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2026-09-20 15:40:00

Q. 食物繊維は意識した方がよいですか?

Q. 食物繊維は意識した方がよいですか?

はい。糖尿病の食事では、食物繊維を意識してとることが大切です。

食物繊維は、 野菜、豆類、海藻、きのこ、果物、全粒穀物などに多く含まれます。

糖尿病では、 こうした食物繊維を多く含む、加工度の低い食品を 食事に取り入れることが勧められています。

 

食後の血糖値の上がり方をゆるやかにする助けになります

食物繊維の多い食品を取り入れることで、 食後の血糖値の上がり方をゆるやかにする助けになることがあります。

また、 満腹感を得やすくなり、 食べ過ぎを防ぐことにもつながります。

 

何を食べればよい?

  • 野菜
  • 豆類・大豆製品
  • 海藻
  • きのこ
  • 果物
  • 玄米・麦・全粒粉などの全粒穀物

まずは、 毎食1品、食物繊維の多い食品を追加する くらいから始めると続けやすいでしょう。

 

「食物繊維が多い=たくさん食べてもよい」ではありません

玄米、豆類、果物、いも類などには、 食物繊維だけでなく炭水化物も含まれています。

そのため、 食物繊維が多い食品でも、 食べる量と食事全体のバランスは大切です。

腎機能が低下している方へ

野菜、果物、豆類、全粒穀物などには、 カリウムやリンを多く含むものもあります。 腎臓の状態や血液検査の結果によっては、 食べ方を調整することがあります。 医師・管理栄養士から食事の指示を受けている場合は、 その内容を優先してください。

まとめ

  • 食物繊維は意識してとりましょう
  • 野菜・豆類・海藻・きのこ・果物・全粒穀物などが主な食品です
  • 食後血糖や満腹感の面で役立つことがあります
  • 食物繊維が多い食品でも、食べる量は大切です
  • 腎機能が低下している場合は、個別の食事指導を優先しましょう

食物繊維のとり方に迷う場合は、 医師・管理栄養士・薬剤師へご相談ください。

 

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2026-09-20 15:30:00

Q. 牛乳やヨーグルトはとってもよいですか?

Q. 牛乳やヨーグルトはとってもよいですか?

牛乳やヨーグルトは、糖尿病でも基本的に取り入れてかまいません。

乳製品は、 たんぱく質やカルシウムなどをとる食品のひとつです。

ただし、 商品によって糖質やエネルギー量が異なるため、 種類と量を確認することが大切です。

ヨーグルトは「無糖」を基本に

ヨーグルトには、 砂糖や果糖などを加えた商品もあります。

糖尿病情報センターでも、 糖質の少ないヨーグルトを選ぶことが紹介されています。

迷う場合は、 「無糖」「プレーン」タイプを選ぶと分かりやすいでしょう。

牛乳にも糖質は含まれます

牛乳にも乳糖という糖質が含まれています。

そのため、 水やお茶のように自由に飲むのではなく、 食事の中の1品として量を決めて取り入れると考えるとよいでしょう。

低脂肪・無脂肪なら必ずよい?

低脂肪乳や無脂肪ヨーグルトは、 脂質やエネルギーを抑えたい場合の選択肢になります。

一方で、 低脂肪でも砂糖が多く加えられている商品もあります。

「低脂肪」という表示だけでなく、 栄養成分表示の炭水化物・糖質・エネルギーも確認しましょう。

腎機能が低下している方へ
腎臓の状態によっては、 たんぱく質・カリウム・リンなどの摂取量を調整することがあります。 乳製品の量について個別に指示を受けている場合は、 その内容を優先してください。

まとめ

  • 牛乳やヨーグルトは、糖尿病でも取り入れてかまいません
  • ヨーグルトは無糖・プレーンタイプが選びやすいです
  • 牛乳にも糖質が含まれるため、量を決めて取り入れましょう
  • 低脂肪・無脂肪でも、糖質やエネルギー量を確認しましょう
  • 腎機能が低下している方は、個別の食事指導を優先してください

