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2026-10-14 16:30:00

【地域の皆様・患者様むけ】 OTC 類似薬

2027年3月から、一部のお薬代の仕組みが変わります

病院や薬局で処方されるお薬のうち、 市販薬と成分や使い方が特に近い一部のお薬について、 2027年3月1日から新しい負担の仕組みが始まります。

「お薬が保険から外れるの?」 「どのくらい負担が増えるの?」 そんな疑問をわかりやすく解説します。

OTC類似薬とは?

OTC医薬品とは、薬局やドラッグストアなどで、 処方箋なしに購入できる市販薬のことです。

OTC類似薬とは、こうした市販薬と 成分や使い方が近い医療用医薬品を指します。

今回の制度では、その中でも国が指定した一部の 医療用医薬品が対象になります。

痛み・発熱 一部の解熱鎮痛薬
鼻炎・アレルギー 一部の抗アレルギー薬
便秘・痰など 一部の便秘薬・去痰薬

そのほか、湿布薬、皮膚の薬なども含まれます。 同じような症状に使うお薬が、 すべて対象になるわけではありません。

お薬が保険から外れるの?

いいえ。対象のお薬がすべて保険適用外になるわけではありません。

医師の診察を受けて対象のお薬を使用する場合、 原則としてお薬代の一部を 「特別の料金」として別に負担する仕組みです。

残りの部分については、これまでどおり 保険による給付が受けられます。

負担はどう変わる?

対象のお薬を使用する場合、 原則として薬価の4分の1相当を 「特別の料金」として負担します。

残りの4分の3に相当する部分には、 通常の自己負担割合が適用されます。

実際の負担額は、お薬の種類、量、日数、 年齢や所得に応じた自己負担割合などによって異なります。

追加の負担がかからない場合もあります

対象のお薬でも、患者さんの年齢や病気、 治療の内容などによっては、 特別の料金がかからない場合があります。

  • 18歳になった後の最初の3月31日までのお子さん
  • がんの治療や、がん治療に関連する症状に使う場合
  • 指定難病などの治療に使う場合
  • 国の公費負担医療で使う場合
  • 手術や一部の検査・処置に伴って使う場合
  • 年間を通じて症状が続き、長期間の使用が医療上必要と医師が判断した場合
  • 市販薬で認められていない病気や症状の治療に使う場合
  • 妊娠中・授乳中などに、指定された一部のお薬を使う場合
大切なポイント

追加負担が必要かどうかは、 お薬の名前だけでは決まりません。 医師が診察のうえ、病気や治療の状況などを確認して判断します。

市販薬に切り替えなければいけないの?

必ず市販薬に切り替えなければならない制度ではありません。

症状や持病、ほかのお薬との飲み合わせによっては、 医師による診察や継続的な治療が必要です。

費用だけを理由に自己判断でお薬をやめたり、 市販薬へ切り替えたりしないようにしましょう。

よくある質問

Q. 今飲んでいる薬は対象になりますか?

厚生労働省が指定した医薬品が対象です。 同じ成分でも、製品や使い方などによって取扱いが異なる場合があります。 気になる場合は薬剤師へご相談ください。

Q. 毎日飲んでいる薬も負担が増えますか?

毎日服用しているという理由だけでは決まりません。 年間を通じて症状が続き、長期使用が医療上必要と 医師が判断した場合などは、 特別の料金の対象外となることがあります。

Q. 市販薬の方が安くなりますか?

必ずしもそうとは限りません。 市販薬と医療用医薬品では、価格や内容量、 使用できる病気・症状などが異なる場合があります。 お薬を選ぶ際は、安全性も含めて比較することが大切です。

Q. 子どもにも追加負担がかかりますか?

18歳になった後の最初の3月31日までのお子さんは、 今回の特別の料金の対象外とされています。

まとめ

  • 2027年3月1日から新しい制度が始まります。
  • 一部のOTC類似薬で、特別の料金が発生します。
  • 対象のお薬がすべて保険適用外になるわけではありません。
  • 病気や治療内容などによっては、追加負担の対象外になります。

今使っているお薬が対象になるかなど、 気になることがあれば、こはく堂薬局へお気軽にご相談ください。

参考情報

厚生労働省|OTC類似薬の保険給付の在り方の見直しについて

※2026年10月時点の公表資料に基づく内容です。 制度開始までに取扱いなどが更新される場合があります。

 

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