喘息とは?

気管支喘息(ぜんそく)とは?

気管支喘息は、空気の通り道である「気道」に慢性的な炎症が起こり、気道が敏感になる病気です。

敏感になった気道が、ほこり・風邪・寒暖差などの刺激を受けると、気道が狭くなり、咳や息苦しさが出やすくなります。

喘息は、症状がある時だけの病気ではありません。
症状が落ち着いている時も、気道の炎症が続いていることがあります。

主な症状

喘息の症状は、時間帯や季節、体調によって変わりやすいことが特徴です。

  • ゼーゼー、ヒューヒューする呼吸音
  • 息苦しさ
  • 咳が続く
  • 痰がからむ
  • 胸が締めつけられる感じ
  • 夜間や早朝に咳で目が覚める

特に、夜から明け方に症状が出やすい方もいます。 「風邪は治ったのに咳だけが長引く」という場合も、喘息が関係していることがあります。

なぜ症状が起こるの?

喘息の気道は、炎症によって敏感な状態になっています。 この状態を「気道過敏性」といいます。

健康な人では問題にならないような少しの刺激でも、喘息のある方では気道が反応し、気道の筋肉が縮んだり、痰が増えたりします。 その結果、空気の通り道が狭くなり、息苦しさや咳が起こります。

喘息発作のきっかけ

喘息の症状は、さまざまなきっかけで悪化することがあります。

  • ダニ・ハウスダスト
  • 花粉
  • 風邪などの感染症
  • タバコの煙
  • 寒暖差・冷たい空気
  • 気圧や天気の変化
  • 運動
  • ストレスや疲労
  • ペットの毛やフケ

どの刺激で症状が出やすいかは、人によって異なります。 自分の悪化しやすいタイミングを知ることも、喘息管理の大切な一歩です。

放置するとどうなる?

喘息は、症状がある時だけ薬を使えばよい病気ではありません。 自覚症状がない時でも、気道の炎症が続いていることがあります。

炎症を放置して発作を繰り返すと、気道の壁が厚く硬くなり、元に戻りにくくなることがあります。 これを「リモデリング」といいます。

喘息で大切なのは、発作が起きてから対処することだけではなく、
発作を起こしにくい状態を保つことです。

受診の目安

次のような症状がある場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。

  • 咳が長く続く
  • 夜間や早朝に咳で目が覚める
  • ゼーゼー、ヒューヒューする
  • 息苦しさを感じる
  • 運動すると咳や息苦しさが出る
  • 風邪の後に咳だけが残る
  • 以前より発作が増えている

強い息苦しさ、会話がつらい、横になれない、唇が紫色になる、意識がぼんやりするなどの症状がある場合は、緊急性があります。すぐに医療機関へ連絡してください。

薬剤師より

「風邪が治ったのに咳だけが続く」 「夜や朝方に咳で目が覚める」 「息苦しさを感じることがある」

このような症状は、喘息のサインかもしれません。 気になる症状がある場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。

お薬に関する不安や、吸入薬の使い方については、薬剤師へお気軽にご相談ください。

まとめ

  • 気管支喘息は、気道の慢性的な炎症による病気です。
  • 気道が敏感になり、少しの刺激で咳や息苦しさが起こります。
  • 夜間や早朝に症状が出やすいことがあります。
  • 発作を繰り返すと、気道が元に戻りにくくなることがあります。
  • 気になる症状がある場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。

喘息は、適切な治療と管理によって、日常生活を安心して送ることを目指せる病気です。
気になる症状やお薬の不安がある場合は、どうぞお気軽に薬剤師へご相談ください。