食事量や乳製品のとり方は、 体格・治療内容・腎機能などによって異なります。 迷う場合は、医師・管理栄養士・薬剤師へご相談ください。

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2026-09-20 14:00:00

Q. いも類は野菜として食べてよいですか?

Q. いも類は野菜として食べてよいですか?


じゃがいも、さつまいも、里いもなどは食べてかまいません。


ただし、いも類は一般的な葉物野菜などと比べて 炭水化物を多く含む食品です。

そのため、 「野菜だからたくさん食べても大丈夫」と考えるより、 ご飯・パン・麺などの主食との組み合わせを意識すると分かりやすくなります。


主食と一緒に食べるときは量を意識

たとえば、 ご飯に加えて、じゃがいもをたっぷり使った料理や、 さつまいもを多く食べると、 1食あたりの炭水化物量が多くなることがあります。

いも料理を食べる日は、 主食の量とのバランスを見ながら調整するとよいでしょう。

いも類には食物繊維も含まれます

いも類には、 炭水化物だけでなく食物繊維なども含まれています。

「糖質があるから避ける」のではなく、 食事全体の中で適量を取り入れることが大切です。

調理方法にも注目しましょう

フライドポテトやポテトチップスなどは、 いもそのものに加えて油や塩分も多くなりやすくなります。 蒸す・ゆでる・煮るなど、 油を多く使わない調理法も選択肢です。

まとめ

  • いも類は食べてかまいません
  • ただし、炭水化物を多く含む食品です
  • ご飯・パン・麺などの主食との組み合わせを意識しましょう
  • 「野菜だから自由に」ではなく、食事全体の中で適量を取り入れましょう
  • 揚げ物などでは、脂質や塩分にも注意しましょう

食事量の目安は、 体格・活動量・治療内容によって異なります。 迷う場合は、医師・管理栄養士・薬剤師へご相談ください。

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2026-09-20 12:35:00

Q. 玄米や雑穀ご飯の方がよいですか?

Q. 玄米や雑穀ご飯の方がよいですか?

玄米や雑穀ご飯が、すべての方に白米よりよいとは限りません。

玄米や全粒穀物などは、 白米より食物繊維を多く含み、 食後の血糖値が上がりにくい「低GI食品」とされるものがあります。

一方で、 低GI食品を積極的に取り入れることで、 糖尿病管理が大きく改善するとまでは、はっきりしていません。

日本糖尿病学会の患者向け資料でも、 低GI食品は選択肢のひとつですが、 その効果については十分な研究結果がないと説明されています。

 

「玄米に変えれば安心」ではありません

玄米や雑穀ご飯にも炭水化物は含まれています。 食べる量が多ければ、血糖値は上がります。

大切なのは、 主食の種類だけでなく、食べる量と食事全体のバランス です。

 

腎機能が低下している方は注意

腎臓の働きが低下している方では、 カリウムやリンなどの摂取量を考えて、 白米を勧めることがあります。

そのため、 「糖尿病だから玄米にする」と一律に考えるのではなく、 腎機能や血液検査の結果も含めて選ぶことが大切です。

医師や管理栄養士から食事の指示がある場合
玄米・雑穀ご飯より白米が適していることもあります。 その場合は、個別に受けている食事指導を優先してください。

 

まとめ

  • 玄米や雑穀ご飯は、選択肢のひとつです
  • 低GI食品の効果は、研究結果が一貫しているわけではありません
  • 玄米に変えるだけで血糖管理がうまくいくわけではありません
  • 食べる量と、食事全体のバランスも大切です
  • 腎機能によっては白米が適することもあります

迷う場合は、 医師・管理栄養士・薬剤師へご相談ください。

 

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2026-09-20 12:30:00

Q. 糖質はゼロにした方が良いですか?

Q. 糖質はどこまで減らしてよいですか?

「血糖値が高いから、ご飯は食べない方がよい」 「糖質はできるだけ減らした方がよい」 と思っていませんか?

糖質のとりすぎには注意が必要ですが、 糖質を極端に減らす必要があるとは限りません。

大切なのは、糖質をゼロにすることではなく、 自分に合った量に整えることです。

糖質は減らせば減らすほどよい?

