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2026-05-29 15:20:00

耳管とは?


耳管(じかん)とは?

耳管(じかん)は、 中耳(鼓膜の奥)と鼻の奥をつないでいる管です。

普段は閉じていますが、 あくびや飲み込みをした時などに開き、 耳の中の圧力を調整しています。

耳管は 「耳と鼻をつなぐトンネル」 のような役割をしています。

耳管.png

 

耳管の主な役割

① 耳の圧力を調整する

飛行機やエレベーターで耳が詰まったように感じることがあります。

これは耳の中と外の気圧に差ができるためです。

耳管はその圧力差を調整する役割があります。

② 中耳の換気を行う

耳管が開くことで、 中耳に新しい空気が入ります。

耳管がうまく働かないと、 耳が詰まった感じや聞こえにくさが起こることがあります。

③ 分泌物を排出する

中耳で作られた分泌物は、 耳管を通って鼻の奥へ排出されます。

この働きが悪くなると、 中耳に液体がたまりやすくなります。

 

子どもが中耳炎になりやすい理由

子どもの耳管は、 大人より短く、 水平に近い形をしています。

そのため、 鼻の奥の細菌やウイルスが耳へ届きやすく、 中耳炎になりやすいと考えられています。

子どもは 「耳管が短い」 ↓ 「炎症が耳へ広がりやすい」 ↓ 「中耳炎になりやすい」 という特徴があります。

 

耳管の働きが悪くなると?

  • 急性中耳炎
  • 滲出性中耳炎
  • 耳のつまり感
  • 聞こえにくさ
  • 飛行機で耳が痛くなる

鼻炎や副鼻腔炎によって、 耳管の周囲が腫れることもあります。

 

耳管を守るために

  • 鼻水をすすり続けない
  • 鼻炎を放置しない
  • 副鼻腔炎を治療する
  • 正しい鼻のかみ方をする
  • 風邪を長引かせない

 

まとめ

  • 耳管は耳と鼻をつなぐ管です
  • 耳の圧力調整や換気を行っています
  • 子どもは耳管が短いため中耳炎になりやすい特徴があります
  • 耳管の働きが悪くなると中耳炎や耳のつまり感が起こります
  • 鼻の治療も耳の健康には大切です


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2026-05-29 15:00:00

鼻水はすすらないで


鼻水はすすらず、やさしくかみましょう

鼻水が出ると、 つい「すすってしまう」ことがあります。

しかし、鼻水を強くすすり続けると、 鼻の奥や耳に負担がかかることがあります。


なぜ鼻すすりに注意が必要なの?

耳と鼻は、 耳管(じかん)という管でつながっています。

鼻水を強くすすると、 鼻の奥の炎症や分泌物が耳の方へ影響し、 中耳炎や耳のつまった感じにつながることがあります。

特に、風邪・鼻炎・副鼻腔炎の時は、 鼻水をためこまず、やさしく出すことが大切です。


鼻のかみ方のポイント

  • 片方ずつかむ
  • 強くかみすぎない
  • 何回かに分けてやさしくかむ
  • かんだ後は、鼻のまわりをやさしく拭く

子どもの場合

小さなお子さんは、 うまく鼻をかめないことがあります。

その場合は、 無理に強くかませず、 鼻吸い器などを使う方法もあります。

「鼻水をすすらず、出してあげる」ことを意識しましょう。


こんな時は受診を

  • 耳が痛い
  • 聞こえにくい
  • 鼻水が長引く
  • 黄色や緑色の鼻水が続く
  • 発熱がある

まとめ

  • 鼻水は強くすすり続けないようにしましょう
  • 鼻と耳は耳管でつながっています
  • 鼻水は片方ずつ、やさしくかみましょう
  • 子どもは鼻吸い器を使う方法もあります
  • 耳の痛みや聞こえにくさがある時は受診しましょう

鼻水や中耳炎のお薬について不安がある場合は、 薬剤師へご相談ください。



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2026-05-29 14:45:00

Q&A|中耳炎の時に飛行機へ乗っても大丈夫?


Q&A|中耳炎の時に飛行機へ乗っても大丈夫?

中耳炎の種類や症状によって異なります。

飛行機に乗ると、 離陸や着陸の際に気圧が大きく変化します。

中耳炎があると、 耳の圧力を調整する働きが十分にできず、 耳の痛みや聞こえにくさが強くなることがあります。

 

なぜ耳が痛くなるの?

