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子どもの薬|学校
学校に薬を持って行くときは?
学校生活の中で薬が必要になることがあります。
安心して学校生活を送るために、事前の準備と相談が大切です。
目次
学校に薬を持って行くときは
お子さんが学校で薬を使う必要がある場合があります。
例えば、
- 昼に飲む薬
- 吸入薬
- 点眼薬
- エピペン®
- インスリン
などです。
薬が必要な場合は、自己判断で持たせるのではなく、事前に学校へ相談しましょう。
学校で薬を使うときの基本
学校には、それぞれルールがあります。
薬を持参する場合は、
- 担任の先生
- 養護教諭(保健室の先生)
- 学校
へ事前に相談しましょう。
- 薬の名前
- 使う時間
- 使い方
- 保管方法
- 緊急時の対応
自分で管理する場合
年齢や病状によっては、お子さん自身が薬を持ち、自分で使用することがあります。
- 昼の飲み薬
- 吸入薬
- 点眼薬
などが代表的です。
- 飲み忘れ
- 紛失
- 友達との取り違え
先生のサポートが必要な場合
小さいお子さんや医療的な配慮が必要なお子さんでは、学校のサポートが必要になることがあります。
- 保健室で管理する
- 先生が見守る
- 決まった時間に声かけを行う
対応方法は学校ごとに異なります。 事前に相談しておきましょう。
エピペン®を使っている場合
食物アレルギーなどでエピペン®を使用している場合は、入学前や新年度開始前に学校と情報共有しておくことが大切です。
- 保管場所
- 持ち歩く方法
- 使用するタイミング
- 緊急連絡先
- 救急要請の流れ
保護者・学校・主治医が連携して準備しておくことが大切です。
インスリンを使っている場合
糖尿病のお子さんでは、学校生活の中で血糖測定やインスリン注射が必要になることがあります。
- 血糖測定を行う場所
- インスリン注射を行う場所
- 保管方法
- 体育や遠足での対応
- 低血糖時の対応
- 緊急連絡先
学校・保護者・主治医が連携して準備することが大切です。
学校での服薬が難しいときは
学校生活の中では、
- 昼に薬を飲む時間がとりにくい
- 吸入や点眼が難しい
- 薬を忘れてしまう
- 周囲の目が気になる
などの理由で、薬の使用が難しいことがあります。
そのようなときは、自己判断で薬を中止せず、主治医や薬剤師へ相談しましょう。
- 朝・夕の服用へ変更できないか
- 学校で使いやすい剤形に変更できないか
- 服薬回数を減らせないか
- 学校での管理方法を工夫できないか
薬によっては、学校で使用しなくても済むように調整できる場合があります。
ご確認ください
学校ごとにルールや対応方法は異なります。 必ず学校へ確認してください。
また、エピペン®やインスリンなど緊急時の対応が必要な薬は、入学前や新年度開始前に学校と相談しておきましょう。
まとめ
- 学校へ薬を持参するときは事前に相談する
- 学校ごとにルールが異なる
- エピペン®やインスリンは特に事前準備が重要
- 緊急時の対応を学校と共有しておく
- 学校での服薬が難しい場合は医師・薬剤師へ相談する
- 困ったときは学校・主治医・薬剤師へ相談する
子どもの薬|保管
子どもの薬の保管方法
冷蔵庫に入れる?
どこに置けばいい?
薬の種類によって、適した保管方法は異なります。
薬の品質を守り、誤飲を防ぐためのポイントを紹介します。
冷蔵庫に入れた方がいいの?
薬は、すべて冷蔵庫に入れた方がよいわけではありません。
室温で保管する薬もあれば、 冷蔵庫で保管する薬もあります。
薬袋や説明書に書かれている保管方法を確認しましょう。
薬局で保管方法について説明を受けた場合は、 その指示に従ってください。
常温保存とは?
