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第9回:薬?手術?循環器病の治療法をざっくり知ろう
薬?手術?循環器病の治療法をざっくり知ろう
こはく堂薬局|知っておきたい!循環器のはなし Vol.9
循環器病の治療って、どんなものがあるの?
毎日飲む薬? カテーテル? 手術?
「なんだか難しそう…」と思うかもしれませんが、
今回はざっくりわかりやすくご紹介します!
治療の2本柱
循環器病の治療は大きく2つに分けられます。
💊 薬物治療
→ お薬で症状を抑えたり、病気の進行を防ぐ
🔧 非薬物治療
→ カテーテル治療、手術、ペースメーカーなど
多くの場合、薬物治療が基本になります。
主な薬の種類(ざっくり解説)
- 💊 降圧薬:血圧を下げる → 高血圧の管理
- 💊 抗凝固薬・抗血小板薬:血をサラサラにする
- 💊 利尿薬:余分な水分を出す → 心不全改善
- 💊 スタチン:コレステロール低下
⚠️ 自己判断でやめないことがとても大切!
カテーテル治療って?
手首や足の付け根の血管から 細い管(カテーテル) を入れて治療する方法です。
代表的な治療
- 🫀 ステント:血管を広げる
- 🫀 アブレーション:不整脈の原因を焼く
- 🧠 血栓回収:脳梗塞の血栓を除去
胸を開かずに治療できるのがメリットです。
手術やデバイス治療
- 🫀 バイパス手術
- 🫀 弁膜症手術
- ⚡ ペースメーカー
- ⚡ ICD
まとめ:今日のポイント
- 治療は「薬」と「非薬物」の2本柱
- 薬が基本になることが多い
- カテーテルは低侵襲
- 状態に応じて手術・デバイス治療を行う
- 薬を自己判断でやめない
治療を続けているあなたへ
「この薬って何のために飲んでるの?」
そんな疑問があれば、薬局でお気軽にご相談ください。
次回はいよいよ最終回 🫀「医療費や社会支援制度」をお届けします。
シリーズ「知っておきたい!循環器のはなし」
発信:こはく堂薬局
※ 診断・治療は医療機関へ
第8回:こんな症状、放っておいて大丈夫?受診のめやす
こんな症状、放っておいて大丈夫?受診のめやす
こはく堂薬局|知っておきたい!循環器のはなし Vol.8
最近、階段で息が切れるようになった。胸がキュッと痛くなることがある。足がむくんで靴がきつい――。
「年のせいかな…」で済ませていませんか?もしかしたら、循環器病のサインかもしれません。
今回は、注意すべき症状と受診のめやすをまとめました。
⚠️ 胸の症状
すぐに受診・119番を!
- 胸が締めつけられるように痛い(数分以上続く)
- 胸の痛みがあご・左腕・背中に広がる
- 冷や汗をともなう強い胸痛
→ 心筋梗塞の可能性
早めに受診を
歩いたり階段を上ると胸が痛む(休むと治まる)
→ 狭心症の可能性
⚠️ 息切れ・むくみの症状
早めに受診を
- 以前は平気だった動作で息が切れる
- 横になると苦しくて眠れない
- 足のむくみがとれない
- 数日で体重が急に増えた(2〜3kg)
→ 心不全のサインかもしれません
💡 毎日の体重測定が早期発見に役立ちます
⚠️ 動悸・脈の乱れ
早めに受診を
- ドキドキが突然始まって、なかなか治まらない
- 脈がバラバラに感じる
- 動悸とともにめまい・ふらつきがある
- 何もしていないのに息苦しい
→ 心房細動などの不整脈かもしれません
💡 自分で脈をとる習慣が大切です
⚠️ 脳・手足の症状
すぐに119番を!
- 顔の片側が下がる
- 片方の腕に力が入らない
- 言葉がうまく出ない・ろれつが回らない
→ 脳卒中の可能性
早めに受診を
- 歩くとふくらはぎが痛くなる(休むと治まる)
→ 末梢動脈疾患の可能性
まとめ:今日のポイント
- 胸痛+冷や汗 → すぐに119番
- 息切れ・むくみ・体重増加 → 心不全のサイン
- 動悸・脈の乱れ → 不整脈のサイン
- 顔・腕・言葉の異変 → 脳卒中、すぐに119番
- 「年のせい」で片づけず、早めの受診が大切
迷ったら、まず相談を
「こんなことで病院に行っていいのかな…」
→ 大丈夫です。気になったら、まず相談を。
遠慮せず声をかけてくださいね。
次回は 🫀「薬?手術?循環器病の治療法をざっくり知ろう」をお届けします。お楽しみに!
シリーズ「知っておきたい!循環器のはなし」
発信:こはく堂薬局(薬剤師)
参照:日本循環器協会認定「循環器病アドバイザー」 eラーニング
※ 診断・治療については、必ず医療機関にご相談ください
第7回:循環器病は「予防できる病気」!今日からできること
循環器病は「予防できる病気」!今日からできること
こはく堂薬局|知っておきたい!循環器のはなし Vol.7
ここまで6回にわたって、循環器病について学んできました。心筋梗塞、心不全、心房細動、脳卒中…どれも命に関わる病気ですが、実は「予防できる病気」でもあります。
今回は、今日からできる予防のポイントをご紹介します!