耳の奥(中耳)は、 耳管(じかん)という管によって鼻の奥とつながっています。

通常は耳管が開くことで、 中耳と外の気圧を同じに保っています。

風邪や中耳炎で耳管の働きが悪くなると、 気圧の変化に対応しにくくなり、 耳の痛みや耳閉感(耳がつまった感じ)が起こります。

中耳炎|飛行機.png

 

急性中耳炎の場合

急性中耳炎で、 耳の痛みや発熱がある場合は注意が必要です。

飛行機の搭乗によって、 耳の痛みが強くなることがあります。

急性中耳炎の症状が強い時は、 搭乗前に耳鼻咽喉科へ相談しましょう。

 

滲出性中耳炎の場合

滲出性中耳炎では、 鼓膜の奥に液体がたまっています。

耳管の働きが低下していることが多く、 飛行機で耳の違和感が強くなる場合があります。

聞こえにくさがある方は、 事前に主治医へ相談すると安心です。

 

飛行機に乗る時の工夫

  • あくびをする
  • ガムをかむ
  • 飴をなめる
  • こまめに飲み込む
  • 鼻炎がある場合は治療を続ける

これらは耳管が開くのを助け、 気圧調整をしやすくします。

 

耳抜きはした方がいい?

耳抜き(鼻をつまんで息を送る方法)は、 耳管が開きやすくなることがあります。

ただし、 強く行いすぎると耳に負担をかけることがあるため、 無理をしないようにしましょう。

 

まとめ

  • 中耳炎では飛行機で耳の痛みが強くなることがあります
  • 原因は耳管の働きが低下しているためです
  • 急性中耳炎で症状が強い場合は事前に相談しましょう
  • 滲出性中耳炎でも耳の違和感が強くなることがあります
  • ガムやあくびは気圧調整の助けになります

飛行機への搭乗予定がある場合は、 早めに耳鼻咽喉科へ相談しておくと安心です。



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2026-05-29 14:30:00

Q&A|中耳炎の時にプールへ入ってもいい?


Q&A|中耳炎の時にプールへ入ってもいい?

中耳炎の種類や症状によって異なります。

一律に「絶対ダメ」とは言えませんが、 耳の状態によってはプールを控えた方がよい場合があります。

自己判断せず、 主治医の指示に従うことが大切です。


急性中耳炎の場合

急性中耳炎では、 耳の中に炎症が起こっています。

耳の痛みや発熱がある間は、 無理をせず治療を優先しましょう。

耳の痛み・発熱・耳だれがある場合は、 プールを控えましょう。


滲出性中耳炎の場合

滲出性中耳炎は、 鼓膜の奥に液体がたまる病気です。

耳だれや強い炎症がなければ、 プールが許可されることもあります。

ただし、 聞こえにくさがある場合や、 治療中の場合は主治医へ確認しましょう。


鼓膜切開やチューブが入っている場合

鼓膜切開後や、 鼓膜換気チューブが入っている場合は注意が必要です。

耳の中へ水が入らないように指導されることがあります。

学校のプールや水泳教室に参加する前に、 必ず主治医へ確認しましょう。


よくある誤解

「プールの水が耳から中耳へ入って中耳炎になる」

通常は鼓膜があるため、 プールの水が直接中耳へ入ることはありません。

中耳炎の多くは、 鼻やのどの炎症が耳管を通じて中耳へ広がることで起こります。


まとめ

  • 中耳炎の種類によってプールの可否は異なります
  • 急性中耳炎で耳の痛みや発熱がある場合は控えましょう
  • 滲出性中耳炎では許可される場合もあります
  • 鼓膜切開後やチューブ留置中は注意が必要です
  • 迷った場合は主治医へ相談しましょう

お子さんの学校や園でプールが始まる前に、 心配な場合は耳鼻咽喉科へ相談しましょう。



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滲出性中耳炎の治療薬


滲出性中耳炎の治療薬

滲出性中耳炎は、 鼓膜の奥に液体(滲出液)がたまる病気です。

急性中耳炎のような強い炎症がないことも多く、 治療の目的は、 耳管の働きを改善し、 たまった液が排出されやすい状態を作ることです。

① カルボシステイン

滲出性中耳炎で最もよく使われる薬のひとつです。

「痰を出す薬」というイメージがありますが、 耳や鼻の粘膜を整える作用があります。

カルボシステインには、 耳管の働きを助け、 滲出液が排出されやすい状態へ導く効果が期待されています。


② 抗アレルギー薬

アレルギー性鼻炎がある場合には、 鼻の炎症を改善するために使用されることがあります。

鼻の通りが良くなることで、 耳管の働きが改善することがあります。


③ 点鼻薬

鼻の炎症や腫れを改善するために、 点鼻薬が使われることがあります。

特にアレルギー性鼻炎を伴う場合には、 重要な治療のひとつです。


抗菌薬は必要?

滲出性中耳炎では、 急性中耳炎のような細菌感染が主な原因ではありません。

そのため、 通常は抗菌薬が長期間必要になることはありません。


薬で改善しない場合

滲出液が長期間残る場合や、 聞こえにくさが続く場合には、 鼓膜切開や鼓膜換気チューブ留置術が検討されることがあります。

特に小児では、 聞こえにくさが言葉の発達や学習に影響することがあるため、 定期的な診察が重要です。


まとめ

  • 滲出性中耳炎では耳管の働きを改善する治療が中心です
  • カルボシステインがよく使用されます
  • アレルギー性鼻炎がある場合は鼻の治療も重要です
  • 通常は抗菌薬が中心の治療ではありません
  • 改善しない場合は鼓膜切開やチューブ留置が検討されます


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