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Q&A|糖尿病の薬を飲み忘れたら、どうしたら良いですか?
糖尿病の薬を飲み忘れたらどうしたら良いですか?
糖尿病の薬を飲み忘れたときの対応は、薬の種類や飲むタイミングによって異なります。
自己判断で2回分をまとめて飲むと、低血糖などの原因になることがあります。
大切なお知らせ
このページで紹介している内容は一般的な目安です。
薬の種類や治療内容によって対応が異なる場合があります。
実際の対応については、処方した医師や薬剤師の説明を優先してください。
食直前に飲む薬
食直前に飲む薬は、食事による血糖値の上昇を抑えるために使われます。
代表的なものに、グリニド薬やα-グルコシダーゼ阻害薬があります。
食事中や食後に気づいた場合:
その回は飲まず、次回から通常通り服用することが一般的です
まだ食べている最中に、飲み忘れたことに気づいた場合は、すぐに飲んで下さいと説明される事もあります。
食べ終わってしばらくしてから飲み忘れたことに気づいた場合:
その回は飲まず、1回分飛ばして、次回から通常通り服用しましょう。
ダイアベティス(糖尿病)|血糖値
血糖値について
血糖値は、血液中に含まれるブドウ糖の量を示す値です。健診や診察でよく確認される大切な検査項目です。
血糖値とは?
血糖値とは、血液中に含まれるブドウ糖の濃度のことです。
私たちの体は、食事からとった糖質をブドウ糖に変え、エネルギーとして利用しています。
血糖値は高すぎても低すぎても体に負担がかかるため、一定の範囲に保たれています。
なぜ血糖値が上がるの?
ご飯・パン・麺類・果物・お菓子などに含まれる糖質は、体の中でブドウ糖になります。
そのため、食後は誰でも血糖値が上がります。
通常は、インスリンというホルモンの働きによって、ブドウ糖が細胞に取り込まれ、血糖値は下がっていきます。
血糖値とHbA1cの違い
血糖値は、その時点での血糖の状態を表します。
一方、HbA1cは過去1〜2か月程度の平均的な血糖状態を示す指標です。
血糖値が「その日の点数」だとすると、HbA1cは「最近の成績表」のようなものです。
血糖値の目安
空腹時血糖が高い場合や、HbA1cが高い場合は、糖尿病が疑われることがあります。
ただし、診断は血糖値だけでなく、HbA1cや症状、再検査の結果などをもとに医師が総合的に判断します。
健診で「血糖値が高い」「HbA1cが高い」と言われた場合は、放置せず医療機関で相談しましょう。
血糖値が高いとどうなる?
血糖値が高くても、初めのうちは自覚症状がないことがあります。
しかし、高血糖が続くと血管や神経に負担がかかり、目・腎臓・神経・心臓・脳などに影響することがあります。
症状がない時期から、血糖値を確認し、生活習慣を整えることが大切です。
血糖値を改善するためにできること
血糖値を整えるためには、食事・運動・睡眠・体重管理など、日頃の生活習慣が大切です。
甘い飲み物を控える、食べ過ぎを避ける、野菜を取り入れる、食後に軽く歩くなど、できることから始めてみましょう。
すでに治療中の方は、自己判断で薬を中止せず、医師や薬剤師に相談しながら治療を続けましょう。
よくある質問
食後は誰でも血糖値が上がります。 ただし、上がりすぎたり、高い状態が長く続いたりする場合は注意が必要です。 血糖値が高いからといって、すぐに糖尿病と決まるわけではありません。 HbA1cや再検査の結果などを含めて判断されます。放置せず、医療機関で相談しましょう。 甘いものを減らすことは大切ですが、それだけで十分とは限りません。 食事全体の量やバランス、運動習慣、体重管理なども関係します。 血糖値は食後に上がっても大丈夫ですか?
健診で血糖値が高いと言われました。すぐ糖尿病ですか?
甘いものをやめれば血糖値は下がりますか?
