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子どもの薬|点鼻薬
子どもの点鼻薬の使い方
鼻に入れる薬は、使い方で届き方が変わります。
嫌がるときも、無理をせず工夫して使いましょう。
点鼻薬はどんな薬?
点鼻薬は、鼻の中に薬を届ける薬です。
アレルギー性鼻炎、花粉症、鼻づまり、副鼻腔炎などの治療で使われることがあります。
鼻に直接使うことで、症状のある場所に薬を届けやすくなります。
使う前に鼻を整えましょう
鼻水が多いと、薬が流れてしまうことがあります。
点鼻薬を使う前に、軽く鼻をかむか、小さいお子さんでは鼻水をやさしく拭き取りましょう。
強く鼻をかむ必要はありません。できる範囲で、鼻の中をすっきりさせてから使いましょう。
点鼻薬の使い方
- 手を洗う
- 容器を準備する
- 顔を少し前に向ける
- ノズルを鼻に入れる
- 鼻の外側に向けるイメージで噴霧する
- 軽く吸う
ノズルは鼻の真ん中ではなく、少し外側に向けるイメージで使いましょう。
強く吸い込みすぎない
点鼻薬を使ったあとに強く吸い込みすぎると、薬がのどへ流れやすくなることがあります。
「軽く吸う」くらいで十分です。
- 勢いよく吸い込まない
- 上を向きすぎない
- 鼻の奥へ深く入れすぎない
嫌がるときの工夫
小さいお子さんは、点鼻薬を嫌がることがあります。
怖がっているときは、無理に急がず、短時間で終わるように工夫しましょう。
- 保護者がお手本を見せる
- 鏡を見ながら行う
- 「お鼻シュッで終わりだよ」と短く伝える
- 終わったらたくさんほめる
「上手にできたね」「すぐ終わったね」など、できたことをほめてあげましょう。
こんな使い方はおすすめできません
- 家族で同じ点鼻薬を使い回す
- ノズルを汚れたまま使う
- 自己判断で回数を増やす
- 長期間、自己判断で使い続ける
点鼻薬には、使う回数や期間に注意が必要なものがあります。説明された使い方を守りましょう。
使ったあとの保管
使い終わったら、ノズルの先を清潔にして、キャップをしっかり閉めましょう。
薬によって保管方法が異なることがあります。薬袋や説明書に書かれた方法を確認してください。
ご確認ください
このページでは、一般的な点鼻薬の使い方をご紹介しています。薬の種類やお子さんの年齢、症状によって使い方が異なることがあります。病院や薬局で説明を受けた場合は、その説明に従ってください。
まとめ
- 点鼻前に、鼻水を軽く取り除きましょう
- 顔は少し前に向けて使いましょう
- 鼻の外側へ向けるイメージで噴霧しましょう
- 強く吸い込みすぎないようにしましょう
- 家族で共用しないようにしましょう
- 困ったときは薬剤師へご相談ください
Q&A|混ぜてもいい?
食品に混ぜてもいい?
子どもの薬は、飲みやすくするために食品に混ぜることがあります。
ただし、薬によっては食品との相性があり、味が苦くなったり、薬の効果に影響することがあります。
混ぜてもよいか迷う場合は、薬剤師に確認してから使いましょう。
混ぜるときの基本ルール
- 少量の食品に混ぜる
- 混ぜたらすぐ飲ませる
- 作り置きしない
- 飲み残しがないようにする
- 主食やミルク全体には混ぜない
たくさんの食品に混ぜると、食べきれなかったときに薬の量が不足してしまうことがあります。
混ぜやすい食品の例
薬の味やにおいをやわらげるために、次のような食品が使われることがあります。薬が見えないように最中に挟むという方もいらっしゃいました。
- アイスクリーム
- プリン
- ヨーグルト
- ゼリー
- ジャム
- ココア
どの食品が合うかは、薬の種類や味によって異なります。薬ごとに確認することが大切です。
このような混ぜる食品のアイディアは「甘いもの」が多いので、うちの子は甘いものが苦手なので、、とお困りの保護者さんもいらっしゃいます。
甘いものが苦手なお子さんは、こちらはいかがでしょうか?
