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2026-10-07 12:30:00

骨粗鬆症|元気に歩ける方の運動のコツ


骨粗鬆症|元気に歩ける方の運動のコツ

普段から自分で歩くことができ、 骨折や強い腰痛などがない方は、 日常生活の中で運動を取り入れることができます。

骨粗鬆症の運動では、 「歩く」「筋力を保つ」「バランスを保つ」 の3つを組み合わせることが大切です。

特別な運動をたくさんするより、 無理なく続けられる運動を少しずつ続けること を目標にしましょう。

まずはこの3つから

① 歩く
② 筋力を保つ
③ バランスを保つ

① 歩く

ウォーキング

ウォーキングは、 体重を支えながら行うため、 骨への適度な刺激につながります。

特別に長い距離を歩く必要はありません。

  • 散歩をする
  • 買い物まで歩く
  • 少し遠回りして歩く
  • 座っている時間を少し減らす

まずは、 今より少し歩く時間を増やす ところから始めましょう。

目安

運動習慣がない方は、 最初から長く歩く必要はありません。

例えば、 いつもの散歩を10分増やす など、小さな目標から始めてみましょう。

② 筋力を保つ

筋力を保つことは、 歩く力を保ち、 転倒を防ぐことにもつながります。

特別な器具がなくても、 日常生活の中で筋力を使う運動ができます。

椅子からの立ち座り

安定した椅子を使います。

  • 椅子に浅めに座る
  • ゆっくり立ち上がる
  • ゆっくり座る

最初は、 5回程度からでも構いません。 無理なくできる回数から始めましょう。

かかとの上げ下げ

机や椅子など、 すぐにつかまれる場所で行います。

  • 両足でまっすぐ立つ
  • ゆっくりかかとを上げる
  • ゆっくり元に戻す

ふくらはぎの筋肉を使い、 歩く力を保つことにつながります。

筋力トレーニングは週2〜3日程度 が一つの目安です。
毎日行わなくても構いません。

③ バランスを保つ

骨折を防ぐためには、 骨を守るだけでなく、 転ばないことも大切です。

片脚立ち

安定した机や椅子の近くで行います。

  • 机などにすぐ手が届く位置に立つ
  • 片方の足を少し床から浮かせる
  • 無理のない時間だけ姿勢を保つ
  • 反対側も同じように行う

ふらつく場合は、 手をついて行って構いません。 安全を最優先にしてください。

普段の動きも大切です

バランス能力を保つために、 特別な運動だけが必要なわけではありません。

  • 外出する
  • 買い物をする
  • 家事をする
  • 安全な場所で歩く

1週間ではどう考える?

完璧な予定を作らなくても大丈夫

例えば、

  • 歩くことは、できる日に少しずつ
  • 筋力トレーニングは週2〜3日程度
  • バランス運動も安全な範囲で取り入れる

「毎日全部やる」必要はありません。
生活の中で続けやすい形にしてみましょう。

続けるためのコツ

運動は、 続けることが大切です。

  • 買い物や散歩を運動として利用する
  • テレビを見ながら立ち座りをする
  • 歯みがきのあとにかかと上げをする
  • 疲れている日は回数を減らす
  • できなかった日があっても気にしすぎない

「運動のための時間」を作るより、 いつもの生活に少し足す方が続けやすいことがあります。

頑張りすぎなくても大丈夫です

「毎日やらないと意味がない」 「もっと歩かなければ」 と考える必要はありません。

体調は日によって違います。

できる日に、できることを少しずつ。
今より少し体を動かすところから始めましょう。

こんな方は、自己判断で始めないで

このページは、 普段から自分で歩くことができ、 大きな痛みや最近の骨折がない方向け の内容です。

次のような場合は、 運動量を増やす前に、 医師や理学療法士などへ相談してください。

  • 背骨や股関節などを骨折したことがある
  • 最近骨折した
  • 強い腰痛や背中の痛みがある
  • 歩くと強い痛みがある
  • 転倒を繰り返している
  • 運動すると胸痛や強い息切れがある
  • 強いめまい・ふらつきがある

安全に続けられる運動を選ぶことが大切です。

運動中に痛みが出たら?

軽い筋肉の疲れとは違う、 強い痛みが出た場合は無理をしないでください。

特に、 突然の強い背中・腰の痛みや、 転倒後から続く痛みがある場合は、 骨折が隠れていることもあります。

運動を中止し、 必要に応じて医療機関を受診してください。

まとめ

  • 元気に歩ける方は、「歩く・筋力・バランス」の3つを意識しましょう
  • 最初から長時間の運動をする必要はありません
  • 筋力トレーニングは週2〜3日程度が一つの目安です
  • 転倒しないよう、安全な場所で行いましょう
  • 運動を生活の中に少しずつ取り入れると続けやすくなります
  • 骨折や強い痛みがある場合は、自己判断で運動量を増やさないようにしましょう

「どの運動をしてよいか分からない」 「薬を飲み始めてからふらつく」 など気になることがあれば、 医師・薬剤師・理学療法士などへご相談ください。

関連ページ

→ 骨粗鬆症について

→ 骨粗鬆症の運動療法

→ 骨粗鬆症の薬

→ 骨粗鬆症の食事療法

参考情報

・厚生労働省 e-ヘルスネット「骨粗鬆症予防のための運動」
・厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」
・骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン