2020/01/31 17:00

花粉症対策/インナーマスクをおすすめします

これから、本格的な花粉飛散時期を迎えます。

花粉症は、原因となる花粉が鼻の中に入って刺激して、くしゃみや鼻水反応をひきおこし、アレルギー反応の結果、鼻の中が腫れることで、鼻づまりが起こります。

 

そのため、花粉症の症状を緩和させたり、症状を遅らせるためには、

花粉を避けることが、重要な対策となります。

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花粉症対策のポイント

(1) マスク

(2) 眼鏡

(3) 服装

(4) 手洗い、洗顔

(5) 室内の換気と掃除

(6) その他の対策や、普段からの体調管理

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(1) マスク

マスクをすると、鼻の中に吸い込む花粉の量を、1/3 から 1/6 に減らすことができるため、鼻症状を軽減させることができます。

ただし、注意していただきたいのが、現在、マスクが品切れ状態で、入手困難な状態です。

 

そこで、花粉症の方で、今シーズンの買い置きに余裕がない方には、

マスクの内側にあて布をあてて、外側のマスクは、使いまわしをする方法をおすすめします。

 

ガーゼをマスクの内側にあてると、花粉を除去する効果も高まると期待できます。

ガーゼは、水で濡らして固く絞っておくと、除去効果は、さらに高まります。

 

環境省が作成したマニュアルでは、さらに強力なインナーマスクの作成方法が紹介されていますので、ご案内します。

インナーマスク作成方法.jpg

 

インナーマスクの作成方法

材料:市販のガーゼと化粧用のコットン

① ガーゼを縦横10cm程度に切り、2枚用意

② 化粧用のコットンを丸めて、1枚のガーゼでくるむ(インナーマスク)

③ 市販の不織布のマスクにもう1枚のガーゼを4つ折りにしてあてる

④ 鼻の下にガーゼでくるんだコットン(インナーマスク)を置く

⑤ ③のガーゼをあてたマスクを装着する ⑥ 息が苦しい場合にはコットンの厚さを半分にする

参照元:環境省 >花粉症情報サイト「花粉環境省保健マニュアル」

 

 (2) 眼鏡

花粉症の時期は、眼鏡にすることをおすすめします。

コンタクトレンズと比較すると、眼鏡の方が、花粉をカットできます。

 

(3) 服装

ウール製の衣類は、木綿や化学繊維よりも、花粉が表面に付着しやすいです。

花粉症の時期は、外出時には、外側にウール製の衣類は着用されないことをおすすめします。

 

 

苦しい時期、受験などの大切な時期とも重なることが、花粉症のある方には、とても苦しいですね。十分な対策をなさってなんとか乗り切ることができますように。

 

line_enogu2_orange.png

 

(追記)2020.03.03

深刻なマスク不足の状況です。マスクの代用マスクのアイディアの中から、キッチンペーパーを使った方法を紹介します。

印刷の過程でサイズ変更される可能性もあります。適宜、顔の大きさに合わせて、拡大・縮小してお使いください。

 

pdf マスク 型紙.pdf (0.06MB)

こちらは、以下を参考にして、作成しました。

※ただし、これはあくまでも応急処置的に使用するための簡易マスクであることを、あらかじめご了承ください。

(追記)2020.03.16

手作りマスクの需要増加に伴い、材料の入手も困難になっているようです。

◎ゴム・・・マスク用のゴムは売り切れが続いているようです。

<代用品>100均で販売されているもの・・・髪ゴム、伸びる靴ひも、Tシャツヤーン

 ストッキングやタイツを、1.5cm幅位に切ったもの(筒状になるように切る)を、何度か手で引っ張るとクルンとなって使いやすいようです。やわらかいので、耳も痛くなりにくいです。

 ゴム不要の型紙で作る

◎ガーゼ・・・100均でダブルガーゼが販売されていたので、私もそれを使用していましたが、売り切れが続いているようです。

<代用品>ガーゼ、手ぬぐい、着なくなった T シャツ

  ガーゼのように通気性がある生地を何層か重ねて使ったほうが、使用感は良いと思います。

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(追記)2020.04.04

インナーマスクに使用する生地について

ガーゼをあてると、繊維を吸い込んで、のどの違和感などの症状がでるかたがいらっしゃいます。

「日本手ぬぐい」「さらし」を洗ってから使用することをおすすめします。

日本手ぬぐいの場合は、長辺を3等分にします。それを、真ん中で切り、左右に分かれたものを、三つ折りにして口元に入れて使うと、インナーマスクとしてちょうどよい大きさです(大人用の場合)。

 

布製マスクの作り方・洗い方も紹介しています。よろしければ、そちらの記事もご覧ください。