ブログ
喘息のセルフケア
喘息のセルフケア
喘息では、薬による治療が大切ですが、日常生活の工夫も発作予防につながります。
無理のない範囲で、できることから取り入れてみましょう。
吸入薬を正しく使う
喘息治療では、吸入薬が重要です。
薬が気道まで届かなければ、十分な効果が得られないことがあります。
- 吸入方法を医師・薬剤師に確認する
- 自己判断で中止しない
- 吸入ステロイド使用後はうがいをする
禁煙する
たばこの煙は、気道に刺激を与え、喘息を悪化させる原因になります。
自分が吸うだけでなく、周囲の煙にも注意しましょう。

風邪や感染症を予防する
風邪は喘息発作のきっかけになることがあります。
日頃から体調を整え、感染症を予防しましょう。
- 手洗いをする
- 十分な睡眠をとる
- 体調が悪い時は無理をしない
- ワクチン接種について医師に相談する
ダニ・ハウスダスト対策
アレルギーが関係する喘息では、ダニやハウスダスト対策も大切です。
- 寝具を清潔に保つ
- 掃除機をこまめにかける
- 換気をする
- カーペットやぬいぐるみを減らす
適度な運動を続ける
喘息が安定していれば、適度な運動は体力維持に役立ちます。
ただし、冷たい空気や激しい運動で症状が出る方もいます。
無理をせず、主治医と相談しながら行いましょう。
十分な睡眠とストレス対策
疲労やストレスは、喘息悪化のきっかけになることがあります。
規則正しい生活を心がけ、休息をとる時間も大切にしましょう。
- 十分な睡眠をとる
- 生活リズムを整える
- リラックスする時間を作る
こんな時は受診しましょう
- 咳が長く続く
- 夜中や明け方に咳で目が覚める
- 息苦しさが強い
- 発作時の吸入薬を使う回数が増えた
- 薬を使っても症状が改善しにくい
まとめ
- 喘息では、薬による治療と日常生活の工夫が大切です。
- 吸入薬は正しい方法で使いましょう。
- たばこの煙、風邪、ダニ、ハウスダストなどは発作のきっかけになることがあります。
- 十分な睡眠やストレス対策も大切です。
- 症状が悪化した場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。
Q&A|吸入後のうがいはどのくらいしたら良いの?
吸入薬の後のうがいは、どのくらい必要?
すべての吸入薬で、うがいが必要なわけではありません。
特に吸入ステロイド薬(ICS)では、吸入後のうがいが推奨されています。
吸入した薬の一部は、気管支まで届かず、口の中やのどに残ることがあります。 そのため、吸入後に口の中をすすいで薬を洗い流すことが大切です。
ICS 以外の薬では、口に残った薬剤を唾液と共に嚥下すると、全身性副作用の原因になるため、それを防ぐために、吸入後のうがいが推奨されている場合もあります。
なぜ、うがいが必要なの?
ICS の場合、口やのどに薬が残ると、
- 声がかすれる
- のどの違和感
- 口の中にカビが増える(口腔カンジダ症)
などの副作用につながることがあります。
うがいは、口やのどに残った薬を取り除き、副作用を防ぐために行います。
どのくらいうがいをすればいいの?
吸入後できるだけ早く口をすすぐことが大切です。
少量の水を口に含み、
- ガラガラうがい
- ブクブクうがい
を行って吐き出します。
これを3回程度繰り返せば十分、残った薬剤をすすぐことができます。
研究では、うがいの時間が2秒、3秒、5秒の場合で大きな差はありませんでした。 長くうがいするよりも、吸入したら速やかに、2〜3回程度、水を変えてうがいすることが大切です。
入れ歯を使っている方へ
入れ歯(義歯)を使用している方では、薬が義歯に付着して残ることがあります。
可能であれば、
- 義歯を外してうがいをする
- 義歯も清潔に保つ
ことがおすすめです。
うがいができない場合は?
