ブログ

2026-10-20 01:13:00

第6回|一度インフルエンザにかかった人も、ワクチンは必要?

一度インフルエンザにかかった人も、
ワクチンは必要?

「今年インフルエンザにかかったけれど、来年も接種する?」
「今シーズンはもう接種しなくていい?」
「以前、ワクチンで強い副反応が出たけれど大丈夫?」

インフルエンザにかかった後のワクチン接種や、 過去に副反応があった場合の対応について、 よくある3つの疑問を解説します。

このページでわかること
📅
感染した翌年の
ワクチン接種
💉
今シーズン中の
接種の必要性
🩹
以前の副反応と
次回の接種

感染後のワクチン接種についてよくある質問

Q

今年インフルエンザにかかりました。 来年もワクチンを受けた方がいいですか?

はい。翌シーズンもワクチン接種を検討することが大切です。

インフルエンザウイルスは、 少しずつ変化しています。

そのため、今年インフルエンザにかかっていても、 来年は異なる特徴をもつウイルスが 流行する可能性があります。

また、インフルエンザにかかったことで得られた免疫も、 すべてのインフルエンザウイルスに 十分な効果があるわけではありません。

ワクチンに含まれるウイルスの種類も、 流行が予想されるウイルスに合わせて シーズンごとに見直されています。

「今年インフルエンザにかかったから、 来年はワクチンがいらない」 というわけではありません。

特に小さなお子さん、高齢者、 持病のある方などは、 インフルエンザが重症化するリスクがあるため、 毎シーズンの接種が重要です。

Q

今シーズン、すでにインフルエンザにかかりました。 もうワクチンは必要ありませんか?

一度感染していても、 ワクチン接種を検討する意味はあります。

インフルエンザには、 A型・B型があり、 A型にもいくつかの種類があります。

同じシーズンに、 異なる種類のインフルエンザウイルスが 流行することもあります。

例えば、A型インフルエンザにかかった後に、 B型インフルエンザにかかる可能性もあります。

そのため、 一度感染したからといって、 そのシーズンのインフルエンザを すべて防げるわけではありません。

ワクチンは、感染したウイルスとは異なる種類の インフルエンザに対する予防にも役立つ可能性があります。

感染した後、いつから接種できますか?

インフルエンザにかかっている間や、 発熱などで体調が悪いときは、 ワクチンの接種を控えます。

体調が回復してから、 接種を検討してください。

感染から一律に何週間空けなければならない、 という決まりがあるわけではありません。 接種の時期は、回復状況や流行状況などを踏まえて 医師が判断します。

「もうインフルエンザにかかったから、 今シーズンのワクチンは必要ない」 と自己判断せず、接種について相談してください。

特に、重症化するリスクが高い方や、 まだ流行が続いている時期には、 ワクチン接種を検討する価値があります。

Q

以前、インフルエンザワクチンで 強い副反応が出ました。 次回も接種できますか?

以前どのような症状が出たかによって、 判断が異なります。

ワクチン接種後には、 接種したところの腫れや痛み、 発熱、だるさなどが起こることがあります。

こうした症状と、 アナフィラキシーなどの重いアレルギー反応では、 次回の接種に関する考え方が異なります。

特に、以前の接種後に 息苦しさ、顔やのどの腫れ、 強いふらつきや意識の変化などがあった場合は、 慎重な確認が必要です。

アナフィラキシーを起こしたことがある場合

過去にインフルエンザワクチンや その成分によってアナフィラキシーを起こした場合、 同じワクチンを接種できないことがあります。

接種できるかどうかは、 原因となったワクチンや成分、 症状などによって判断する必要があります。

以前アナフィラキシーと診断された方は、 次回の接種前に必ず医師に伝えてください。

一方、接種したところの腫れや 一時的な発熱があったという理由だけで、 必ず次回の接種ができなくなるわけではありません。

以前の副反応について、 次の情報を医師に伝えてください。

  • どのワクチンを受けたか
  • 接種からどのくらい経って症状が出たか
  • どのような症状が出たか
  • 医療機関を受診したか、どのような治療を受けたか

接種したワクチンの記録や、 当時の診療情報がある場合は、 判断の参考になります。

以前の副反応が心配な場合は、 自己判断で接種の可否を決めず、 医師に相談してください。

こんなときはご相談ください
  • 今シーズン感染したので、接種する意味があるか迷っている
  • インフルエンザから回復した後、いつ接種できるか知りたい
  • 持病があり、重症化するリスクが心配
  • 以前、ワクチン接種後に強い症状が出た
  • 過去にワクチンでアレルギー反応を起こしたことがある

接種歴や感染した時期、 持病、過去の副反応などによって 判断が異なる場合があります。 医師へご相談ください。

まとめ

一度インフルエンザにかかっていても、 別の種類のウイルスに感染する可能性があります。

また、インフルエンザウイルスは シーズンごとに変化するため、 翌シーズンもワクチン接種を検討することが大切です。

過去に感染したことや、 接種後に副反応があったことだけで、 次回の接種の必要性や可否が 一律に決まるわけではありません。

ただし、過去にアナフィラキシーなどの 重いアレルギー反応があった場合には、 接種できないワクチンもあります。

迷ったときは、 感染歴や副反応の内容を医師に伝えて ご相談ください。