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高血圧|Q&A
よくある質問(Q&A)
お薬について
血圧の薬を安心して続けるために、飲み忘れや副作用、市販薬との飲み合わせなど、薬局でよくあるご相談をまとめました。
Q. 血圧の薬を飲み忘れた時はどうしたらよいですか?
飲み忘れに気づくと不安になるかもしれませんが、まずは慌てずに確認しましょう。
対応は、薬の種類や1日の服用回数、次の服用時間までの間隔によって異なります。
次の服用時間まで十分に時間がある場合は、気づいた時に1回分を服用することがあります。
次の服用時間が近い場合は、飲み忘れ分は服用せず、次回分からいつも通りに戻すことがあります。
ただし、薬によって対応が異なるため、あらかじめ医師や薬剤師に確認しておくと安心です。
2回分をまとめて飲むことは避けてください。
飲み忘れが続く場合や、血圧がいつもと大きく違う場合は、薬局や医療機関へ相談しましょう。
Q. 薬は朝と夜、どちらに飲むのがよいですか?
血圧の薬を飲むタイミングは、薬の種類や体の状態、生活リズムによって異なります。
そのため、まずは処方された用法どおりに服用することが大切です。
朝に飲む薬、夜に飲む薬、1日2回飲む薬などがあり、自己判断で時間を変えると、効果や副作用に影響することがあります。
「朝は飲み忘れやすい」「夜勤がある」「トイレが近くて困る」「立ちくらみが気になる」など、生活の中で困ることがあれば、医師や薬剤師へご相談ください。
生活リズムに合わせて、飲み方を工夫できる場合があります。
Q. 血圧の薬で副作用はありますか?
血圧の薬に限らず、薬には副作用が起こる可能性があります。
ただし、すべての方に副作用が出るわけではなく、薬の種類によって起こりやすい症状も異なります。
例えば、足のむくみ、立ちくらみ、ふらつき、咳、頻尿などがみられることがあります。
「いつもと違う」と感じる症状がある時は、早めに医師や薬剤師へご相談ください。
気になる症状があっても、自己判断で中止すると血圧が上がることがあります。
薬の変更や量の調整で対応できる場合もありますので、一緒に確認していきましょう。
Q. ジェネリック医薬品に変えても大丈夫ですか?
ジェネリック医薬品は、先発医薬品と同じ有効成分を含むお薬です。
血圧の薬でも、ジェネリック医薬品に変更できるものがあります。
効果や安全性について一定の基準を満たして承認されていますが、錠剤の形、色、大きさ、添加物、飲みやすさなどが変わることがあります。
見た目が変わって不安な時や、飲みにくさ、体調の変化を感じた時は、薬剤師へご相談ください。
変更できるかどうかは、処方内容や医師の指示によって異なります。
ご希望がある場合は、薬局で一緒に確認できます。
Q. 市販の風邪薬や鼻炎薬を飲んでも大丈夫ですか?
高血圧の治療中でも使用できる市販薬はありますが、薬の種類によっては注意が必要です。
一部の風邪薬や鼻炎薬には、鼻づまりを改善する成分など、血圧や動悸に影響することがある成分が含まれている場合があります。
市販薬を購入する時は、「高血圧の治療中です」と薬剤師や登録販売者へお伝えください。
お薬手帳を提示していただくと、現在の薬との飲み合わせも確認しやすくなります。
「使ってよいか迷う」「以前に動悸や血圧上昇が気になった」などの場合も、遠慮なくご相談ください。
Q. お薬手帳はなぜ必要なのですか?
お薬手帳は、現在使っている薬を確認するための大切な記録です。
高血圧の薬は、他の病院で処方された薬、市販薬、サプリメントとの飲み合わせを確認する時に役立ちます。
また、同じような薬が重なっていないか、以前に副作用が出た薬がないかを確認する手がかりにもなります。
急な受診や災害時など、普段と違う医療機関を利用する時にも役立つことがあります。
受診や薬局利用の際には、できるだけ毎回お持ちください。
Q. 健康食品やサプリメントで血圧は下がりますか?
健康食品やサプリメントに関心を持つ方は少なくありません。
ただし、健康食品やサプリメントだけで高血圧を治療することはできません。
一部の商品には血圧への作用が期待される成分もありますが、薬の代わりになるものではなく、効果や安全性には個人差があります。