高齢者の方や小さなお子さんなど、うがいが難しい場合もあります。
そのような場合は、
- 吸入後に水を飲む
- 口をすすぐ
- 食前に吸入し、その後に食事をする
といった方法が役立ちます。
研究では、吸入後すぐに(5分以内)食事をすることで、口やのどの副作用が少なくなったことが報告されています。
まとめ
- 吸入ステロイド薬では、吸入後のうがいが大切
- 長時間うがいする必要はない
- ガラガラうがい+ブクブクうがいを3回程度
- 吸入後できるだけ早く行う
- 入れ歯を使っている方は義歯の清掃も大切
- うがいが難しい場合は、水を飲む・食事をする方法も選択肢
花粉症の薬
花粉症の薬
花粉症の治療には、飲み薬、点鼻薬、点眼薬などがあります。
症状や生活スタイルに合わせて、薬を選んでいきます。
花粉症の薬にはどんな種類がある?
花粉症では、主に次のような薬が使われます。
- 抗ヒスタミン薬:くしゃみ・鼻水・かゆみ
- 点鼻薬:鼻づまり・鼻の炎症
- 点眼薬:目のかゆみ・充血
- 舌下免疫療法:体質改善を目指す治療
抗ヒスタミン薬
花粉が体に入ると、「ヒスタミン」という物質が放出されます。
ヒスタミンは、くしゃみ・鼻水・目のかゆみなどの症状に関係しています。
抗ヒスタミン薬は、ヒスタミンの働きを抑えることで、くしゃみ・鼻水・かゆみをやわらげます。
最近よく使われる抗ヒスタミン薬は、眠気が少なくなるよう工夫されています。
ただし、眠気の出方には個人差があります。

点鼻薬
鼻づまりが強い場合には、鼻の炎症を抑える点鼻薬が使われます。
特にステロイド点鼻薬は、鼻づまりを含む鼻症状全体に使われることがあります。
点眼薬
目のかゆみや充血が強い場合には、点眼薬を使います。
飲み薬だけで十分でないときに、目薬を組み合わせることもあります。
舌下免疫療法
舌下免疫療法は、症状を一時的に抑えるだけでなく、体質改善を目指す治療です。
数年単位で続ける治療で、医師の診断と管理のもとで行います。
薬の選び方
花粉症の薬は、「強い薬」「弱い薬」というよりも、症状や体質との相性が大切です。
- くしゃみ・鼻水が中心 → 抗ヒスタミン薬
- 鼻づまりが強い → 点鼻薬を組み合わせることがあります
- 目のかゆみが強い → 点眼薬を組み合わせることがあります
よくある質問
Q. 毎日飲んでも大丈夫ですか?
症状や治療方針によります。
医師・薬剤師の指示に従って使用しましょう。
Q. 眠くなりますか?
薬によって眠気の出やすさは異なります。
運転や危険作業をする方は、事前に医師・薬剤師へ相談してください。
Q. 効かないときはどうしたらよいですか?
薬との相性があります。
別の薬に変更したり、点鼻薬や点眼薬を組み合わせたりすることで改善することがあります。
まとめ
- 花粉症の薬には、飲み薬・点鼻薬・点眼薬などがあります。
- 抗ヒスタミン薬は、くしゃみ・鼻水・かゆみに使われます。
- 鼻づまりには点鼻薬、目の症状には点眼薬を組み合わせることがあります。
- 症状や生活スタイルに合わせて薬を選ぶことが大切です。
関連ページ
花粉症の原因と対策などについてまとめています
アレルギー性鼻炎の原因と対策などについてまとめています
メニエール病|治療薬
メニエール病の治療薬について
メニエール病では、耳の奥にある「内耳」のリンパ液のバランスが崩れ、めまいや耳鳴り、聞こえにくさなどの症状が起こると考えられています。
治療では、薬によって症状を和らげたり、発作を起こりにくくしたりすることを目指します。
メニエール病ってどんな病気?
メニエール病は、次のような症状を繰り返す病気です。
- ぐるぐる回るようなめまい
- 耳鳴り
- 耳がつまった感じ
- 聞こえにくさ(難聴)
内耳の中にあるリンパ液が増えすぎることで起こる「内リンパ水腫」が関係していると考えられています。
治療薬にはどんなものがあるの?