ご飯・パン・麺類などに含まれる糖質は、 体を動かしたり、脳が働いたりするための 大切なエネルギー源の一つです。

糖質を減らすことで、 食後の血糖値の上昇を抑えたり、 血糖管理が改善したりする場合があります。

ただし、糖質を少なくすればするほど、 健康によいというわけではありません。

糖質の適切な量は、 年齢・体格・活動量・体重・治療内容などによって 異なります。

糖質を極端に減らすとどうなる?

主食を大幅に減らした結果、 食事全体の量まで減ってしまうと、 次のような問題につながることがあります。

  • エネルギー不足
    必要なエネルギーが不足すると、 体重が減りすぎたり、 疲れやすくなったりすることがあります。
  • 筋肉量の低下
    エネルギーやたんぱく質が不足すると、 筋肉が減る原因になることがあります。 特に高齢の方は注意が必要です。
  • 食事の偏り
    主食や果物などを極端に避けることで、 食物繊維やビタミンなどが不足したり、 脂質の多い食事に偏ったりすることがあります。

糖質を減らすこと自体が、 必ず筋肉量の低下につながるわけではありません。 食事全体のエネルギー量や、 たんぱく質の量、運動習慣なども大切です。

特に注意が必要な人は?

① 高齢の方・体重が減っている方

高齢になると、食べる量や筋肉量が 減りやすくなります。

血糖値を気にするあまり、 食事を減らしすぎないことが大切です。

最近体重が減っている方や、 食事量が少なくなっている方は、 医療者に相談しましょう。

② 糖尿病の薬を使用している方

インスリンや一部の糖尿病治療薬を 使用している方では、 食事量を急に減らすと 低血糖が起こる場合があります。

また、SGLT2阻害薬を使用している方では、 極端な糖質制限や長時間の絶食などによって、 ケトアシドーシスという 危険な状態が起こることがあります。

ケトアシドーシスとは、 血液中に「ケトン体」という物質が増え、 血液が酸性に傾く状態です。

強いだるさ、吐き気、嘔吐、腹痛、 息苦しさなどが現れることがあり、 血糖値がそれほど高くなくても 起こる場合があります。

糖尿病の薬を使用している方へ
自己判断で極端な糖質制限を始めたり、 薬の量を変更したりしないでください。
SGLT2阻害薬の使用中に、 上記のような症状が現れた場合は、 速やかに医療機関を受診してください。

何から見直せばよい?

糖質をすべて減らそうとするよりも、 まずは日頃の食生活を振り返ってみましょう。

① 甘い飲み物を見直す

ジュースや砂糖入りのコーヒーなどは、 気づかないうちに糖質を多くとる 原因になることがあります。

普段の水分補給は、 水やお茶を基本にしましょう。

② 主食は自分に合った量に

ご飯やパンをすべて抜くのではなく、 いつもの量が自分に合っているか、 振り返ってみましょう。

必要な量は人によって異なります。 無理に減らしすぎないことも大切です。

③ 糖質の量だけでなく、質にも注目

野菜・豆類・果物・全粒穀物などには、 食物繊維が含まれています。

糖質の量だけを気にするのではなく、 主食・主菜・副菜を組み合わせ、 食事全体のバランスを整えましょう。

④ 体重の変化にも目を向ける

血糖値だけでなく、 体重が減りすぎていないか、 食事量が足りているかも大切な目安です。

特に意図せず体重が減っている場合は、 医療者に相談しましょう。

まとめ

  • 糖質は、減らせば減らすほどよいわけではありません。
  • 極端な制限による栄養不足や、 体重・筋肉量の低下に注意しましょう。
  • 糖尿病の薬によっては、 低血糖やケトアシドーシスの危険があります。
  • 糖質の量だけでなく、 食事全体のバランスを大切にしましょう。

血糖値を整えることと、 体力や筋肉を守ること。 どちらも大切です。

糖質をどのくらい食べればよいか迷う場合は、 医師・管理栄養士・薬剤師にご相談ください。

関連ページ

糖尿病×食事のセルフケアQ&A

参考資料

  1. 日本糖尿病学会.糖尿病診療ガイドライン2024. 第3章 食事療法. PDF
  2. 日本糖尿病学会. 糖尿病治療におけるSGLT2阻害薬の適正使用に関するRecommendation. 公式ページ