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2026-10-09 12:00:00

中性脂肪が高い方の食事|がんばりすぎない食事のコツ

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中性脂肪が高い方の食事|がんばりすぎない食事のコツ

中性脂肪(TG)が高いときは、 甘い飲み物・お酒・食事全体の量を見直すことが大切です。

まずは、いつもの食事や飲み物から 「これならできそう」を1つ選んでみましょう。

「脂っこいものを食べていないのに、中性脂肪が高い」
「ご飯や甘いものは、全部やめないといけない?」

そんなふうに迷うこともあると思います。 中性脂肪は、油の多い食事だけでなく、 糖質やお酒のとりすぎ、食事全体の量にも影響されます。

今日から、どれならできそう?

甘い飲み物を、無糖に替える

まず1回、水や無糖のお茶に替えてみましょう。

お酒の量や回数を減らす

飲まない日を決め、飲む日の量も減らしてみましょう。

大盛りから、普通盛りに

主食を抜くのではなく、多く食べている分を調整しましょう。

お菓子を、小皿に出す

袋から直接食べず、食べる分だけ取り分けてみましょう。

全部を一度に変える必要はありません。 自分の生活に合いそうなものから始めましょう。

「脂を食べていないのに高い」のはなぜ?

中性脂肪は、体のエネルギー源の一つです。

食事からとる脂質だけでなく、余分な糖質などからも体内で作られます。 お酒の飲みすぎも、中性脂肪が高くなる原因になります。

揚げ物だけでなく、飲み物・お菓子・ご飯の量・飲酒も 振り返ってみましょう。

甘い飲み物をよく飲むときは?

飲み物は、気づかないうちに糖分を多くとっていることがあります。

  • 砂糖入りのコーヒー → 無糖のコーヒー
  • ジュース → 水や無糖のお茶
  • 甘い炭酸飲料 → 無糖の炭酸水

冷蔵庫や買い物かごに、無糖の飲み物を先に入れておく と、選びやすくなります。

果汁100%ジュースにも糖分が含まれます。 「砂糖不使用」という表示だけで、 たくさん飲んでよいとは限りません。

お酒は「糖質ゼロ」なら大丈夫?

糖質ゼロのお酒でも、 アルコール自体が中性脂肪を上げる原因になります。

種類を替えるだけでなく、飲む量や回数を見直すことが大切です。

  • 大きい缶から、小さい缶にする
  • 追加で買い置きしない
  • 最初から飲む量を決める
  • 飲まない日には、無糖のお茶や炭酸水を用意する

飲まない日の分を、別の日にまとめて飲まないことも大切です。 医師から禁酒を指示されている場合は、その指示を優先してください。

ご飯やパンは、食べないほうがいい?

ご飯やパンを、全部やめる必要はありません。 まずは、多く食べている分を調整する ことから考えてみましょう。

  • 大盛り → 普通盛り
  • 麺とご飯のセット → 麺と主菜・副菜の組み合わせ
  • 菓子パンだけの食事 → 甘くないパンと卵や無糖ヨーグルトなど

主食を減らす代わりに、肉や油の多い料理をたくさん食べると、 食事全体の量が増えてしまいます。

主食・主菜・副菜を組み合わせ、 極端に偏らない食事を目指しましょう。

お菓子が好きなときは?

「袋を開けると、つい全部食べてしまう」というときは、 食べる前のひと工夫がおすすめです。

  • 大袋より、小さい包装を選ぶ
  • 食べる分だけ小皿に出す
  • 残りは、目に入りにくい場所へしまう
  • 甘いお菓子に合わせる飲み物は、無糖にする

毎回我慢するより、量を決めやすい環境を作る と続けやすくなります。

果物は食べてもいい?

果物にも、ビタミンや食物繊維などが含まれます。 ただし、中性脂肪が高い方では、食べすぎに注意が必要です。

  • 大皿から食べ続けず、食べる分を取り分ける
  • ジュースやスムージーを、何杯も飲まない
  • ドライフルーツは、小皿に少量出す

適切な量は、検査値や糖尿病の有無などによって異なります。 気になる場合は、管理栄養士や医師へ相談してください。

「食生活のせい」と決めつけなくても大丈夫です

中性脂肪が高くなる理由は、食生活だけではありません。

体質や遺伝、糖尿病などの病気、一部の薬が関係することもあります。 食事を工夫しても下がらない場合は、 医療機関で原因や治療を確認することも大切です。

空腹時の中性脂肪が500mg/dL以上の場合は、 膵炎のリスクにも注意が必要です。

食事の工夫だけで様子を見ず、医療機関へ相談してください。 脂質の制限など、個別の食事指導が必要になることがあります。

今日、1つだけ選ぶなら?

□ 甘い飲み物を1回、無糖に替える

□ お酒を小さいサイズにし、追加しない

□ 飲まない日を決める

□ 大盛りではなく、普通盛りを選ぶ

□ お菓子を小皿に出す

□ 果物は食べる分だけ取り分ける

治療中の方や、食事指導を受けている方は、 その指示を優先してください。 気になることがある場合は、 医師・管理栄養士・薬剤師へご相談ください。

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参考資料

日本動脈硬化学会「健康診断で異常を言われたら?」

日本動脈硬化学会「動脈硬化性疾患の発症を予防するためには?」

日本動脈硬化学会「脂質異常症診療のQ&A」

包括的リスク管理チャート2025「二次性脂質異常症」(PDF)