血糖値は、体のエネルギーの状態を知る大切なサインです。
高い状態を放置せず、食事・運動・定期検査を通して、無理なく整えていきましょう。
ダイアベティス(糖尿病)|セルフケア
糖尿病のセルフケア
糖尿病では、薬による治療だけでなく、日頃の生活習慣も大切です。
無理なく続けられる習慣を身につけることで、血糖値の改善や合併症の予防につながります。
① 毎日の食事を整える
糖尿病だからといって特別な食品が必要なわけではありません。
主食・主菜・副菜をバランスよく組み合わせ、食べ過ぎに注意しましょう。
早食いを避け、よく噛んで食べることも大切です。
② 甘い飲み物を控える
清涼飲料水やスポーツドリンク、加糖コーヒーなどは血糖値を上げやすくなります。
普段の飲み物は、水やお茶を基本にしましょう。
甘い飲み物を飲む習慣がある方は、まず回数を減らすことから始めてみましょう。
③ 体を動かす習慣をつける
運動は血糖値を下げるだけでなく、体力維持や体重管理にも役立ちます。
まずは散歩やウォーキングなど、無理なく続けられる運動から始めましょう。
食後に少し歩くだけでも効果が期待できます。
④ 体重を定期的に確認する
体重の変化は血糖コントロールの目安のひとつです。
週に数回でも良いので体重を測る習慣をつけましょう。
急な体重増加や減少がある場合は医療機関へ相談してください。
⑤ 足を毎日チェックする
糖尿病では足の感覚が鈍くなったり、傷が治りにくくなったりすることがあります。
毎日足の裏や指の間を確認し、傷や水ぶくれがないかチェックしましょう。
気になる変化があれば早めに受診してください。
⑥ 禁煙を心がける
喫煙は血管を傷つけ、糖尿病の合併症のリスクを高めます。
禁煙することで心筋梗塞や脳卒中の予防にもつながります。
⑦ 薬を正しく続ける
血糖値が良くなったからといって自己判断で薬を中止しないようにしましょう。
薬は血糖値を良好に保つために重要な役割を果たしています。
飲み忘れや副作用が気になる場合は医師や薬剤師へ相談してください。
⑧ 定期的に検査を受ける
糖尿病は症状がなくても進行することがあります。
HbA1cや血糖値だけでなく、目・腎臓・足などの定期検査も大切です。
自覚症状がなくても受診を継続しましょう。
糖尿病のセルフケアで大切なのは、「完璧を目指すこと」ではなく「続けること」です。
できることから少しずつ取り組み、無理なく続けていきましょう。
ダイアベティス(糖尿病)|Q&A
よくある質問
糖尿病について、患者さんからよくいただく質問をまとめました。
糖尿病について
糖尿病の基本や検査値について、患者さんからよくいただく質問をまとめました。
Q. 糖尿病は治りますか?
糖尿病は、完全に治るというより、血糖値を良い状態に管理していく病気です。
食事、運動、薬などを組み合わせることで、合併症を防ぎながら生活していくことができます。
血糖値が安定していても、自己判断で通院や薬を中止せず、主治医と相談しながら続けていきましょう。
Q. 糖尿病でも長生きできますか?
はい、糖尿病があっても、治療を続けながら元気に生活している方はたくさんいます。