- 海苔の佃煮
- 少量のコーンスープ
注意が必要な食品
次のような食品や飲み物は、薬によっては相性がよくないことがあります。
- オレンジジュースなど酸味の強い飲み物
- スポーツドリンク
- 乳酸菌飲料
- 牛乳
- 熱い食品や飲み物
酸味のある飲み物で苦味が強くなる薬や、牛乳などで吸収に影響する薬もあります。

抗菌薬は特に注意
抗菌薬は、食品との組み合わせで味が変わりやすい薬があります。
苦味を隠すための工夫がされている薬でも、酸味のある飲み物などに混ぜると苦味が出やすくなることがあります。
抗菌薬を嫌がって飲めない場合は、自己判断で混ぜる食品を増やす前に、薬剤師へ相談してください。
服薬補助食品について
服薬補助ゼリーなどは、薬を包み込んで飲みやすくするための食品です。
薬の味やにおいを感じにくくしたり、粉薬を飲み込みやすくしたりする目的で使われます。
抗菌薬向けなど、薬に合わせたタイプもあります。
服薬補助食品は、薬の効果を高めるものではありません。薬を飲みやすくするための補助として使いましょう。
こんなときは相談を
- 何に混ぜても嫌がる
- 飲み残しが多い
- 薬を吐いてしまう
- 抗菌薬を飲んでいる
- てんかんの薬やステロイドなどを飲んでいる
- ミルクや離乳食に混ぜてよいか迷う
薬によって、混ぜてよい食品・避けた方がよい食品は異なります。困ったときは薬剤師へご相談ください。
まとめ
- 薬は食品に混ぜて飲ませることがあります
- 混ぜるときは少量にして、すぐ飲ませましょう
- 作り置きや飲み残しに注意しましょう
- 酸味の強い飲み物や牛乳は、薬によって注意が必要です
- 服薬補助ゼリーなどを使う方法もあります
- 迷ったときは薬剤師へ相談してください
Q&A|飲み忘れに気づいたら?
薬を飲み忘れたら?
飲み忘れは、どのご家庭でも起こり得ます。
慌てず、薬の種類と時間を確認しましょう。
まず確認すること
薬を飲み忘れたことに気づいたら、まず落ち着いて確認しましょう。
- 何の薬を飲み忘れたか
- 本来飲む予定だった時間
- 次に飲む予定の時間
- お子さんの体調に変化がないか
次の時間まで余裕がある場合
次の服用時間まで十分に時間がある場合は、気づいた時点で飲ませることがあります。
ただし、薬によって対応は異なります。処方時に説明された内容がある場合は、その説明を優先してください。
次の時間が近い場合
次の服用時間が近い場合は、飲み忘れた分は飛ばして、次回から通常どおり飲むことが一般的です。
- 2回分をまとめて飲ませない
- 自己判断で量を増やさない
- 家族の薬を代わりに使わない
薬の量が多くなると、副作用が出やすくなることがあります。
特に注意が必要な薬
次のような薬は、飲み忘れたときの対応に注意が必要です。
- 抗菌薬
- てんかんの薬
- ステロイドの薬
- 心臓や腎臓の病気の薬
- 毎日決まった時間に飲む必要がある薬
これらの薬を飲み忘れた場合は、自己判断せず、薬局や医療機関へ確認してください。
食事をしていない場合
「食後」と書かれている薬でも、食事をとれなかったときの対応は薬によって異なります。
食事がとれないときは、薬の効果や副作用に影響することがあります。対応に迷う場合は、薬局や医療機関へ相談してください。
吐いてしまった場合は?
薬を飲んだあとに吐いてしまった場合も、必ずしも追加で飲ませるとは限りません。
薬を飲んでからどのくらい時間が経ったか、吐いたものの中に薬が見えたかなどによって対応が変わります。
- 薬の名前
- 薬を飲んだ時間
- 吐いた時間
- 薬が吐いたものの中に見えたか
飲み忘れを防ぐ工夫
飲み忘れを減らすには、毎日の習慣と薬の時間を結びつけることが役立ちます。
- 朝ごはんのあとに飲む
- 歯みがきのあとに飲む
- 保育園や学校へ行く前に確認する
- 寝る前の準備と一緒に確認する
- カレンダーやお薬カレンダーを使う
子どもが自分で飲める年齢でも、飲んだかどうかは大人が確認しましょう。
ご確認ください
このページでは、一般的な対応をご紹介しています。お子さんの年齢、体重、病気、薬の種類によって対応が異なることがあります。かかりつけの病院や薬局で説明を受けた場合は、その説明に従ってください。
まとめ
- 飲み忘れても、2回分をまとめて飲ませないようにしましょう
- 気づいた時間と次の服用時間を確認しましょう
- 薬によって対応が異なります
- 吐いた場合は、飲んだ時間と吐いた時間を確認しましょう
- 迷ったときは薬剤師や医療機関へ相談してください
子どもの薬|坐薬
子どもの坐薬の使い方
坐薬が苦手なお子さんへ。怖がらないように、落ち着いて使いましょう。
坐薬が苦手なお子さんへ
坐薬は、おしりから入れて使う薬です。
熱を下げる薬、吐き気止め、けいれんを予防する薬などで使われることがあります。
初めて使うときは不安に感じるかもしれませんが、コツを知っておくとスムーズに使いやすくなります。
坐薬を入れる準備
まずは坐薬の包装を外し、手をきれいに洗いましょう。
- 包装の上から手で握って、表面を少し溶かす
- 先端を少し水でぬらす
- ワセリンを薄くつける
すべりが良くなり、入れやすくなることがあります。
坐薬を入れる
乳児:寝かせて、おむつ替えの要領で、足を持ちます
小児:お子さんを横向きにして、膝を軽く曲げます。
坐薬は太い方から入れ、指でゆっくり押し込みましょう。
無理に力を入れず、できるだけ短時間で行うことがポイントです。
入れた後のポイント
坐薬を入れた後は、おしりを軽く押さえます。
1〜2分ほど様子を見ると、坐薬が出にくくなります。
出てきたらどうする?