また、カリウムを多く含む製品や甘草を含む製品などは、薬との飲み合わせや体調への影響に注意が必要な場合があります。
使用している、または使用を考えている健康食品やサプリメントがあれば、医師や薬剤師へご相談ください。
治療について
薬を続ける期間や血圧の変化など、治療中に不安になりやすい点についてまとめました。
Q. 血圧の薬は一生飲み続けなければいけませんか?
必ずしも全員が一生飲み続けるとは限りません。
ただし、薬が必要かどうかは、血圧の状態だけでなく、年齢、合併症、生活習慣、これまでの経過によって異なります。
減塩、体重管理、運動習慣、節酒などで血圧が改善し、薬の量を見直せる場合もあります。
一方で、血圧の薬は、脳卒中、心筋梗塞、心不全などを予防するために継続が大切な場合もあります。
自己判断で中止すると、気づかないうちに血圧が上がることがあります。
薬を減らしたい、やめたいと思った時は、まず主治医に相談しましょう。
Q. 血圧が正常になったので薬をやめてもよいですか?
血圧が安定しているのは、とても良いことです。
ただし、薬を飲んでいることで血圧が正常範囲に保たれている場合があります。
自己判断で中止すると、気づかないうちに血圧が再び上がり、脳卒中、心筋梗塞、心不全などのリスクが高まることがあります。
薬を減らしたい、またはやめたいと思った場合は、生活習慣の改善状況や家庭血圧の記録も含めて、主治医と相談しましょう。
受診時には、家庭で測った血圧の記録を持参すると相談しやすくなります。
Q. 血圧が下がりすぎた時はどうしたらよいですか?
血圧が低めに出ると心配になることがありますが、血圧の数字だけでなく、症状があるかどうかが大切です。
めまい、立ちくらみ、ふらつき、強いだるさ、転倒しそうになる感じが続く場合は、薬の調整が必要なことがあります。
特に高齢の方では、血圧の下がりすぎが転倒につながることがあります。
自己判断で薬を中止せず、家庭血圧の記録や症状が出た時間帯をメモして、医師や薬剤師に相談してください。
症状が強い場合や、意識が遠のくような感じがある場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。
生活習慣について
食事、運動、飲酒、喫煙、睡眠など、毎日の生活の中で取り組みやすい工夫をまとめました。
Q. 運動はした方がよいですか?
高血圧の改善や予防には、無理のない範囲で体を動かすことが大切です。
ウォーキングなどの有酸素運動は、血圧管理に役立つことがあります。
まずは、今より少し歩く時間を増やす、階段を使う、こまめに体を動かすなど、続けやすいことから始めましょう。
運動は、強さよりも無理なく続けられることが大切です。
ただし、胸の痛み、息切れ、めまいがある時や、血圧がいつもよりかなり高い時は、無理に運動しないでください。
心臓病や腎臓病、足腰の痛みなどがある方は、始める前に医師へ相談しましょう。
Q. 体重を減らすと血圧は下がりますか?
体重が増えると血圧が上がりやすくなることがあります。
そのため、体重が気になる方では、無理のない範囲で体重を整えることが血圧管理に役立つ場合があります。
ただし、急な減量や極端な食事制限は体調を崩す原因になることがあります。
まずは、間食や甘い飲み物を見直す、夜遅い食事を控える、歩く時間を少し増やすなど、続けやすい工夫から始めましょう。
体重だけでなく、血圧、体調、検査値などを見ながら進めることが大切です。
糖尿病、腎臓病、心臓病などがある方は、自己判断で食事量を大きく減らさず、医師や管理栄養士へ相談してください。
Q. 血圧の薬を飲んでいるので、塩分は気にしなくてもよいですか?
「薬を飲んでいるから大丈夫」と思いたくなるかもしれません。
でも、血圧の薬を飲んでいても、塩分をとり過ぎないことはとても大切です
塩分を多くとると、体の中に水分がたまりやすくなり、血液の量が増えて血圧が上がりやすくなります。
薬で血圧を下げていても、塩分が多い食事が続くと、薬の効果が十分に発揮されにくくなることがあります。
また、減塩を続けることで血圧が安定し、将来的に薬を減らせる方もいます。
薬と減塩は、どちらか一方ではなく、両方を続けることが大切です。
「急に薄味は難しい」という方は、しょうゆやソースを少し減らす、麺類の汁を残すなど、できることから始めてみましょう。