大切なのは、血糖値だけでなく、血圧、脂質、体重、禁煙なども含めて管理し、合併症を防ぐことです。
不安なことがあれば一人で抱え込まず、主治医や薬剤師へ相談しながら続けていきましょう。
Q. 糖尿病は遺伝しますか?
糖尿病になりやすい体質は、家族の体質として受け継がれることがあります。特に2型糖尿病では、遺伝的な要因が関係することがあります。
ただし、遺伝だけで糖尿病になるかどうかが決まるわけではありません。
食事、運動、体重、睡眠、ストレスなどの生活習慣も関係します。家族に糖尿病の方がいる場合は、定期的な健診や生活習慣の見直しを意識しましょう。
Q. HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)とは何ですか?
HbA1cは、過去1〜2か月程度の血糖値の平均的な状態を示す検査値です。
その日の食事や体調で変わりやすい血糖値に比べて、日頃の血糖管理の傾向を確認しやすい指標です。
目標値は年齢、治療内容、低血糖の起こりやすさ、合併症の有無などによって異なります。ご自身の目標は主治医に確認しておきましょう。
Q. 血糖値が高くても症状がないので心配ありませんか?
糖尿病は症状がないまま進行することがあります。
症状がなくても高血糖が続くと、目・腎臓・神経・心臓・血管などに影響することがあります。
症状がないから大丈夫、と自己判断せず、定期的な診察や検査を続けましょう。
治療について
薬や通院について不安になりやすい点をまとめました。
Q. 薬を飲み始めたら一生続けなければなりませんか?
必ずしもそうとは限りません。
体重や生活習慣の変化によって血糖値が安定し、薬の量を見直せる場合もあります。一方で、合併症を防ぐために継続が大切な場合もあります。
薬を減らしたい、やめたいと思った時は、自己判断で中止せず、必ず主治医に相談してください。
Q. 血糖値が良くなったので薬をやめても良いですか?
血糖値が良い状態なのは、とても良いことです。ただし、薬によって血糖値が安定している場合があります。
自己判断で薬をやめると、気づかないうちに血糖値が再び上がることがあります。
薬を減らしたい、またはやめたいと思った場合は、検査結果や生活習慣の状況も含めて、主治医と相談しましょう。
食事・運動について
食事や運動は、無理なく続けられる形を一緒に考えることが大切です。
Q. 甘いものは絶対に食べてはいけませんか?
甘いものを絶対に禁止しなければならない、というわけではありません。
大切なのは、量、頻度、食べるタイミング、食事全体のバランスです。
「どのくらいならよいか」は治療内容や血糖値によって異なります。主治医、管理栄養士、薬剤師へ相談しながら、無理なく続けられる方法を考えましょう。
Q. ジュースの代わりにカロリーゼロ飲料を飲んでも良いですか?
カロリーゼロ飲料は、砂糖入りのジュースに比べると血糖値への影響が少ない場合があり、甘い飲み物を減らすための選択肢になることがあります。
ただし、甘い味に慣れてしまい、甘い飲み物や食品が欲しくなりやすい方もいます。また、製品によっては「ゼロ」と書かれていても少量のカロリーや糖質を含む場合があります。
