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糖尿病だから、ご飯は食べてはいけない?
糖尿病だから、ご飯は食べてはいけない?
「糖尿病と診断されたから、ご飯をやめた方がいいですか?」 という質問を受けることがあります。
しかし、糖尿病の食事で大切なのは、単に食べる量を減らしたり、ご飯をやめたりすることではありません。
無理な制限ではなく、食事の内容や食べ方を整えることが大切です。
糖尿病の食事は特別な食事ではありません
糖尿病の食事というと、
- ご飯は食べてはいけない
- 甘いものは一切禁止
- 好きなものは食べられない
というイメージを持つ方もいます。
しかし実際には、糖尿病の食事は家族みんなにもおすすめできる健康的な食事です。
まず整えたい3つのポイント
① 3食を規則正しく食べる
朝食を抜くと、お昼や夕食で食べ過ぎてしまい、血糖値が大きく変動しやすくなります。
できるだけ毎日同じ時間帯に食事をとるようにしましょう。
② 主食を抜き過ぎない
ご飯・パン・麺などの主食は体に必要なエネルギー源です。
糖質を完全になくすのではなく、自分に合った量を続けることが大切です。
③ 主食・主菜・副菜をそろえる
健康的な食事の基本は、
- 主食(ご飯・パン・麺)
- 主菜(肉・魚・卵・大豆製品)
- 副菜(野菜・きのこ・海藻)
をそろえることです。
血糖値が気になる方の食べ方の工夫
- 野菜をしっかり食べる
- ゆっくり食べる
- よく噛む
- 夜遅い食事を減らす
- 甘い飲み物を控える
特別な食品を購入するよりも、まずは毎日の食習慣を見直すことが大切です。
間食は絶対にダメ?
間食そのものが悪いわけではありません。
ただし、何となく食べ続ける習慣は、血糖値や体重に影響することがあります。
量や回数を決めて楽しむことが大切です。
まとめ
糖尿病の食事は、「食べないこと」ではなく「整えること」が大切です。
- 3食を規則正しく食べる
- 主食を抜き過ぎない
- 主食・主菜・副菜をそろえる
- ゆっくりよく噛んで食べる
- 甘い飲み物を控える
無理な我慢ではなく、続けられる工夫を少しずつ取り入れていきましょう。
食事について不安なことがあれば、お気軽に医師・管理栄養士・薬剤師へご相談ください。
糖尿病の食事|まず何を食べればいい?
糖尿病の食事|まず何を食べればいい?
「糖尿病と言われたけれど、何を食べればいいの?」
「ご飯は食べてはいけないの?」
そんな疑問を持つ方も少なくありません。
糖尿病の食事で大切なのは、特別な食品を食べることではなく、毎日の食事のバランスを整えることです。
基本は「主食・主菜・副菜」
健康的な食事の基本は、次の3つをそろえることです。
- 主食:ご飯・パン・麺類など
- 主菜:肉・魚・卵・大豆製品など
- 副菜:野菜・きのこ・海藻など
これは糖尿病の方だけでなく、家族みんなにおすすめできる食事の基本です。
🍚 主食:エネルギーのもと
主食は、体を動かすためのエネルギー源です。
- ご飯
- パン
- 麺類
糖尿病だからといって、主食を完全にやめる必要はありません。
大切なのは、自分に合った量を続けることです。
🐟 主菜:体をつくる材料
主菜は、筋肉や体をつくる材料になります。
- 肉
- 魚
- 卵
- 大豆製品
筋肉量を維持するためにも大切な食品です。
🥗 副菜:体の調子を整える
副菜は、ビタミン・ミネラル・食物繊維を補う役割があります。
- 野菜
- きのこ
- 海藻
食物繊維は、食後の血糖値の上昇を緩やかにする助けにもなります。
最初から完璧を目指さなくてOK
理想は、毎食「主食・主菜・副菜」をそろえることです。
でも、最初から完璧にしようとすると続けるのが大変です。
まずは、今日の食事に
「野菜のおかずを1品増やす」
ことから始めてみましょう。
コンビニでも組み合わせできます
忙しい日でも、コンビニで主食・主菜・副菜をそろえることができます。
- 🍙 おにぎり:主食
- 🐟 サラダチキン・ゆで卵・焼き魚:主菜
- 🥗 サラダ・野菜のおかず:副菜
無理なく続けられる形で、食事のバランスを整えていきましょう。
まとめ
糖尿病の食事は、特別な食事ではありません。
まずは、
- 主食
- 主菜
- 副菜
を意識してそろえることから始めてみましょう。
完璧を目指す必要はありません。
今日の食事に副菜を1品追加するだけでも、大切な一歩です。
食事について不安なことがあれば、医師・管理栄養士・薬剤師へお気軽にご相談ください。
※本ページは一般的な情報です。治療中の方は、主治医や管理栄養士の指導を優先してください。
スペーサーとは?|吸入薬をもっと上手に使うための補助器具
吸入薬は、薬を直接肺に届けることができる治療法です。 しかし、 「吸入器を押す」 「息を吸う」 という動作を同時に行う必要があり、意外と難しいことがあります。
スペーサーは、その吸入を助けるための補助器具です。 吸入薬をより上手に使うために、多くの医療機関で使用が勧められています。
スペーサーとは?