Q. どのくらい塩分を控えればよいですか?
高血圧の予防や改善には、塩分を控えることが大切です。
ただし、急に厳しく制限しようとすると続きにくいこともあります。
まずは、汁物の汁を残す、漬物や加工食品を控えめにする、めん類のスープを飲み干さない、しょうゆやソースをかけすぎないなど、できることから始めましょう。
外食や惣菜、インスタント食品は塩分が多くなりやすいため、頻度や量を調整することも大切です。
味が物足りない時は、だし、香辛料、香味野菜、酸味などを活用すると、塩分を減らしやすくなります。
腎臓病などで食事指導を受けている方は、自己判断で極端な制限をせず、主治医や管理栄養士の指示に従いましょう。
Q. 減塩調味料は使った方がよいですか?
減塩調味料は、塩分摂取を減らすための工夫の一つです。
しょうゆ、みそ、だしなどには減塩タイプの商品があり、上手に使うことで日々の塩分を減らしやすくなります。
ただし、減塩タイプでも多く使いすぎると、結果的に塩分摂取量が増えてしまうことがあります。
「かける」より「つける」、香辛料や香味野菜、酸味を活用するなど、食事全体で塩分を減らす工夫も大切です。
また、減塩調味料の中にはカリウムを含むものがあります。腎臓病がある方や、カリウム制限を受けている方は、使用前に医師や薬剤師へ確認しましょう。
Q. コーヒーは飲んでも大丈夫ですか?
コーヒーは、適量であれば多くの場合問題ありません。
コーヒーに含まれるカフェインには、一時的に血圧を上げる作用があります。
ただし、普段から飲んでいる方では影響が小さいこともあります。
飲み過ぎる場合、エナジードリンクやカフェインを多く含む飲み物をよく飲む場合、動悸や不眠が気になる場合は注意が必要です。
気になる方は、飲んだ時と飲まない時の家庭血圧を比べてみるのも一つの方法です。
血圧が大きく変動する、動悸が続くなどの場合は、医師や薬剤師へ相談しましょう。
Q. お酒は飲んでもよいですか?
飲酒は、量が多くなると血圧を上げる原因になることがあります。
高血圧の治療中は、飲む量を控えめにし、ご自身の体調や血圧の変化を見ながら調整することが大切です。
目安として、ビール500mL(5%)には純アルコールが約20g含まれます。
日本酒1合、焼酎0.5合程度も、おおよそ同じくらいの純アルコール量に相当します。
飲酒量が多い方は、急に無理をするより、少しずつ減らすことから始めましょう。
休肝日を設ける、飲む量を記録する、ノンアルコール飲料を活用するなども方法の一つです。
お酒を飲むと血圧が上がる、動悸がする、薬との飲み合わせが心配といった場合は、医師や薬剤師へ相談してください。
Q. たばこは血圧に関係ありますか?
たばこに含まれるニコチンなどの影響で、喫煙後に血圧や心拍数が上がることがあります。
また、喫煙は血管に負担をかけ、脳卒中や心筋梗塞などのリスクにも関係します。
高血圧の治療中は、血圧の数字だけでなく、血管や心臓を守ることも大切です。
禁煙は、将来の病気を防ぐための大切な取り組みの一つです。
ただし、禁煙は気合いだけで続けるのが難しいこともあります。
禁煙補助薬や禁煙外来などを利用できる場合もありますので、禁煙を考えている方は医師や薬剤師へご相談ください。
Q. 睡眠不足やストレスで血圧は上がりますか?
睡眠不足、疲れ、ストレス、緊張などで、一時的に血圧が高くなることがあります。
忙しい日や体調がすぐれない日に血圧が高めに出ることは珍しくありません。
まずは、数日間の家庭血圧を記録して、普段の血圧と比べてみましょう。
深呼吸をする、休息をとる、睡眠時間を整える、軽く体を動かすなど、ご自身に合った方法でリラックスすることも大切です。
ただし、高い血圧が続く場合や、強い頭痛、胸の痛み、息苦しさなどの症状がある場合は、早めに医療機関へ相談してください。
不安が強い時や、血圧の記録の見方に迷う時は、薬局でも一緒に確認できます。
Q. サウナや温泉に入っても大丈夫ですか?
血圧が安定していて体調が良い時であれば、多くの方は温泉や入浴を楽しむことができます。
ただし、サウナや熱いお風呂、水風呂との急な温度差には注意が必要です。
長時間のサウナ、熱いお湯への長湯、入浴前後の脱水、飲酒後の入浴では、血圧が大きく変動することがあります。
入浴前後は水分をとり、無理をせず、立ち上がる時はゆっくり動きましょう。
