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2026-05-29 14:20:00

急性中耳炎の治療薬


急性中耳炎の治療薬

急性中耳炎では、 症状の程度や年齢に応じて治療が行われます。

治療の目的は、 痛みを和らげること、 炎症を改善すること、 再発を防ぐことです。

① 抗菌薬

急性中耳炎の多くは、 細菌感染が関係しています。

そのため、 細菌による感染が疑われる場合には、 抗菌薬が使用されます。

よく使われる薬

  • アモキシシリン
  • クラブラン酸・アモキシシリン配合剤
  • セフェム系抗菌薬

ただし、 すべての急性中耳炎で抗菌薬が必要になるわけではありません。


② 痛み止め

急性中耳炎では、 耳の痛みが強くなることがあります。

特に夜間は痛みが強くなり、 眠れなくなることもあります。

よく使われる薬

  • アセトアミノフェン

痛みを我慢せず、 医師や薬剤師の指示に従って使用しましょう。


③ 鼻の薬

耳と鼻は耳管でつながっています。

鼻水や鼻づまりが続くと、 耳管の働きが悪くなり、 中耳炎が治りにくくなることがあります。

よく使われる薬

  • カルボシステイン
  • 抗アレルギー薬(必要時)

カルボシステインは、 鼻や耳の粘膜を整え、 耳管の働きを助ける目的で使用されます。


重症の場合

鼓膜の奥に膿がたまり、 強い痛みや発熱がある場合には、 鼓膜切開が行われることがあります。

鼓膜に小さな穴を開けて、 膿を排出する治療です。


まとめ

  • 急性中耳炎では抗菌薬が使われることがあります
  • 痛み止めは大切な治療のひとつです
  • 鼻の治療も中耳炎改善には重要です
  • カルボシステインは耳管の働きを助ける目的で使われます
  • 重症の場合は鼓膜切開が行われることがあります


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中耳炎の種類


中耳炎にはいくつか種類があります

「中耳炎」と呼ばれる病気にも、 いくつかの種類があります。

種類によって症状や治療法が異なるため、 まずはどのタイプの中耳炎かを知ることが大切です。

急性中耳炎
細菌やウイルスによる急な炎症
滲出性中耳炎
鼓膜の奥に液体がたまる病気
その他の中耳炎
慢性中耳炎・真珠腫性中耳炎など

急性中耳炎

風邪などをきっかけに、 鼻の奥の細菌やウイルスが耳管を通って中耳へ入り、 急激な炎症を起こす病気です。

  • 耳の痛み
  • 発熱
  • 耳だれ
  • 機嫌が悪い(小児)

治療では、 痛み止めや抗菌薬が使用されることがあります。


滲出性中耳炎

鼓膜の奥に液体(滲出液)がたまる病気です。

急性中耳炎のあとに起こることや、 鼻炎・副鼻腔炎によって耳管の働きが悪くなることで起こります。

  • 聞こえにくい
  • 耳がつまった感じ
  • テレビの音を大きくする
  • 呼びかけに反応しにくい

痛みや発熱がないことも多く、 気づかれにくい病気です。

鼻の治療や経過観察が中心となります。


その他の中耳炎

慢性中耳炎

鼓膜に穴が開いた状態が続き、 耳だれや難聴を繰り返す病気です。

真珠腫性中耳炎

鼓膜の一部が奥へ入り込み、 周囲の骨を壊しながら進行する病気です。

放置すると難聴やめまい、 顔面神経麻痺などにつながることがあるため、 手術が必要になることがあります。



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Q&A|中耳炎で抗菌薬が出ないこともあるのですか?

Q&A|中耳炎で抗菌薬は必ず必要ですか?

いいえ。 中耳炎だからといって、必ずしも抗菌薬が必要になるわけではありません。

中耳炎の原因や症状の程度、年齢によって治療方針は異なります。


なぜ抗菌薬を使うの?

急性中耳炎の多くは、 風邪などをきっかけに細菌が中耳で増殖して起こります。

抗菌薬は、 その細菌を減らし、 炎症を改善するために使用されます。


抗菌薬を使わないこともあります

軽症の場合には、 体が持つ自然な治癒力で改善することがあります。

経過観察が選択されることがある例

  • 症状が軽い
  • 発熱がない、または軽い
  • 耳の痛みが強くない
  • 全身状態が良い

このような場合は、 痛み止めなどで様子をみながら経過観察となることがあります。


痛み止めも大切な治療です

中耳炎では、 耳の痛みが強くなることがあります。

そのため、 アセトアミノフェンなどの痛み止めが使われることがあります。

特に小さなお子さんでは、 痛みを和らげることも大切な治療のひとつです。


抗菌薬を飲むことになったら

  • 自己判断で中止しない
  • 決められた日数を守る
  • 飲み忘れに注意する
  • 下痢や発疹など気になる症状があれば相談する

症状が良くなったように見えても、 医師の指示なく中止しないようにしましょう。


まとめ

  • 中耳炎で必ず抗菌薬が必要になるわけではありません
  • 症状の程度や年齢によって治療方針が異なります
  • 軽症では経過観察となることがあります
  • 痛み止めも大切な治療です
  • 抗菌薬が処方された場合は指示通り服用しましょう

治療について不安なことがあれば、 医師や薬剤師へご相談ください。



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Q&A|綿棒で耳掃除してもいい?


