ブログ
糖尿病|Q. 食べ過ぎてしまいました。どうしたらいい?
Q. 食べ過ぎてしまいました。どうしたらいい?
外食や会食、旅行、行事などで、 「今日は食べ過ぎてしまったな」と感じることはあります。
1回の食べ過ぎだけですべてが決まるわけではありません。
食べ過ぎた分を取り返そうとして、 次の食事を抜いたり、極端に減らしたりするのではなく、 次の食事から、いつもの食事に戻すことを基本に考えましょう。
食べ過ぎたら「取り返す」より「戻す」
次の食事を抜くのではなく、
いつもの食事に戻していきましょう。
次の食事を抜かなくてもいい?
「昼にたくさん食べたから、夕食は食べない方がいいかな」 と思うかもしれません。
しかし、食べ過ぎた分を取り返すために、 次の食事を抜いたり、極端に減らしたりする必要はありません。
次の食事では、 いつもの量やバランスを意識してみましょう。
食べ過ぎと極端な食事制限を繰り返すよりも、 普段の食事を無理なく続けていくことが大切です。
食べ過ぎた分、運動した方がいい?
「食べた分を消費しなければ」と、 急に激しい運動をする必要はありません。
普段から運動をしていて、 医師から運動を止められていない方であれば、 いつもの散歩など、 無理のない範囲で普段の活動を続けるとよいでしょう。
食後の運動は、筋肉でブドウ糖が利用されることで、 食後血糖の上昇を抑えることにつながります。
「食べ過ぎたから、たくさん運動する」は避けましょう。
運動の量を急に増やすのではなく、
無理なく普段の生活に戻していくことが大切です。
血糖値が高くなったら?
いつもより多く食べれば、 食後の血糖値がいつもより高くなることがあります。
血糖自己測定や持続血糖測定(CGM)をしている方は、 高い数値を見ると不安になるかもしれません。
1回の数値だけで判断せず、 いつ、何を、どのくらい食べたかと一緒に振り返ってみましょう。
高い血糖値が続く場合や、 いつもと違う高値が繰り返される場合は、 医師や薬剤師へ相談してください。
薬を多めに飲んだ方がいい?
食べ過ぎたからといって、糖尿病の薬を自己判断で増やさないでください。
薬を多く飲むことで、 低血糖などにつながる可能性があります。
また、食事を抜いたり大きく減らしたりすると、 使用している薬によっては低血糖が起こりやすくなることがあります。
特にインスリンや一部の糖尿病治療薬を使用している方は、 食事量や薬の調整について、 あらかじめ医師や薬剤師に確認しておきましょう。
薬はいつも指示されたとおりに。
「食べたから薬を増やす」
「食べないから薬をやめる」
と自己判断で変更しないようにしましょう。
「なぜ食べ過ぎた?」を振り返るのも一つ
たまの外食や行事で食べ過ぎたのであれば、 必要以上に気にしすぎることはありません。
一方、食べ過ぎることがよくある場合には、 「我慢が足りない」と考えるのではなく、 食べ過ぎやすくなる理由を探してみましょう。
- 朝食や昼食を抜いて、とても空腹になっていなかったか
- 食事の間隔が長くなっていなかったか
- 早食いになっていなかったか
- 大皿や大袋からそのまま食べていなかったか
- お酒と一緒に食べる量が増えていなかったか
- 間食を含めて、食べる時間が長くなっていなかったか
原因がわかると、 「次は最初に取り分けておこう」 「空腹になりすぎる前に食事をとろう」など、 自分に合った工夫を見つけやすくなります。
まとめ
- 1回の食べ過ぎだけですべてが決まるわけではありません
- 次の食事を抜いたり、極端に減らしたりする必要はありません
- 「取り返す」のではなく、次の食事からいつもの食事に戻しましょう
- 食べた分を消費しようと、急に激しい運動をする必要はありません
- 糖尿病の薬を自己判断で増減しないようにしましょう
- 食べ過ぎが続く場合は、その理由を一緒に考えてみましょう
食事量や血糖値について気になることがある場合や、 「薬を使っているけれど、食べ過ぎたときはどうしたらいい?」 と迷う場合は、医師・薬剤師・管理栄養士へ相談してください。