体調が悪い時、血圧がいつもよりかなり高い時、めまいやふらつきがある時は、利用を控えてください。
心臓病や腎臓病などで医師から入浴・サウナについて指示を受けている方は、その指示に従いましょう。
高血圧について
家庭血圧の測り方や、血圧が高い時の対応など、日々の記録や相談に役立つ内容をまとめました。
Q. 家庭血圧は毎日測った方がよいですか?
できる範囲で、毎日測定することをおすすめします。
家庭血圧は、診察室だけでは分からない普段の血圧の状態を知るために大切です。
測定のタイミングは、朝は起床後1時間以内、夜は就寝前が目安とされることが多いです。
できるだけ同じ時間帯、同じ条件で測ると、血圧の変化を比べやすくなります。
1回だけの数字に一喜一憂するより、数日から数週間の傾向を見ることが大切です。
測定した血圧は記録して、受診時や薬局で相談する時にお見せください。
毎日測れない日があっても大丈夫です。無理のない範囲で続けていきましょう。
Q. 血圧はいつ測るのがよいですか?
家庭血圧は、朝と夜に測ることが多いです。
朝は、起床後1時間以内、トイレを済ませた後、朝食や服薬の前に測るとよいとされています。
夜は、就寝前に、できるだけ落ち着いた状態で測りましょう。
大切なのは、できるだけ同じ時間帯、同じ条件で続けることです。
測る時間が少しずれても、続けて記録することで血圧の傾向が分かりやすくなります。
測定のタイミングについて迷う場合は、主治医や薬剤師へご相談ください。
Q. 血圧を測る時に気をつけることはありますか?
血圧は、測り方やその時の状態によって変わることがあります。
できるだけ同じ条件で測ることが大切です。
測る前は、1〜2分ほど椅子に座って安静にしましょう。
会話をしながら、足を組んだまま、運動や入浴の直後、食事・喫煙・カフェイン摂取の直後は、血圧が変動しやすくなります。
腕帯(カフ)は素肌または薄手の衣服の上に巻き、腕の高さが心臓と同じくらいになるようにします。
測定値がいつもと大きく違う時は、少し休んでから測り直してみましょう。
測り方に不安がある時は、血圧計や記録をお持ちいただければ、薬局でも一緒に確認できます。
Q. 血圧が高い時、すぐに受診した方がよいですか?
血圧が高く出ると心配になりますが、1回の測定だけで判断せず、まずは少し安静にしてから測り直してみましょう。
測定前の運動、会話、緊張、寒さ、痛み、睡眠不足などでも血圧は上がることがあります。
ただし、強い頭痛、胸の痛み、息苦しさ、手足の麻痺、ろれつが回らない、意識がぼんやりするなどの症状がある場合は、早めに医療機関へ相談してください。
症状が強い場合や急に悪化した場合は、救急受診も含めて対応が必要です。
また、症状がなくても、普段よりかなり高い血圧が続く場合は、家庭血圧の記録を持って主治医や薬剤師へ相談しましょう。
「どのくらい高いと相談すべきか」は、持病や年齢、治療状況によって異なるため、あらかじめ確認しておくと安心です。
Q. 血圧の薬を飲んでいるのに高い日があります。
血圧は、薬を飲んでいても毎日同じ数字になるわけではありません。
高い日があるからといって、すぐに薬が効いていないと決めつけなくても大丈夫です。
睡眠不足、ストレス、飲酒、塩分の多い食事、体調不良、寒さ、測定前の運動や会話などでも血圧は変動します。
1回だけ高かった場合は慌てず、同じ条件で測り直したり、数日間の記録を確認したりしましょう。
高い日が続く場合は、家庭血圧の記録を持って医師や薬剤師へ相談してください。
ただし、非常に高い血圧が続く場合や、強い頭痛、胸の痛み、息苦しさ、手足の麻痺、ろれつが回らないなどの症状がある場合は、早めに医療機関へ相談してください。
Q. 家庭では低いのに、病院では血圧が高くなります。
病院や診察室で緊張して、血圧が高くなることは珍しくありません。
このような状態は、白衣高血圧と呼ばれることがあります。
一方で、病院では正常でも家庭で高い仮面高血圧という状態もあります。
そのため、診察室の血圧だけでなく、家庭血圧の記録もとても大切です。
家庭で測った血圧の記録があると、普段の血圧の状態を医師や薬剤師が確認しやすくなります。
受診時や薬局で相談する時には、家庭血圧の記録をお持ちください。
測定方法や記録のつけ方が分からない時は、薬局でも一緒に確認できます。




