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第6回|一度インフルエンザにかかった人も、ワクチンは必要?
一度インフルエンザにかかった人も、
ワクチンは必要?
「今年インフルエンザにかかったけれど、来年も接種する?」
「今シーズンはもう接種しなくていい?」
「以前、ワクチンで強い副反応が出たけれど大丈夫?」
インフルエンザにかかった後のワクチン接種や、 過去に副反応があった場合の対応について、 よくある3つの疑問を解説します。
ワクチン接種
接種の必要性
次回の接種
感染後のワクチン接種についてよくある質問
今年インフルエンザにかかりました。 来年もワクチンを受けた方がいいですか?
はい。翌シーズンもワクチン接種を検討することが大切です。
インフルエンザウイルスは、 少しずつ変化しています。
そのため、今年インフルエンザにかかっていても、 来年は異なる特徴をもつウイルスが 流行する可能性があります。
また、インフルエンザにかかったことで得られた免疫も、 すべてのインフルエンザウイルスに 十分な効果があるわけではありません。
ワクチンに含まれるウイルスの種類も、 流行が予想されるウイルスに合わせて シーズンごとに見直されています。
「今年インフルエンザにかかったから、 来年はワクチンがいらない」 というわけではありません。
特に小さなお子さん、高齢者、 持病のある方などは、 インフルエンザが重症化するリスクがあるため、 毎シーズンの接種が重要です。
今シーズン、すでにインフルエンザにかかりました。 もうワクチンは必要ありませんか?
一度感染していても、 ワクチン接種を検討する意味はあります。
インフルエンザには、 A型・B型があり、 A型にもいくつかの種類があります。
同じシーズンに、 異なる種類のインフルエンザウイルスが 流行することもあります。
例えば、A型インフルエンザにかかった後に、 B型インフルエンザにかかる可能性もあります。
そのため、 一度感染したからといって、 そのシーズンのインフルエンザを すべて防げるわけではありません。
ワクチンは、感染したウイルスとは異なる種類の インフルエンザに対する予防にも役立つ可能性があります。
インフルエンザにかかっている間や、 発熱などで体調が悪いときは、 ワクチンの接種を控えます。
体調が回復してから、 接種を検討してください。
感染から一律に何週間空けなければならない、 という決まりがあるわけではありません。 接種の時期は、回復状況や流行状況などを踏まえて 医師が判断します。
「もうインフルエンザにかかったから、 今シーズンのワクチンは必要ない」 と自己判断せず、接種について相談してください。
特に、重症化するリスクが高い方や、 まだ流行が続いている時期には、 ワクチン接種を検討する価値があります。
以前、インフルエンザワクチンで 強い副反応が出ました。 次回も接種できますか?
以前どのような症状が出たかによって、 判断が異なります。
ワクチン接種後には、 接種したところの腫れや痛み、 発熱、だるさなどが起こることがあります。
こうした症状と、 アナフィラキシーなどの重いアレルギー反応では、 次回の接種に関する考え方が異なります。
特に、以前の接種後に 息苦しさ、顔やのどの腫れ、 強いふらつきや意識の変化などがあった場合は、 慎重な確認が必要です。
過去にインフルエンザワクチンや その成分によってアナフィラキシーを起こした場合、 同じワクチンを接種できないことがあります。
接種できるかどうかは、 原因となったワクチンや成分、 症状などによって判断する必要があります。
以前アナフィラキシーと診断された方は、 次回の接種前に必ず医師に伝えてください。
一方、接種したところの腫れや 一時的な発熱があったという理由だけで、 必ず次回の接種ができなくなるわけではありません。
以前の副反応について、 次の情報を医師に伝えてください。
- どのワクチンを受けたか
- 接種からどのくらい経って症状が出たか
- どのような症状が出たか
- 医療機関を受診したか、どのような治療を受けたか
接種したワクチンの記録や、 当時の診療情報がある場合は、 判断の参考になります。
以前の副反応が心配な場合は、 自己判断で接種の可否を決めず、 医師に相談してください。
- 今シーズン感染したので、接種する意味があるか迷っている
- インフルエンザから回復した後、いつ接種できるか知りたい
- 持病があり、重症化するリスクが心配
- 以前、ワクチン接種後に強い症状が出た
- 過去にワクチンでアレルギー反応を起こしたことがある
接種歴や感染した時期、 持病、過去の副反応などによって 判断が異なる場合があります。 医師へご相談ください。
一度インフルエンザにかかっていても、 別の種類のウイルスに感染する可能性があります。
また、インフルエンザウイルスは シーズンごとに変化するため、 翌シーズンもワクチン接種を検討することが大切です。
過去に感染したことや、 接種後に副反応があったことだけで、 次回の接種の必要性や可否が 一律に決まるわけではありません。
ただし、過去にアナフィラキシーなどの 重いアレルギー反応があった場合には、 接種できないワクチンもあります。
迷ったときは、 感染歴や副反応の内容を医師に伝えて ご相談ください。
参考情報
- 日本ワクチン学会 「2026-27期の季節性インフルエンザワクチンの接種に関する見解」
- 厚生労働省 「令和8年度 急性呼吸器感染症(ARI)総合対策に関するQ&A」
- 厚生労働省 「予防接種における過去の副反応と接種の判断に関する審議」
- CDC 「Who Needs a Flu Vaccine」
- CDC 「ACIP Recommendations Summary」
※このページは一般的な情報をまとめたものです。 実際の接種の可否は、 感染した時期、体調、持病、 過去の副反応などを踏まえて医師が判断します。
情報確認:2026年10月





