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2026-06-16 14:30:00

薬を嫌がる


子どもが薬を嫌がるときは

子どもが薬を嫌がることは珍しくありません。

「薬を口に入れても吐いてしまう」
「嫌がって泣いてしまい、毎回大変」
「食べ物に混ぜていいのかわからない」

このようなお悩みは、薬局でもよく相談を受けます。 大切なのは、無理やり飲ませ続けることではありません。

まず相談

飲ませ方を工夫したり、必要に応じて薬の形を見直したりできる場合があります。

薬を嫌がる理由はいろいろあります

子どもが薬を嫌がる理由はさまざまです。

  • 苦い
  • においが気になる
  • 口に入る感じが苦手
  • 体調が悪くてそれどころではない
  • 薬の時間そのものを嫌がっている

一度つらい思いをすると、次から薬の時間を嫌がることがあります。 薬の時間が、毎回つらい時間にならないことも大切です。

無理やり続ける前に

どうしても飲んでほしいと焦ると、親子ともにつらくなってしまいます。 そんなときは、いったん落ち着いて仕切り直すことも大切です。

できること
  • ひと呼吸おく
  • 一度休憩する
  • 叱らない
  • 飲めなかった理由を探る

「なんとか1回飲ませる」より、 「次も飲める形を見つける」ことが大切です。

年齢に合わせた工夫があります

0〜1歳ごろ
  • 少量ずつ口に入れる
  • 頬の内側へ流すようにする
  • スポイトやシリンジを使う

一度に入れると、むせたり吐いたりしやすくなります。

2〜5歳ごろ
  • コップやスプーンを自分で選ばせる
  • 飲めたらしっかり褒める
  • 「どっちで飲む?」など小さな選択肢を作る

“やらされる”より、“自分で選べた”方がうまくいくことがあります。

6歳以上
  • なぜ飲むのかを説明する
  • 自分で飲む練習をする
  • 飲めた経験を積み重ねる

年齢が上がるほど、納得できると協力しやすくなることがあります。

食べ物に混ぜる前に確認しましょう

ゼリーや飲み物、食べ物に混ぜると飲みやすくなることもあります。

ただし、薬によっては注意が必要です。

注意
  • かえって苦みが強くなることがある
  • 量が多くなって飲みきれないことがある
  • 合わせる食品に注意が必要なことがある

自己判断で混ぜる前に、薬剤師へご確認ください。 お薬によって、向いている飲ませ方は異なります。

薬の形を変更できることがあります

お子さんがどうしても飲めない場合、 飲ませ方の工夫だけでなく、薬の形を変更できることがあります。

相談できる例
  • シロップに変更
  • 粉薬に変更
  • 錠剤に変更
  • 坐薬に変更

すべてのお薬で変更できるわけではありませんが、 「飲めないなら我慢して続けるしかない」とは限りません。

こんなときは早めにご相談ください

相談の目安
  • 毎回吐いてしまう
  • まったく飲めない
  • 泣いて暴れてしまい、毎回つらい
  • 飲めないことで治療に影響が出ている
  • 食べ物に混ぜてよいかわからない

薬局では、飲ませ方の工夫だけでなく、 必要に応じて医師への確認も含めて対応できることがあります。

まとめ

  • 子どもが薬を嫌がることは珍しくありません
  • 無理やり続ける前に、方法を見直しましょう
  • 年齢に合わせた飲ませ方の工夫があります
  • 食べ物に混ぜるときは確認が必要です
  • 薬の形を変更できる場合があります
  • 困ったときは薬剤師へ相談してください

「飲めない」で困ったら、ご家庭だけで抱え込まず、お気軽にご相談ください。