スペーサーは、吸入器と口の間に取り付けて使用する筒状の補助器具です。
吸入器から噴霧された薬を一度スペーサーの中にためることで、 慌てずにゆっくり吸入できるようになります。
特にスプレータイプの吸入薬(エアゾール製剤)では、 吸入を成功させるために重要な役割を果たします。
スペーサーは「お薬を一時的にためておく部屋」のような役割をしています。
スペーサーはエアゾールタイプ(スプレータイプ)の吸入薬で使用します。
粉薬タイプ(ドライパウダー吸入器)では使用できません。
どんな人におすすめ?
次のような方は、スペーサーを使用することで吸入しやすくなる場合があります。
・小さなお子さん
・高齢の方
・吸入器を押すタイミングと吸うタイミングを合わせるのが苦手な方
・吸入指導で吸い方を指摘されたことがある方
・吸入薬を使い始めたばかりの方
スペーサーを使うと、吸入器を押した直後に慌てて吸う必要がなくなります。
スペーサーを使うメリット
お薬が肺に届きやすくなる
スペーサーの中で大きな粒子が減り、 肺まで届きやすい小さな粒子を吸入しやすくなります。
口やのどに薬が残りにくい
吸入ステロイド薬では、 声がかれる、 のどが荒れる、 口腔カンジダになる などの副作用があります。
スペーサーを使うことで、 口やのどへの薬の付着を減らせるとされています。
吸入が簡単になる
「押す」と「吸う」を同時に行う必要が少なくなり、 正しい吸入につながります。
スペーサーの使い方
① 吸入器をよく振る
② 吸入器をスペーサーに取り付ける
③ 軽く息を吐く
④ スペーサーをくわえる
⑤ 吸入器を1回押す
⑥ ゆっくり深く吸う
⑦ 3〜5秒ほど息を止める
⑧ ゆっくり息を吐く
⑨ 吸入後はうがいをする(吸入ステロイド薬の場合)
吸入器を何度も続けて押さず、 1回ずつ吸入することが大切です。
スペーサーのお手入れ
スペーサーは定期的に洗浄しましょう。
<洗い方>
① 中性洗剤で洗う
② よくすすぐ
③ 自然乾燥する
タオルで強くこすると静電気が発生し、 薬がスペーサーの壁に付着しやすくなることがあります。
洗った後は自然乾燥がおすすめです。
よくある質問
Q. スペーサーを使うと薬の効果は弱くなりますか?
いいえ。
むしろ正しく吸入できるようになることで、 お薬が肺に届きやすくなる場合があります。
Q. 全ての吸入薬で使えますか?
いいえ。
主にスプレータイプの吸入薬(エアゾール製剤)で使用します。
粉薬タイプの吸入器では使用できません。
Q. 子どもでも使えますか?
はい。
マスク付きのスペーサーもあり、 小さなお子さんでも使用できます。
まとめ
スペーサーは、 吸入薬をより正しく肺へ届けるための補助器具です。
特に、 吸入器を押すタイミングと吸うタイミングを合わせることが難しい方では、 治療効果の向上や副作用の軽減につながることがあります。
吸入方法に不安がある場合は、 医師・薬剤師に相談してみましょう。
Q&A|糖尿病の薬を飲み忘れたら、どうしたら良いですか?