予防の大前提:動脈硬化の危険因子を減らす
循環器病の多くは「動脈硬化」が原因です。動脈硬化を進める危険因子を減らすこと = 予防。
主な危険因子は…
🩸 高血圧
🍬 糖尿病
🧈 脂質異常症(コレステロール・中性脂肪)
🚬 喫煙
⚖️ 重慶肥満
🍺 過度な飲酒
ひとつでも当てはまったら、対策を始めましょう!

① 食事で予防する
✅ 減塩:1日6g未満が目標 → みそ汁を1日1杯に、漬物を控える
✅ 野菜・果物を多めに → カリウムが塩分の排出を助ける
✅ 魚を週2回以上 → EPAやDHAが血管を守る
✅ 脂っこいもの・甘いものは控えめに
❌ 極端なダイエットはNG!バランスが大切

② 運動で予防する
✅ ウォーキングがおすすめ! → 1日30分、週5日が目安
✅ 少しの工夫でOK → エレベーターより階段、ひと駅分歩く、テレビを見ながらストレッチ
✅ 有酸素運動が血圧・血糖・コレステロールを改善
⚠️ 持病がある方は、始める前にかかりつけ医に相談を

まとめ:今日のポイント
-
循環器病は「予防できる病気」
-
カギは動脈硬化の危険因子を減らすこと
-
減塩・野菜・魚を意識した食事
-
1日30分のウォーキングで血管を元気に
-
禁煙は最大の予防(リスクが半減!)
-
持病のお薬をきちんと続けることも大切