Q&A|綿棒で耳掃除してもいい?

「耳かきは危ないから、綿棒なら大丈夫ですよね?」

薬局でもよく聞かれる質問です。

確かに綿棒は柔らかいため安全そうに見えますが、 実は使い方によっては耳のトラブルの原因になることがあります。

 

綿棒で耳あかを奥へ押し込んでしまうことがあります

耳の中は筒状になっています。

綿棒を奥まで入れると、 耳あかを取るつもりが、 反対に耳の奥へ押し込んでしまうことがあります。

綿棒で押し込まれた耳あかが固まると、 耳栓のようになり、 聞こえにくさや耳閉感の原因になることがあります。

 

耳の皮膚を傷つけることがあります

耳の皮膚はとても薄く、 体の中でもデリケートな場所です。

綿棒でこすり続けることで、 小さな傷ができることがあります。

その傷から細菌が入り、 外耳炎の原因になることもあります。

 

かゆみを悪化させることもあります

耳がかゆいと、 つい綿棒で触りたくなります。

しかし、 綿棒で刺激すると一時的には気持ちよく感じても、 皮膚が傷ついてさらにかゆみが強くなることがあります。

「かゆいから綿棒で触る」
→「皮膚が傷つく」
→「さらにかゆくなる」

この悪循環で外耳炎になる方も少なくありません。

外耳炎|悪循環.png 

 

綿棒を使うならここまで

綿棒を使う場合は、 耳の入り口付近を軽く拭く程度にしましょう。

耳の奥まで入れる必要はありません。

綿棒は使わずに、入浴後に耳の入り口についた水分を、タオルで拭く程度で十分です。

外耳炎|綿棒.png

 

まとめ

  • 綿棒だから安全とは限りません
  • 耳あかを奥へ押し込んでしまうことがあります
  • 耳の皮膚を傷つけることがあります
  • 外耳炎の原因になることがあります
  • 耳の入り口を軽く拭く程度がおすすめです
  • 自分では耳掃除をせずに、定期的に耳鼻科を受診しても良いでしょう

耳の痛みやかゆみ、 聞こえにくさが続く場合は、 耳鼻咽喉科へ相談しましょう。

 

 

 

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Q&A|耳かきは毎日した方がいい?


Q&A|耳かきは毎日した方がいい?

いいえ。 毎日の耳かきはおすすめされていません。

耳の中の皮膚はとても薄く、 耳かきを繰り返すことで小さな傷ができることがあります。

その傷から細菌が入り、 外耳炎の原因になることもあります。


耳あかは自然に外へ出てきます

耳あかは汚れのように見えますが、 実は耳を守る役割があります。

  • 耳の皮膚を保護する
  • 細菌や異物の侵入を防ぐ
  • 耳の中を乾燥から守る

また、 耳の皮膚には少しずつ外へ移動する働きがあり、 耳あかの多くは自然に排出されます。


耳かきのしすぎで起こること

  • 耳の中に傷がつく
  • 外耳炎になる
  • かゆみが強くなる
  • 耳あかを奥へ押し込んでしまう
  • 耳あかが固まって詰まる

「かゆいから耳かきをする」→「傷ができる」→「さらにかゆくなる」 という悪循環になることもあります。


耳かきはどのくらいの頻度がいい?

個人差はありますが、 一般的には月に1〜2回程度でも十分とされています。

耳の入り口付近に見える耳あかを、 やさしく取り除く程度で十分です。

奥まで掃除しようとする必要はありません。


綿棒は使った方がいい?

綿棒も使いすぎると、 耳あかを奥へ押し込んでしまうことがあります。

耳の入り口付近を軽く拭く程度にしましょう。


まとめ

  • 耳かきは毎日行う必要はありません
  • 耳あかには耳を守る役割があります
  • 耳かきのしすぎは外耳炎の原因になります
  • 月1〜2回程度でも十分な場合が多いです
  • 耳の奥まで掃除しようとしないことが大切です

耳の痛みやかゆみが続く場合は、 耳鼻咽喉科へ相談しましょう。


 

 

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