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2026-06-28 21:10:00

高血圧セルフケア


高血圧のセルフケア

血圧は、体調や生活習慣、緊張、寒さ、睡眠不足などで変動します。

1回の数値だけで一喜一憂しすぎず、家庭で測った血圧を記録しながら、できることから少しずつ整えていくことが大切です。

このページでは、家庭血圧の測り方と、毎日の生活の中でできるセルフケアをまとめています。

強い頭痛、胸の痛み、息苦しさ、手足の麻痺、ろれつが回らない、意識がぼんやりするなどの症状がある場合は、早めに医療機関へ相談してください。

なぜセルフケアが大切なの?

高血圧は、自覚症状が少ないことも多い一方で、血管や心臓、腎臓に少しずつ負担をかけることがあります。

血圧を適切に管理することは、将来の脳卒中、心臓病、腎臓病などのリスクを下げることにつながります。

薬が必要な方もいますが、生活習慣の見直しは薬物治療と並んで大切です。小さな工夫でも、続けることで血圧管理の助けになります。

取り組み 血圧との関係 続けるコツ
減塩 塩分のとりすぎは、血圧を上げる大きな要因の一つです。 まずは汁物、麺類、調味料、加工食品から見直しましょう。
体重管理 体重が増えると血圧が上がりやすくなります。無理のない減量が血圧改善に役立つことがあります。 急に大きく変えるより、間食や夜遅い食事を少し整えるところから始めましょう。
運動 有酸素運動を続けることは、血圧管理に役立つとされています。 ウォーキングや体操など、息が上がりすぎない運動を無理なく続けましょう。
節酒 飲酒量が多いと血圧が上がりやすくなります。 量を決める、休肝日を作るなど、続けやすい方法を選びましょう。

全部を一度に完璧にする必要はありません。まずは「これなら続けられそう」と思えることを1つ選び、家庭血圧を見ながら続けていきましょう。

家庭血圧を測るタイミング

家庭血圧は、普段の生活の中での血圧を知るために大切です。できる範囲で、同じ条件で続けることを意識しましょう。

  • :起床後1時間以内、トイレを済ませた後、朝食や服薬の前に測ることが多いです
  • :就寝前に、できるだけ落ち着いた状態で測ります
  • 座って1〜2分安静にしてから測る
  • 腕帯は心臓の高さに合わせる
  • 測った値は、日付・時間と一緒に記録する

毎日きちんと測れない日があっても大丈夫です。続けやすい方法で記録し、受診時や薬局で相談する時に見せられるようにしておきましょう。

自宅でできるセルフケア

減塩を少しずつ

塩分のとりすぎは血圧を上げる要因になります。汁物の汁を残す、調味料は「かける」より「つける」など、続けやすい工夫から始めましょう。

体重を無理なく整える

体重が増えると血圧が上がりやすくなります。急な減量ではなく、食事量や間食、夜遅い食事を見直しながら整えていきましょう。

体を動かす

ウォーキングや体操など、息が上がりすぎない運動を続けることが役立ちます。持病がある方は主治医に確認しましょう。

お酒を飲みすぎない

飲酒量が多いと血圧が上がりやすくなります。休肝日を作る、量を決めるなど、できる工夫から始めましょう。

睡眠とストレス

睡眠不足や強いストレスでも血圧は上がることがあります。生活リズムを整え、休む時間も大切にしましょう。

たばこの煙を避ける

喫煙は血管に負担をかけます。禁煙を考えている方は、薬局や医療機関で相談できます。

食事で気をつけたいこと

  • みそ汁、ラーメン、うどんなどの汁は、全部飲み干さない
  • 漬物、干物、練り物、ハム・ソーセージなどは量や頻度を意識する
  • しょうゆやソースは、最初から多くかけず、小皿に出して少量ずつ使う
  • 香辛料、酢、だし、香味野菜を使うと、塩分を減らしても味を感じやすくなります
  • 減塩調味料は便利ですが、使いすぎると塩分が増えることがあります

食塩摂取量の目標は、一般的な目標と、高血圧の方にすすめられる目標で異なることがあります。治療中の方は、主治医や管理栄養士から指示された目標を優先してください。

腎臓病などで食事指導を受けている方は、野菜・果物、カリウムを含む食品、減塩調味料の使い方について、主治医や管理栄養士の指示に従ってください。

運動を始める時のポイント

血圧管理では、ウォーキングなどの有酸素運動を無理なく続けることがすすめられます。

  • いきなり強い運動を始めず、短い時間から始める
  • 息が弾む程度で、会話ができるくらいを目安にする
  • 暑い日や寒い日は、脱水や急な温度差に注意する
  • 胸の痛み、息苦しさ、強いめまいがある時は運動を控える
  • 心臓病、腎臓病、整形外科の病気がある方は、始める前に主治医へ確認する

運動が苦手な方は、散歩、階段を少し使う、家事で体を動かすなど、日常生活の中で動く時間を増やすことからでも大丈夫です。

薬局で相談できること

  • 家庭血圧計の選び方や測り方
  • 血圧記録の見方、受診時に伝えるポイント
  • 市販のかぜ薬、鼻炎薬、痛み止めを使ってよいか
  • 健康食品、サプリメント、減塩調味料との飲み合わせ
  • 薬の飲み忘れ、副作用、飲み続ける不安

血圧の薬を飲んでいる方は、お薬手帳や家庭血圧の記録をお持ちいただくと、より具体的に確認できます。

こんな時は早めに相談を

  • 強い頭痛、胸の痛み、息苦しさ、手足の麻痺、ろれつが回らない、意識がぼんやりする
  • 家庭血圧がいつもより大きく高い状態で続いている
  • めまい、立ちくらみ、ふらつき、転びそうになる症状がある
  • 薬を飲んでから、むくみ、咳、動悸、頻尿など気になる症状がある
  • 妊娠中、または妊娠の可能性があり、血圧が高いと言われた

迷う時や心配な時は、我慢しすぎず相談してください。血圧の記録があると、相談がしやすくなります。

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参考:厚生労働省「標準的な健診・保健指導プログラム」、日本高血圧学会「高血圧管理・治療ガイドライン2025」「高血圧の10のファクト」

※このページは一般的な情報です。治療中の方は、主治医の指示に従ってください。