普段の水分補給は、水やお茶を基本にしましょう。カロリーゼロ飲料を使う場合も、量や頻度を決めて上手に取り入れることが大切です。
Q. 果物は食べても良いですか?
果物にはビタミンや食物繊維が含まれており、適量であれば食べることができます。
ただし、果物にも糖質が含まれるため、食べ過ぎには注意が必要です。ジュースや缶詰、ドライフルーツは量が多くなりやすいことがあります。
量や種類、食べるタイミングについては、主治医や管理栄養士に相談しましょう。
Q. ご飯は食べない方が良いですか?
ご飯を完全にやめる必要はありません。
大切なのは、食べる量、食べ方、食事全体の栄養バランスです。
主食・主菜・副菜を組み合わせながら、適量を心がけましょう。極端な糖質制限は体調や治療内容に影響することがあるため、自己判断で行わず相談してください。
Q. 運動はどのくらいすれば良いですか?
まずは無理なく続けられる運動から始めることが大切です。
ウォーキングなどの有酸素運動を習慣にすると、血糖値の改善が期待できます。
低血糖が心配な時、体調が悪い時、足に傷や痛みがある時は、無理に運動しないでください。
心臓病、腎臓病、足腰の痛みなどがある方は、運動内容について主治医に相談しましょう。
Q. 糖尿病があっても旅行や外食はできますか?
もちろん可能です。
食べ過ぎに注意しながら、薬やインスリン、低血糖時に使うブドウ糖などを忘れずに持参しましょう。
旅行先では食事時間や活動量が変わることがあります。薬の使い方や低血糖時の対応について、旅行前に主治医や薬剤師へ相談しておくと安心です。
Q. お酒は飲んでもよいですか?
飲酒できるかどうかは、血糖値の状態、肝臓や腎臓の状態、使用している薬、合併症の有無によって異なります。
お酒は血糖値に影響することがあり、飲み方によっては低血糖や食べ過ぎにつながることもあります。
飲酒してよいか、どのくらいまでならよいかは、主治医に確認しておきましょう。
飲む場合も、空腹で飲まない、飲み過ぎない、薬やインスリンの使い方を自己判断で変えないことが大切です。
Q. 外食やコンビニ食では何に気をつければよいですか?
外食やコンビニ食も、選び方を工夫すれば利用できます。
主食だけに偏らず、たんぱく質を含むおかずや野菜を組み合わせると、食事全体のバランスを整えやすくなります。
丼もの、麺類、菓子パン、甘い飲み物は糖質が多くなりやすいため、量や頻度に注意しましょう。
迷う時は、普段よく買う食品やメニューを薬局で一緒に確認できます。
セルフケアについて
足の観察や体調の変化は、早めに気づくことが大切です。
Q. 足の傷はどのくらい注意した方がよいですか?
糖尿病では、足の感覚が鈍くなったり、傷が治りにくくなったりすることがあります。
小さな傷や靴ずれでも、悪化することがあるため、毎日足を見て確認する習慣が大切です。
傷、赤み、腫れ、痛み、膿、色の変化に気づいた時は、早めに医療機関へ相談してください。
爪切りが不安な時、靴ずれをくり返す時、足のしびれが気になる時も、医師や薬剤師へ相談しましょう。
Q. 目の検査はなぜ必要ですか?
糖尿病では、目の奥の細い血管に影響が出ることがあり、糖尿病網膜症と呼ばれます。
初期には見え方の変化に気づきにくいことがあるため、症状がなくても定期的な眼科受診が大切です。
見えにくい、かすむ、黒い点が見えるなどの変化がある場合は、早めに眼科へ相談しましょう。
Q. 腎臓の検査はなぜ必要ですか?
糖尿病では、腎臓の細い血管に負担がかかり、糖尿病腎症につながることがあります。
腎臓の変化は、初期には自覚症状が少ないことがあります。そのため、尿検査や血液検査で早めに確認することが大切です。
腎臓の状態によっては、薬の選び方や量、食事の注意点が変わることがあります。検査結果で気になることがあれば、医師や薬剤師へ相談しましょう。
薬について
薬の使い方や低血糖など、気になることは早めに相談しましょう。
Q. 市販薬やサプリメントを使ってもよいですか?
市販薬やサプリメントの中には、血糖値や腎臓、肝臓、血圧に影響するものや、糖尿病の薬と飲み合わせに注意が必要なものがあります。
風邪薬、痛み止め、漢方薬、健康食品、サプリメントを使う時は、購入前に「糖尿病の治療中です」と薬剤師や登録販売者へお伝えください。
お薬手帳を見せていただくと、現在の薬との飲み合わせを確認しやすくなります。
Q. 薬を飲み忘れた時はどうすればよいですか?
飲み忘れに気づくと不安になるかもしれませんが、まずは慌てずに確認しましょう。
対応は、薬の種類、服用回数、次の服用時間までの間隔によって異なります。
2回分をまとめて飲むことは避けてください。
飲み忘れが続く場合や、どう対応すればよいか迷う場合は、薬の名前が分かるものやお薬手帳を持って、医師や薬剤師へ相談しましょう。
Q. 体調が悪くて食事がとれない時、薬はどうしたらよいですか?
発熱、下痢、嘔吐、食欲不振などで食事がとれない時は、血糖値が乱れやすくなります。このような体調不良の日は「シックデイ」と呼ばれることがあります。
薬の種類によっては、食事がとれない時に注意が必要なものがあります。特にインスリン、SU薬、SGLT2阻害薬などを使用している方は、事前に対応を確認しておくと安心です。