「完璧にやる」より「ひとつでも始める」ことが大切です。
お薬の飲み方や生活習慣のことなど、気になることは薬局でも相談できます。
次回は 🫀「こんな症状、放っておいて大丈夫?受診のめやす」をお届けします。お楽しみに!
シリーズ「知っておきたい!循環器のはなし」
発信:こはく堂薬局(薬剤師)
参照:日本循環器協会認定「循環器病アドバイザー」 eラーニング
※ 診断・治療については、必ず医療機関にご相談ください
第5回:脈が乱れるってどういうこと?心房細動のキホン
脈が乱れるってどういうこと?心房細動のキホン
こはく堂薬局|知っておきたい!循環器のはなし Vol.5
急に胸がドキドキする。脈をとると、リズムがバラバラ。なんだか息苦しい、フワッとする——。
もしかしたら、それは「不整脈」のサインかもしれません。
今回は、不整脈の中でも特に注意したい「心房細動」についてお話しします。
不整脈ってなに?
不整脈 = 心臓のリズムが乱れることです。
正常な心臓は、1分間に約60〜100回規則正しいリズムで拍動しています。
不整脈には大きく3つのタイプがあります。
- ⏩ 頻脈:速すぎる(ドキドキ)
- ⏪ 徐脈:遅すぎる(フラフラ)
- 🔀 期外収縮:リズムが飛ぶ(脈がとぶ)
特に注意したい「心房細動」
心房細動とは、心臓の心房(上の部屋)が細かく震えて、 規則正しく収縮できなくなった状態です。
- 脈が不規則でバラバラになる
- 自覚症状がない人も多い(無症状型)
- 高齢になるほど増える(80歳以上では約10人に1人)
心房細動で一番怖いのは「脳梗塞」
心房が震えると、血液がよどみ、
心臓の中に血のかたまり(血栓)ができやすくなります。
この血栓が血流に乗って脳の血管をつまらせると、
脳梗塞(心原性脳塞栓症)を引き起こします。
心房細動がある人は、ない人に比べて脳梗塞のリスクが約5倍になります。
心房細動は、見つけて・治して・予防する
🔍 見つける
- 定期的な健康診断
- 自分で脈をとる習慣(手首で15秒 × 4)
- 最近はスマートウォッチでも検知できるものも
💊 治す・予防する
- 抗凝固薬(血をサラサラにする薬)で脳梗塞を予防
- 薬やカテーテル治療でリズムを整える
- 生活習慣の改善(禁酒・減量・血圧管理)
まとめ:今日のポイント
- 不整脈 = 心臓のリズムが乱れること
- 特に注意したいのは心房細動
- 心房細動があると脳梗塞リスクが約5倍
- 自覚症状がないことも多い → 脈のチェックが大切
- 抗凝固薬で脳梗塞を予防できる
治療を続けているあなたへ
抗凝固薬を続けて飲んでいる方は、予防のためにとても大切なことです。
継続していただきありがとうございます。今後も、継続をお願いします。
自覚症状が少ないと継続するのは、とても難しいことですが、 自己判断でやめないよう、お願いします。
脈をとる習慣、始めてみませんか?
手首に指をあてて15秒数えるだけです。
気になることは、薬局でもご相談ください。
次回は 🧠「脳卒中は時間との勝負!知っておきたいサインと対応」をお届けします。お楽しみに!
シリーズ「知っておきたい!循環器のはなし」
発信:こはく堂薬局(薬剤師)
参照:日本循環器協会認定「循環器病アドバイザー」 eラーニング
※ 診断・治療については、必ず医療機関にご相談ください
第4回:「心不全」ってどんな病気?
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「心不全」ってどんな病気?早めに知って、予防しよう |
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「心不全」って聞くと、
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心不全 = 心臓が頑張っても、体が必要とする血液を十分に送れない状態わかりやすく言うと… 🫀 心臓というポンプの「力」が落ちて、 全身に 酸素や栄養が行き届かなくなる こと。 心不全は「病名」というより、 さまざまな心臓の病気が進んだ先にある 「状態」 です。 |
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心不全のサイン、見逃していませんか?
こんな症状があったら、早めに受診を! |
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心不全は「4つのステージ」で進行しますステージA:リスクあり(高血圧・糖尿病など) → まだ心臓に異常なし ステージB:心臓に変化あり → 症状はまだないが、検査で異常が見つかる ステージC:心不全の症状が出ている → 息切れ・むくみなどが出現 ステージD:重症心不全 → 治療しても改善が難しい 💡 ステージAやBの段階で予防・治療することが大切! |
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いま、日本で心不全が急増しています高齢化にともない、心不全の患者数は年々増加。 これを 「心不全パンデミック」 と呼んでいます。
他人事ではなく、誰にでも起こりうる病気 です。 |
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今日のポイント
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高血圧や糖尿病のお薬、きちんと続けていますか?それが心不全の予防につながります。 気になることは、薬局でも相談できます。
次回は 🫀「脈が乱れるってどういうこと?心房細動のキホン」 お楽しみに! 参照:日本循環器協会認定「循環器病アドバイザー」eラーニング ※ 診断・治療については、必ず医療機関にご相談ください |
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【心不全ってどんな病気?🫀】
「心不全」=心臓が止まること、ではありません。
心臓のポンプ機能が弱くなって、
体に十分な血液を送れなくなった状態のこと。
息切れ、むくみ、疲れやすさ…
こんなサイン、見逃していませんか?
いま日本では心不全が急増中。
「心不全パンデミック」とも呼ばれています。
予防のカギは、生活習慣病の管理です💪
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