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2026-09-30 12:02:00

インフルエンザ|子どもの異常行動とは?

インフルエンザにかかった子どもでは、 突然走り出したり、部屋から出ようとしたりする 「異常行動」がみられることがあります。

「インフルエンザの薬の副作用なの?」 と心配になる方もいるかもしれません。

異常行動は、 抗インフルエンザ薬を使用していない場合にも報告されています。
薬を使用しているかどうかにかかわらず、 事故を防ぐための注意が大切です。

まず知っておきたいこと

インフルエンザにかかったときの異常行動は、 特定の抗インフルエンザ薬だけで起こるものではありません。

抗インフルエンザ薬を使っていない場合や、 薬の種類にかかわらず報告されています。

どんな行動がみられる?

「異常行動」といっても、 普段と少し違うという程度から、 転落などの事故につながるおそれのある行動まであります。

厚生労働省では、次のような例を挙げています。

  • 突然立ち上がって、部屋から出ようとする
  • 興奮して窓を開け、ベランダへ出ようとする
  • 突然、外へ走り出す
  • 家の外を歩き、話しかけても反応しない
  • 普段とは違うことを言い、泣きながら動き回る

こうした行動は突然起こることがあるため、 「普段は落ち着いているから大丈夫」とは限りません。

インフルエンザの薬が原因なの?

抗インフルエンザ薬を使用したあとに 異常行動が報告されていることは事実です。

一方で、 薬を使用していない場合にも、 同じような異常行動が報告されています。

また、特定の抗インフルエンザ薬だけではなく、 薬の種類にかかわらず報告されています。

そのため、 「この薬を飲まなければ異常行動は起こらない」 とは考えないことが大切です。

抗インフルエンザ薬を使用するかどうかは、 異常行動への心配だけで自己判断せず、 医師の指示に従ってください。

いつまで注意すればいい?

転落などの事故につながるおそれのある重度の異常行動は、 発熱から2日間以内に起こることが多い ことが知られています。

また、 就学以降の小児・未成年者では 男性からの報告が多いとされています。

ただし、 女の子にも起こることがあります。

少なくとも「発熱から2日間」は事故防止を

自宅で療養する場合は、 抗インフルエンザ薬を使用しているかどうかにかかわらず、 少なくとも発熱から2日間は、 転落などの事故を防ぐための対策を行いましょう。

自宅でできる事故防止

特に注意したいのが、 窓やベランダ、玄関などから外へ飛び出すことによる事故です。

事故を防ぐために
  • 玄関や窓を確実に施錠する
  • 内鍵や補助錠があれば活用する
  • できればベランダに面していない部屋で寝かせる
  • 窓に格子がある部屋があれば、その部屋を利用する
  • 一戸建てでは、可能であれば1階で寝かせる

特別な医療行為をするというより、 突然動き出しても大きな事故につながらない環境をつくっておく ことが重要です。

できるだけ一人にしない

自宅で療養するときは、 少なくとも発熱から2日間は、 子ども・未成年者を一人にしないよう配慮しましょう。

ずっと顔を見続けるという意味ではなく、 異常な行動が起きたときに事故を防げるよう、 安全な環境を整えておくことが大切です。

「異常行動」と決めつけないことも大切

インフルエンザでは、 異常行動だけでなく、 けいれんや意識障害などがみられることもあります。

こんなときは医療機関へ
  • 呼びかけへの反応がおかしい
  • 意識がはっきりしない
  • けいれんがある
  • 呼吸が苦しそう
  • 異常な状態が続いている
  • 保護者から見て「いつもと明らかに違う」状態が続く

判断に迷う場合も、 医療機関へ相談してください。

まとめ

異常行動は、薬を飲んでいなくても起こることがあります。

特定の抗インフルエンザ薬だけの問題ではありません。

少なくとも発熱から2日間は、 窓や玄関の施錠など、転落・飛び出しを防ぐ対策をしましょう。

薬について気になることがある場合は、 自己判断で中止せず、 医師・薬剤師へご相談ください。

参考情報

情報確認:2026年9月