自己判断で薬を中止・再開せず、食事がとれない、脱水が心配、嘔吐や下痢が続く、意識がぼんやりする場合は、早めに医療機関へ相談してください。
水分を少しずつとり、可能であれば血糖値を確認しましょう。困った時に連絡する医療機関や薬局を決めておくことも大切です。
Q. 低血糖とは何ですか?
低血糖とは、血糖値が下がりすぎた状態です。
冷や汗、手のふるえ、動悸、強い空腹感、ふらつき、ぼんやりする感じなどが現れることがあります。
低血糖が疑われる時は、ブドウ糖や糖分を含む飲み物などをとり、症状が改善しない場合や意識がぼんやりする場合は、早めに医療機関へ相談してください。
低血糖を起こした時の対応は、薬の種類や治療内容によって異なるため、あらかじめ主治医や薬剤師に確認しておきましょう。
Q. 低血糖になった時はどうすればよいですか?
低血糖が疑われる時は、まず安全な場所で休みましょう。運転中や作業中の場合は、すぐに中断してください。
ブドウ糖を持っている方は、指示された量をとりましょう。ブドウ糖がない場合は、糖分を含む飲み物などで対応することがあります。
意識がぼんやりする、症状が改善しない、低血糖をくり返す場合は、早めに医療機関へ相談してください。
低血糖の対応は薬の種類によって異なります。日頃からブドウ糖の携帯や、家族・周囲の方への共有もしておくと安心です。
Q. 災害時に薬やインスリンはどう備えればよいですか?
災害時には、薬やインスリン、注射針、血糖測定に必要なもの、お薬手帳をすぐ持ち出せるようにしておくと安心です。
可能であれば、数日分の薬を切らさないように管理し、非常用持ち出し袋にも必要なものを確認しておきましょう。
インスリンを使用している方は、保管方法や停電時の対応、避難先での管理について、あらかじめ医師や薬剤師へ確認しておくことをおすすめします。
避難時には食事時間や活動量が変わり、血糖値が乱れやすくなります。体調の変化がある時は、早めに医療スタッフへ相談しましょう。
インスリンについて
インスリンに対する不安を少しでも減らせるよう、よくある質問をまとめました。
Q. インスリン注射を始めると重症ということですか?
必ずしもそうではありません。
血糖値を適切に管理するために、早い段階からインスリン治療を選択することもあります。また、体調や手術、感染症、妊娠などの状況で一時的に使う場合もあります。
インスリンは「最後の治療」ではなく、血糖値を整え、体を守るための治療選択肢のひとつです。
Q. インスリンを打っていても長生きできますか?
はい。インスリンを使っているから寿命が短くなる、というわけではありません。
インスリンは、血糖値を適切に管理し、糖尿病の合併症を防ぐための大切な治療です。
インスリンを使いながら、仕事、旅行、趣味を楽しみ、元気に生活している方もたくさんいます。
不安なことや使い方で困ることがあれば、医師や薬剤師に相談しながら続けていきましょう。
ダイアベティス(糖尿病)|治療薬
糖尿病の治療薬
糖尿病の治療薬にはさまざまな種類があります。
糖尿病は患者さんごとに状態が異なるため、 年齢や体重、血糖値、合併症の有無などを考慮して薬が選ばれます。
近年は血糖値を下げるだけでなく、 心臓や腎臓を守る効果が期待される薬も使用されています。
糖尿病治療薬の主な種類
糖尿病の薬は大きく分けると、
・インスリンを効きやすくする薬
・インスリンの分泌を助ける薬
・尿へ糖を出しやすくする薬
・食後の血糖値上昇を抑える薬
・インスリンそのものを補う薬
などがあります。
メトホルミン
世界中で広く使われている糖尿病治療薬です。
肝臓で糖が作られるのを抑え、 体がインスリンを利用しやすくする働きがあります。
低血糖を起こしにくく、 体重が増えにくいことが特徴です。
主な副作用として、 吐き気や下痢などの胃腸症状があります。
DPP-4阻害薬
食事をしたときに分泌されるホルモンの働きを利用して、 血糖値に応じたインスリン分泌を助ける薬です。
低血糖が少なく、 高齢の方にも広く使用されています。
SGLT2阻害薬
余分な糖を尿へ排泄し、 血糖値を下げる薬です。
心不全や慢性腎臓病の治療にも使用されることがあります。
尿量が増えるため、 脱水に注意が必要です。
発熱や下痢などで食事や水分が十分に取れない場合は、 医師や薬剤師へ相談してください。
GLP-1受容体作動薬
食欲を抑え、 インスリン分泌を助ける薬です。
体重減少効果が期待されることから、 肥満を伴う糖尿病で使用されることがあります。
吐き気や胃の不快感がみられることがあります。
SU薬・速効型インスリン分泌促進薬
膵臓からのインスリン分泌を増やす薬です。
効果が高い一方で、 低血糖に注意が必要です。
食事を抜く場合は、 自己判断せず医師や薬剤師に相談しましょう。
インスリン製剤
不足しているインスリンを補う注射薬です。
1型糖尿病では必須の治療です。
2型糖尿病でも、 血糖コントロールが難しい場合に使用されます。
糖尿病の薬を使用するときの注意点
糖尿病の薬は、 血糖値を適切な範囲に保つために使用します。
自己判断で中止すると、 血糖値が悪化することがあります。
また、 食事量が大きく変わった場合や、 発熱・下痢・嘔吐などの体調不良がある場合は、 薬の調整が必要になることがあります。
困ったことや気になることがあれば、 医師や薬剤師に相談してください。
まとめ
糖尿病治療薬にはさまざまな種類があり、 患者さん一人ひとりに合わせて選ばれています。
薬によって血糖値を下げる仕組みや注意点は異なります。
自己判断で中止せず、 医師や薬剤師と相談しながら治療を続けましょう。




















