2024/05/28 12:15

処方せん調剤/リフィル処方せん

処方せん調剤/リフィル処方せん

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リフィル処方箋とは?

リフィル処方箋とは、「Re-fill」、つまり、“繰り返し”+“補充する”という意味の言葉です。

症状が安定しており、薬を長期間服用する患者さんに対して、医師が「リフィル処方が可能」と判断した場合に発行される、最大3回まで繰り返し調剤できる処方箋のことです。

 

リフィル処方の流れ

リフィル可能な処方箋の場合、2回目以降は、リフィル処方箋を薬局に持参することで、患者さんは診察を受けずに、薬局に処方箋を持参すると、調剤を受け、処方薬を受け取ることができます(使用回数は医師の判断で記載されています)。

 

薬剤師が考えるメリット

「90日分処方」と「30日分処方を3回」を比較すると、途中で薬剤師が患者さんの様子をお伺いすることができますので、薬の効果がでているか、副作用は出ていないか、確認することができます。

昨今の医療用医薬品供給困難な状況を鑑みると、分割するほうが、薬の確保は比較的容易になります。

 

薬剤師が考えるデメリット

1回目・2回目の調剤が済んだら処方せんを患者さんに返却しますので、紛失の恐れがあります(処方箋を紛失したら、再発行はできません。診察を受けて、新たに処方箋を発行していただくことになります。)

医療用医薬品の費用は、薬剤料+薬学的な手数料で計算されますので、分割すると、その分、手数料がかかるので、費用負担が発生します。

(その都度、処方箋受付回数1回と数えるため、調剤技術料・薬学管理料がかかります)

 

 

メリット・デメリットはもちろんありますが、薬剤師として、患者様の様子をお伺いしながら、医薬品を安全に効果的に使えるよう、お手伝いしたいと考えています。 

2024/05/19 21:30

DI ニュース/抗コリン薬の副作用

 抗コリン薬は、臨床でも汎用されていることもあり、抗コリン性作用の副作用は、臨床でも遭遇頻度が高いです。

一つでは禁忌ではなくても、複数の抗コリン薬を併用したときなど、判断に悩むこともあります。そのとき、リスクスケールは判断手段の一つとして有用です。

 

日本版のリスクスケールが公開されたので、ぜひ、確認しておきたいところです。

 

pdf DI ニュース 202405.pdf (0.33MB)

 

 

もちろん、薬の性質において、抗コリン性は薬の特徴の一部分です。

薬理作用やその他の特徴を踏まえて使用されます。