すぐ出てきた場合
坐薬の形がそのまま残っている場合は、もう一度入れられることがあります。
しばらくして出てきた場合
すでに薬が吸収されていることがあります。
対応に迷う場合は、薬局や医療機関へ相談しましょう。
こんな方法はおすすめできません
- 包装ごと入れる
- 無理やり押し込む
- 溶けた坐薬をそのまま使う
- 自己判断で半分に切る
薬によって使い方が異なります。迷う場合は薬剤師へご相談ください。
できたらたくさんほめよう
坐薬ができたら、たくさんほめてあげましょう。
- がんばったね!
- 上手だったね!
- できたね!
- すごいね!
「できた!」という経験は、お子さんの安心につながります。
このページでは、一般的な坐薬の使い方をご紹介しています。 お子さんの年齢や病気、薬の種類によって使い方が異なることがあります。 かかりつけの病院や薬局で説明を受けた場合は、その説明に従ってください。
まとめ
- 坐薬を使う前に手を洗いましょう
- 水やワセリンを使うと入れやすくなることがあります
- 入れた後はおしりを軽く押さえましょう
- 出てきた場合は状況によって対応が異なります
- 困ったときは薬剤師へご相談ください
Q&A|薬を吐いてしまったら?
薬を吐いてしまったら?
せっかく飲ませた薬を吐いてしまうと、 「もう一度飲ませた方がいいの?」と心配になりますよね。
吐きにくい工夫
乳児は、授乳後だと、お腹がいっぱいなので、薬を飲めない場合があります。また、授乳後の吐き戻しの可能性もあります。
そのため、授乳に関わらず、一定時間に飲んでください、と指示されることがあります。
まずは落ち着いて様子を確認しましょう
薬を吐いてしまった場合、吐いたタイミングによって考え方が異なります。 自己判断で追加せず、薬の名前や飲んだ時間を確認して相談しましょう。
飲んですぐ吐いた場合
薬を飲んで数分以内にほとんど全部吐いてしまった場合は、 薬が十分に吸収されていない可能性があります。
ただし、薬によって対応が異なるため、 自己判断で追加せず、まず薬局や医療機関へ相談してください。
しばらくしてから吐いた場合
薬を飲んでから30分以上たっている場合は、 すでに薬が吸収されていることがあります。
この場合は追加で飲ませないことが一般的です。
もう一度飲ませてもいい?
自己判断で追加すると、 薬を飲みすぎてしまうことがあります。
薬の名前や種類によって対応が異なりますので、 困ったときは薬局や医療機関へ相談しましょう。
- 薬の名前
- 飲んだ時間
- 吐いた時間
- どのくらい吐いたか
こんな時は受診を検討しましょう
- 何度も繰り返し吐く
- 水分も飲めない
- ぐったりしている
- 高熱が続く
- 呼吸が苦しそう
薬だけでなく、病気そのものが原因で症状が悪化している可能性もあります。 気になる場合は早めに受診しましょう。
このページでは一般的な考え方をご紹介しています。 薬によって対応が異なることがありますので、 実際には医師・薬剤師から受けた説明を優先してください。
まとめ
- 吐いたタイミングによって対応が異なります
- 自己判断で追加しないようにしましょう
- 薬の名前と時間を確認して相談しましょう
- 何度も吐く場合は受診を検討しましょう
- 困ったときは薬剤師へご相談ください
