「常温保存」や「室温保存」と書かれている薬は、 冷蔵庫に入れずに保管できるものが多くあります。
ただし、薬に表示される「室温」は、 原則として1〜30℃を意味します。 家庭内でも夏場などに30℃を超えることがあるため、 温度には注意しましょう。
直射日光や高温多湿を避け、 子どもの手が届かない場所で保管します。
- 子どもが開けられない戸棚
- 鍵のかかる薬箱
- 直射日光が当たらない、温度変化の少ない場所
高い場所でも、子どもが踏み台などを使って 手を伸ばすことがあります。 保管場所には十分注意してください。
冷蔵庫で保管する薬
一部の薬は、冷蔵庫で保管するよう 指示されることがあります。
例えば、次のような薬です。
- 一部のシロップ剤
- 一部の目薬
- 使用開始前のインスリン製剤など
ただし、同じ種類の薬でも製品によって 保管方法が異なります。
冷蔵庫で保管する場合は、 薬ごとに指定された温度を守りましょう。
特に、凍らせないことが大切です。
冷気が直接当たる場所や、 冷凍庫の近くなど、凍結しやすい場所を避けてください。
インスリンなどの注射薬を持ち運ぶ場合
インスリンの持ち運びには、 専用の保管ケースも販売されています。
夏場の外出などでは、 高温から薬を守るため、 保冷機能のあるケースなどを 利用する方法があります。
- 薬に合った保管ケースを選びましょう。
- 直射日光や高温になる車内を避けましょう。
- 保冷剤を使う場合は、 薬が凍らないように注意しましょう。
保冷ケースを使っていても、 必ず適切な温度を保てるとは限りません。
使用しているインスリンの保管条件と、 ケースの使用方法を確認しましょう。
旅行や学校行事など、 長時間持ち運ぶ予定がある場合は、 薬剤師に相談しておくと安心です。
冷蔵庫に入れない方がよい薬もあります
室温保存の薬を冷蔵庫に入れると、 湿気の影響を受けたり、 薬の状態が変わったりすることがあります。
薬によっては、低温で成分が析出するなど、 品質に影響することもあります。
- 自己判断で冷蔵庫に入れない
- 凍らせない
- 車の中に置いたままにしない
- 日差しの強い窓際に置かない
粉薬は通常、室温で保管します。
冷蔵庫から出したときに 温度差で結露が生じ、 粉が固まったり品質に影響したりすることがあります。
薬局から特別な説明がない場合は、 直射日光や高温多湿を避けて保管しましょう。
夏場はどうする?
夏場は室内でも温度が高くなることがあります。
特に、車内や直射日光の当たる場所は 短時間でも高温になることがあるため、 薬を置いたままにしないようにしましょう。
保管方法がわからない場合や、 高温の場所に置いてしまった場合は、 薬局へお問い合わせください。
見た目に変化がなくても、 品質が保たれているとは限りません。
子どもの誤飲を防ぐために
薬の保管では、温度や湿気だけでなく、 子どもが誤って飲まないようにすること も大切です。
子どもは大人の行動をよく見ています。 薬をしまった場所を覚えていたり、 椅子を使って高い場所に手を伸ばしたりすることもあります。
-
鍵のかかる場所などにしまう
子どもが自分で取り出せないようにしましょう。 -
使ったらすぐ片づける
テーブルやバッグの中に放置しないようにしましょう。 -
家族全員の薬に注意する
お父さん・お母さん・祖父母の薬も確認しましょう。 -
薬をお菓子と呼ばない
薬は大人が管理するものだと伝えましょう。
自己判断で無理に吐かせないでください。
薬の名前、飲んだ可能性のある量、 時間などを確認し、 速やかに医療機関や中毒110番へ相談してください。
呼びかけへの反応が悪い、 呼吸が苦しそう、けいれんしている場合は、 すぐに119番へ連絡してください。
ご確認ください
薬によって保管方法は異なります。
病院や薬局で説明を受けた場合は、 その説明に従ってください。
また、調剤後や開封後に使用できる期間も 薬によって異なります。 残った薬を再び使う前には、 薬剤師へ確認しましょう。
まとめ
- 薬はすべて冷蔵庫に入れるわけではありません
- 薬袋や説明書の保管方法を確認しましょう
- 冷蔵保存が必要な薬もあります
- 高温・直射日光・湿気・凍結に注意しましょう
- 薬は子どもが取り出せない場所に保管しましょう
- 迷ったら薬剤師へ相談しましょう
子どもの薬|点鼻薬
子どもの点鼻薬の使い方
鼻に入れる薬は、使い方で届き方が変わります。
嫌がるときも、無理をせず工夫して使いましょう。
点鼻薬はどんな薬?
