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2026-10-20 00:25:00

第5回|ワクチン接種後の体調変化と副反応

インフルエンザワクチン接種後の
体調変化と副反応

「ワクチンを受けた後に熱が出た」
「接種した腕が腫れている」
「じんましんが出たけれど、来年も接種できる?」

インフルエンザワクチン接種後の 体調変化について、 よくある4つの疑問を解説します。

副反応の多くは一時的ですが、 医療機関への相談が必要な症状もあります。

このページでわかること
🌡️
接種後の発熱と
感染症の違い
🕒
接種直後の
過ごし方
💉
腕の痛み・
腫れへの対応
🩹
じんましんと
次回の接種

接種後の体調変化についてよくある質問

Q

接種後に熱が出ました。 副反応ですか? それとも感染症ですか?

発熱した時期や症状だけで、 確実に見分けることはできません。

インフルエンザワクチンの接種後には、 発熱や頭痛、だるさなどの 副反応がみられることがあります。

注射のワクチンでは、 発熱などの全身症状が約5〜10%の方にみられ、 多くは2〜3日で改善します。

一方、 ワクチンを受けた前後に、 インフルエンザやほかの感染症に かかっている可能性もあります。

特に、咳や鼻水が強い場合、 熱が長く続く場合、 いったんよくなってから再び悪化した場合などは、 感染症も考える必要があります。

「ワクチンを受けた後だから、副反応だろう」 と決めつけないことが大切です。

症状が強い場合や長引く場合は、 医療機関へご相談ください。

鼻から接種するフルミストでは、 鼻水や鼻づまりなども副反応としてみられます。 ただし、同じ症状が感染症でも起こるため、 症状だけで区別することはできません。

Q

ワクチン接種後、 どのくらい医療機関で様子を見ればいいですか?

接種後30分間は、 急な体調の変化に注意してください。

ワクチン接種後には、 まれにアナフィラキシーという 強いアレルギー反応が起こることがあります。

アナフィラキシーは、 接種後、比較的早い時間に起こることが多いため、 厚生労働省では 接種後30分間は、 接種した医療機関内で安静にする よう案内しています。

また、注射による緊張や痛みなどがきっかけとなって、 気分が悪くなったり、 失神したりすることもあります。

接種後の待機場所や過ごし方は、 医療機関の指示に従ってください。

待機中に息苦しさ、じんましん、 強いふらつきなどが現れた場合は、 すぐに医療スタッフへ伝えてください。

Q

接種した腕が腫れたり痛んだりしたら、 冷やしてもいいですか?

はい。軽く冷やすことで、 痛みや不快感が楽になることがあります。

注射のインフルエンザワクチンでは、 接種したところの赤み、腫れ、痛みなどが 約10〜20%の方にみられます。

多くは一時的な反応で、 通常2〜3日程度で改善します。

痛みや腫れが気になる場合は、 冷たいタオルなどを使って、 無理のない範囲で軽く冷やしてもかまいません。

冷やすときのポイント

  • 保冷剤や氷を直接肌に当てないようにしましょう。
  • 接種したところを強くこすったり、 もんだりしないようにしましょう。
  • 冷やしていて痛みや不快感が増す場合は、 無理をせず中止しましょう。

腫れや痛みが強い場合、 赤みが広がっていく場合、 数日経っても改善しない場合などは、 医療機関にご相談ください。

Q

接種後にじんましんが出ました。 来年もワクチンを受けられますか?

じんましんが出たからといって、 必ず次回も接種できないとは限りません。

ただし、 じんましんがワクチンによる アレルギー反応だった可能性について、 確認が必要です。

特に、じんましんとともに、 息苦しさ、顔やのどの腫れ、 強いふらつきなどが現れた場合は、 アナフィラキシーが疑われます。

過去にワクチンによる アナフィラキシーなどの重いアレルギー反応を 起こしたことがある場合は、 接種できるワクチンの種類や 接種方法について慎重な判断が必要です。

次回の接種前に伝えてほしいこと
  • どのワクチンを受けたか
  • 接種から何分・何時間後に症状が出たか
  • じんましん以外の症状があったか
  • 医療機関でどのような治療を受けたか

接種したワクチンの名前がわかる記録や、 受診時の情報があれば、 次回の接種時に役立ちます。

次回接種の可否は、 自己判断せず医師に相談してください。

なお、現在じんましんが出ている場合は、 次回の接種を考える前に、 まず現在の症状について医療機関に相談してください。

接種後、こんな症状があるときは注意してください

接種後に次のような症状が現れた場合は、 速やかな対応が必要です。

  • 息苦しい、呼吸が苦しい
  • 顔やのどが急に腫れる
  • じんましんとともに強いふらつきや息苦しさがある
  • 意識や反応がいつもと違う
  • けいれんが続く

接種した医療機関にいる場合は、 すぐにスタッフへ伝えてください。

帰宅後に強い呼吸困難や意識障害などが現れた場合は、 119番に連絡してください。

こんなときはご相談ください
  • 発熱が続いている、または症状が悪化している
  • 接種したところの腫れや痛みが強い
  • 副反応なのか感染症なのかわからない
  • 接種後にじんましんが出た
  • 以前の副反応が心配で、次回の接種を迷っている

症状や接種したワクチンの種類などを伝えて、 医療機関へご相談ください。 薬の使用について迷う場合は、 薬剤師にもご相談ください。

まとめ

インフルエンザワクチン接種後には、 発熱、だるさ、接種したところの痛みなどが みられることがあります。

多くは一時的な反応ですが、 接種後の体調不良がすべて副反応とは限りません。

また、じんましんなどのアレルギー症状が出た場合は、 症状の内容に応じて対応し、 次回の接種についても医師に相談することが大切です。

気になる症状がある場合は、 無理をせず医療機関へご相談ください。

参考情報

※このページは一般的な情報をまとめたものです。 接種後の症状や体の状態によって 対応が異なる場合があります。

情報確認:2026年10月