糖尿病の薬を飲み忘れたらどうしたら良いですか?
糖尿病の薬を飲み忘れたときの対応は、薬の種類や飲むタイミングによって異なります。
自己判断で2回分をまとめて飲むと、低血糖などの原因になることがあります。
大切なお知らせ
このページで紹介している内容は一般的な目安です。
薬の種類や治療内容によって対応が異なる場合があります。
実際の対応については、処方した医師や薬剤師の説明を優先してください。
食直前に飲む薬
食直前に飲む薬は、食事による血糖値の上昇を抑えるために使われます。
代表的なものに、グリニド薬やα-グルコシダーゼ阻害薬があります。
食事中や食後に気づいた場合:
その回は飲まず、次回から通常通り服用することが一般的です
まだ食べている最中に、飲み忘れたことに気づいた場合は、すぐに飲んで下さいと説明される事もあります。
食べ終わってしばらくしてから飲み忘れたことに気づいた場合:
その回は飲まず、1回分飛ばして、次回から通常通り服用しましょう。
ダイアベティス(糖尿病)|血糖値
血糖値について
血糖値は、血液中に含まれるブドウ糖の量を示す値です。健診や診察でよく確認される大切な検査項目です。
血糖値とは?
血糖値とは、血液中に含まれるブドウ糖の濃度のことです。
私たちの体は、食事からとった糖質をブドウ糖に変え、エネルギーとして利用しています。
血糖値は高すぎても低すぎても体に負担がかかるため、一定の範囲に保たれています。
なぜ血糖値が上がるの?
ご飯・パン・麺類・果物・お菓子などに含まれる糖質は、体の中でブドウ糖になります。
そのため、食後は誰でも血糖値が上がります。
通常は、インスリンというホルモンの働きによって、ブドウ糖が細胞に取り込まれ、血糖値は下がっていきます。
血糖値とHbA1cの違い
血糖値は、その時点での血糖の状態を表します。
一方、HbA1cは過去1〜2か月程度の平均的な血糖状態を示す指標です。
血糖値が「その日の点数」だとすると、HbA1cは「最近の成績表」のようなものです。
血糖値の目安
空腹時血糖が高い場合や、HbA1cが高い場合は、糖尿病が疑われることがあります。
ただし、診断は血糖値だけでなく、HbA1cや症状、再検査の結果などをもとに医師が総合的に判断します。
健診で「血糖値が高い」「HbA1cが高い」と言われた場合は、放置せず医療機関で相談しましょう。
血糖値が高いとどうなる?
血糖値が高くても、初めのうちは自覚症状がないことがあります。
しかし、高血糖が続くと血管や神経に負担がかかり、目・腎臓・神経・心臓・脳などに影響することがあります。
症状がない時期から、血糖値を確認し、生活習慣を整えることが大切です。
血糖値を改善するためにできること
血糖値を整えるためには、食事・運動・睡眠・体重管理など、日頃の生活習慣が大切です。
甘い飲み物を控える、食べ過ぎを避ける、野菜を取り入れる、食後に軽く歩くなど、できることから始めてみましょう。
すでに治療中の方は、自己判断で薬を中止せず、医師や薬剤師に相談しながら治療を続けましょう。
よくある質問
食後は誰でも血糖値が上がります。 ただし、上がりすぎたり、高い状態が長く続いたりする場合は注意が必要です。 血糖値が高いからといって、すぐに糖尿病と決まるわけではありません。 HbA1cや再検査の結果などを含めて判断されます。放置せず、医療機関で相談しましょう。 甘いものを減らすことは大切ですが、それだけで十分とは限りません。 食事全体の量やバランス、運動習慣、体重管理なども関係します。 血糖値は食後に上がっても大丈夫ですか?
健診で血糖値が高いと言われました。すぐ糖尿病ですか?
甘いものをやめれば血糖値は下がりますか?
血糖値は、体のエネルギーの状態を知る大切なサインです。
高い状態を放置せず、食事・運動・定期検査を通して、無理なく整えていきましょう。


