点鼻薬は、鼻の中に薬を届ける薬です。
アレルギー性鼻炎、花粉症、鼻づまり、副鼻腔炎などの治療で使われることがあります。
鼻に直接使うことで、症状のある場所に薬を届けやすくなります。
使う前に鼻を整えましょう
鼻水が多いと、薬が流れてしまうことがあります。
点鼻薬を使う前に、軽く鼻をかむか、小さいお子さんでは鼻水をやさしく拭き取りましょう。
強く鼻をかむ必要はありません。できる範囲で、鼻の中をすっきりさせてから使いましょう。
点鼻薬の使い方
- 手を洗う
- 容器を準備する
- 顔を少し前に向ける
- ノズルを鼻に入れる
- 鼻の外側に向けるイメージで噴霧する
- 軽く吸う
ノズルは鼻の真ん中ではなく、少し外側に向けるイメージで使いましょう。
強く吸い込みすぎない
点鼻薬を使ったあとに強く吸い込みすぎると、薬がのどへ流れやすくなることがあります。
「軽く吸う」くらいで十分です。
- 勢いよく吸い込まない
- 上を向きすぎない
- 鼻の奥へ深く入れすぎない
嫌がるときの工夫
小さいお子さんは、点鼻薬を嫌がることがあります。
怖がっているときは、無理に急がず、短時間で終わるように工夫しましょう。
- 保護者がお手本を見せる
- 鏡を見ながら行う
- 「お鼻シュッで終わりだよ」と短く伝える
- 終わったらたくさんほめる
「上手にできたね」「すぐ終わったね」など、できたことをほめてあげましょう。
こんな使い方はおすすめできません
- 家族で同じ点鼻薬を使い回す
- ノズルを汚れたまま使う
- 自己判断で回数を増やす
- 長期間、自己判断で使い続ける
点鼻薬には、使う回数や期間に注意が必要なものがあります。説明された使い方を守りましょう。
使ったあとの保管
使い終わったら、ノズルの先を清潔にして、キャップをしっかり閉めましょう。
薬によって保管方法が異なることがあります。薬袋や説明書に書かれた方法を確認してください。
ご確認ください
このページでは、一般的な点鼻薬の使い方をご紹介しています。薬の種類やお子さんの年齢、症状によって使い方が異なることがあります。病院や薬局で説明を受けた場合は、その説明に従ってください。
まとめ
- 点鼻前に、鼻水を軽く取り除きましょう
- 顔は少し前に向けて使いましょう
- 鼻の外側へ向けるイメージで噴霧しましょう
- 強く吸い込みすぎないようにしましょう
- 家族で共用しないようにしましょう
- 困ったときは薬剤師へご相談ください
Q&A|混ぜてもいい?
食品に混ぜてもいい?
子どもの薬は、飲みやすくするために食品に混ぜることがあります。
ただし、薬によっては食品との相性があり、味が苦くなったり、薬の効果に影響することがあります。
混ぜてもよいか迷う場合は、薬剤師に確認してから使いましょう。
混ぜるときの基本ルール
- 少量の食品に混ぜる
- 混ぜたらすぐ飲ませる
- 作り置きしない
- 飲み残しがないようにする
- 主食やミルク全体には混ぜない
たくさんの食品に混ぜると、食べきれなかったときに薬の量が不足してしまうことがあります。
混ぜやすい食品の例
薬の味やにおいをやわらげるために、次のような食品が使われることがあります。薬が見えないように最中に挟むという方もいらっしゃいました。
- アイスクリーム
- プリン
- ヨーグルト
- ゼリー
- ジャム
- ココア
どの食品が合うかは、薬の種類や味によって異なります。薬ごとに確認することが大切です。
このような混ぜる食品のアイディアは「甘いもの」が多いので、うちの子は甘いものが苦手なので、、とお困りの保護者さんもいらっしゃいます。
甘いものが苦手なお子さんは、こちらはいかがでしょうか?