メニエール病の薬は、大きく分けると次の2つです。
① 発作のつらさを和らげる薬
めまいや吐き気など、今つらい症状を軽くするために使います。
② 発作を起こりにくくする薬
内耳のむくみを改善し、発作の予防を目指します。
発作の時に使われる薬
発作時の症状を和らげる薬
めまい発作が起きた時には、症状を和らげるために次のような薬が使われることがあります。
- ジフェニドール
- 炭酸水素ナトリウム
- 症状に応じてベタヒスチン(メリスロン®)
これらは、めまい感やふらつきを軽くすることを目的として使用されます。
吐き気を抑える薬
めまいが強いと、吐き気や嘔吐を伴うことがあります。症状に応じて、吐き気止めが一緒に使われることがあります。
発作予防でよく使われる薬
イソソルビド(イソバイド®)
内耳にたまった余分な水分を減らし、内耳のむくみを改善する目的で使用されます。
- めまい発作の予防
- 内耳のむくみの改善
飲みにくいと感じることがあります
イソソルビドは、独特の甘さや苦味があり、「飲みにくい」と感じる方もいます。冷やして飲むなどの工夫で飲みやすくなる場合があります。困った時は薬剤師へ相談してください。
ベタヒスチン(メリスロン®)
内耳の血流や平衡機能に関係すると考えられている薬です。めまい感の改善や、発作予防の補助を目的に使われることがあります。
- めまい発作の予防
- 内耳のむくみの改善
薬だけでなく生活習慣も大切です
メニエール病では、睡眠不足・過労・ストレスなどが発作に関係すると考えられています。
- 十分な睡眠をとる
- 無理をしすぎない
- ストレスをため込みすぎない
- 適度な運動を続ける
- 水分制限を受けていない方は、こまめに水分をとる
まとめ
メニエール病では、症状や目的に応じて、イソソルビド、ベタヒスチン、抗めまい薬、吐き気止め、ステロイドなどが使われます。
薬だけでなく、睡眠・ストレス管理・生活習慣の見直しも大切です。気になる症状や薬について不安がある場合は、主治医や薬剤師へ相談してください。
関連ページ
メニエール病の症状やセルフケアについてまとめています
メニエール病|生活の中で気をつけたいこと
メニエール病のセルフケア
メニエール病では、薬による治療だけでなく、生活習慣を整えることも大切です。
症状が出にくい状態を目指して、日常生活を見直してみましょう。
① 十分な睡眠をとる
睡眠不足や疲労は、メニエール病の症状が悪化するきっかけになることがあります。
毎日できるだけ同じ時間に寝起きし、十分な休息をとるよう心がけましょう。
② ストレスをため込まない
ストレスは症状に影響することがあると考えられています。
趣味や軽い運動など、自分なりのリラックス方法を見つけておくと良いですね。
③ 軽い運動を続ける
ウォーキングなどの有酸素運動は、体調管理やストレス解消にも役立ちます。
無理のない範囲で、継続することが大切です。
④ 塩分をとりすぎない
塩分のとりすぎは、体内の水分バランスに影響する可能性があります。
濃い味付けを控え、減塩を意識した食生活を心がけましょう。
⑤ こまめな水分補給
脱水は体調不良の原因になることがあります。
一度に大量に飲むのではなく、日中にこまめな水分補給を心がけましょう。
⑥ 気圧の変化に気を配る
気圧の変化で症状が出やすいと感じる方もいます。
天気予報や気圧情報を参考にしながら、無理のない予定を立てるのも一つの方法です。
⑦ 症状日記をつけてみる
めまい・耳鳴り・睡眠時間・天候などを記録すると、症状が出やすいタイミングが分かることがあります。
受診時にも役立つことがあります。
こんな時は受診を
- めまいが強い
- 症状が長く続く
- 聞こえにくさが悪化した
- 耳鳴りが急に強くなった
症状が落ち着いていても、自己判断で薬を中止せず、医師の指示に従って治療を続けましょう。
関連ページ
メニエール病の病気と薬についてまとめています
