- 海苔の佃煮
- 少量のコーンスープ
注意が必要な食品
次のような食品や飲み物は、薬によっては相性がよくないことがあります。
- オレンジジュースなど酸味の強い飲み物
- スポーツドリンク
- 乳酸菌飲料
- 牛乳
- 熱い食品や飲み物
酸味のある飲み物で苦味が強くなる薬や、牛乳などで吸収に影響する薬もあります。

抗菌薬は特に注意
抗菌薬は、食品との組み合わせで味が変わりやすい薬があります。
苦味を隠すための工夫がされている薬でも、酸味のある飲み物などに混ぜると苦味が出やすくなることがあります。
抗菌薬を嫌がって飲めない場合は、自己判断で混ぜる食品を増やす前に、薬剤師へ相談してください。
服薬補助食品について
服薬補助ゼリーなどは、薬を包み込んで飲みやすくするための食品です。
薬の味やにおいを感じにくくしたり、粉薬を飲み込みやすくしたりする目的で使われます。
抗菌薬向けなど、薬に合わせたタイプもあります。
服薬補助食品は、薬の効果を高めるものではありません。薬を飲みやすくするための補助として使いましょう。
こんなときは相談を
- 何に混ぜても嫌がる
- 飲み残しが多い
- 薬を吐いてしまう
- 抗菌薬を飲んでいる
- てんかんの薬やステロイドなどを飲んでいる
- ミルクや離乳食に混ぜてよいか迷う
薬によって、混ぜてよい食品・避けた方がよい食品は異なります。困ったときは薬剤師へご相談ください。
まとめ
- 薬は食品に混ぜて飲ませることがあります
- 混ぜるときは少量にして、すぐ飲ませましょう
- 作り置きや飲み残しに注意しましょう
- 酸味の強い飲み物や牛乳は、薬によって注意が必要です
- 服薬補助ゼリーなどを使う方法もあります
- 迷ったときは薬剤師へ相談してください
Q&A|飲み忘れに気づいたら?
薬を飲み忘れたら?
飲み忘れは、どのご家庭でも起こり得ます。
慌てず、薬の種類と時間を確認しましょう。
まず確認すること
薬を飲み忘れたことに気づいたら、まず落ち着いて確認しましょう。
- 何の薬を飲み忘れたか
- 本来飲む予定だった時間
- 次に飲む予定の時間
- お子さんの体調に変化がないか
次の時間まで余裕がある場合
次の服用時間まで十分に時間がある場合は、気づいた時点で飲ませることがあります。
ただし、薬によって対応は異なります。処方時に説明された内容がある場合は、その説明を優先してください。
次の時間が近い場合
次の服用時間が近い場合は、飲み忘れた分は飛ばして、次回から通常どおり飲むことが一般的です。
- 2回分をまとめて飲ませない
- 自己判断で量を増やさない
- 家族の薬を代わりに使わない
薬の量が多くなると、副作用が出やすくなることがあります。
特に注意が必要な薬
次のような薬は、飲み忘れたときの対応に注意が必要です。
- 抗菌薬
- てんかんの薬
- ステロイドの薬
- 心臓や腎臓の病気の薬
- 毎日決まった時間に飲む必要がある薬
これらの薬を飲み忘れた場合は、自己判断せず、薬局や医療機関へ確認してください。
食事をしていない場合
「食後」と書かれている薬でも、食事をとれなかったときの対応は薬によって異なります。
食事がとれないときは、薬の効果や副作用に影響することがあります。対応に迷う場合は、薬局や医療機関へ相談してください。
吐いてしまった場合は?
薬を飲んだあとに吐いてしまった場合も、必ずしも追加で飲ませるとは限りません。
薬を飲んでからどのくらい時間が経ったか、吐いたものの中に薬が見えたかなどによって対応が変わります。
- 薬の名前
- 薬を飲んだ時間
- 吐いた時間
- 薬が吐いたものの中に見えたか
飲み忘れを防ぐ工夫
飲み忘れを減らすには、毎日の習慣と薬の時間を結びつけることが役立ちます。
- 朝ごはんのあとに飲む
- 歯みがきのあとに飲む
- 保育園や学校へ行く前に確認する
- 寝る前の準備と一緒に確認する
- カレンダーやお薬カレンダーを使う
子どもが自分で飲める年齢でも、飲んだかどうかは大人が確認しましょう。
ご確認ください
このページでは、一般的な対応をご紹介しています。お子さんの年齢、体重、病気、薬の種類によって対応が異なることがあります。かかりつけの病院や薬局で説明を受けた場合は、その説明に従ってください。
まとめ
- 飲み忘れても、2回分をまとめて飲ませないようにしましょう
- 気づいた時間と次の服用時間を確認しましょう
- 薬によって対応が異なります
- 吐いた場合は、飲んだ時間と吐いた時間を確認しましょう
- 迷ったときは薬剤師や医療機関へ相談してください





















