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ワクチンと薬
ワクチンを受けるとき、薬は飲んでいてもいいの?
お子さんが薬を飲んでいるときに、 「ワクチンを受けてもいいのかな?」と心配になることがあります。
多くの場合、薬を飲んでいることだけでワクチンが受けられないわけではありません。 ただし、接種できるかどうかは、当日の体調や病気の状態も含めて医師が判断します。
薬を自己判断で中止せず、接種前の予診で、飲んでいる薬や体調を伝えましょう。
抗菌薬を飲んでいてもワクチンは受けられる?
抗菌薬を飲んでいること自体が、必ずしもワクチン接種の妨げになるわけではありません。
ただし、抗菌薬が必要な病気の状態によっては、接種を延期した方がよいこともあります。
- 熱があるか
- 元気があるか
- 食事や水分がとれているか
- 症状が悪化していないか
- 医師から接種について指示があるか
迷う場合は、接種前に医療機関へ確認しましょう。
アレルギーの薬や喘息の薬は?
アレルギーの薬、喘息の薬、点鼻薬、点眼薬などは、継続しながらワクチンを受けられることが多いです。
ただし、症状が強いときや、発作があるときは、接種前に医師へ相談してください。
- アレルギーの薬
- 喘息の吸入薬
- 点鼻薬
- 点眼薬
- ステロイド薬を使用している場合
ワクチンのあとに熱が出たら?
ワクチンのあとに、発熱や接種した場所の腫れ、だるさなどがみられることがあります。
まずは、お子さんの様子をよく観察し、水分がとれているか、眠れているか、機嫌はどうかを確認しましょう。
- 水分がとれている
- 呼吸が苦しそうではない
- 顔色が悪くない
- ぐったりしていない
- いつもと大きく違う様子がない
解熱薬は使っていいの?
ワクチン後の発熱でつらそうな場合、医師から指示された解熱薬を使うことがあります。
子どもの解熱薬は、年齢や体重によって量が決められます。 以前もらった薬や兄弟の薬を自己判断で使わないようにしましょう。
- 大人の解熱薬を使わない
- 兄弟の薬を使わない
- 量を自己判断で増やさない
- ぐったりしている場合は早めに相談する
接種を延期した方がよいこともあります
ワクチンは、体調がよいときに受けることが基本です。
明らかな発熱がある場合や、重い急性の病気にかかっている場合などは、接種を延期することがあります。
- 高い熱がある
- ぐったりしている
- 嘔吐や強い下痢がある
- 呼吸が苦しそう
- 症状が悪化している
- いつもと様子が違う
母子手帳とお薬手帳を持参しましょう
ワクチンを受けるときは、母子手帳とお薬手帳を持参しましょう。
接種歴、飲んでいる薬、アレルギー歴、副作用歴などを確認しやすくなります。
- 母子手帳
- お薬手帳
- 予診票
- 現在飲んでいる薬
- 気になる症状のメモ
ご確認ください
薬を飲んでいる場合でも、自己判断で中止せず、接種前に医師へ伝えましょう。 心配なことがあれば、医師・薬剤師へ相談してください。
まとめ
- 薬を飲んでいるだけで、必ず接種できないわけではありません
- 接種できるかどうかは、当日の体調も含めて医師が判断します
- 薬を自己判断で中止しないようにしましょう
- ワクチン後の発熱では、お子さんの様子をよく観察しましょう
- 解熱薬は年齢や体重に合ったものを使いましょう
- 母子手帳とお薬手帳を持参しましょう
- 迷ったら医師・薬剤師へ相談しましょう
子どもの薬に使用期限はあるの?
子どもの薬に使用期限はあるの?
薬には使用できる期限があります。 ただし、処方された薬では、包装に書かれている期限だけで判断できないことがあります。
子どもの薬は、そのときの症状、年齢、体重に合わせて処方されています。 前にもらった薬が残っていても、自己判断で使わないようにしましょう。
処方された薬は、指示された日数・回数で使い切ることが基本です。 残った薬を次の症状に使うのは避けましょう。
粉薬やシロップは特に注意
粉薬やシロップは、保管状況によって状態が変わることがあります。
- 粉薬が固まっている
- シロップの色やにおいが変わっている
- 容器の中に異物がある
- いつもらった薬かわからない
見た目に変化がある薬や、いつもらったかわからない薬は、使う前に薬局へ相談してください。
目薬・点鼻薬・塗り薬も確認しましょう
目薬や点鼻薬、塗り薬も、開封後は早めに使うことがすすめられる場合があります。
特に目薬は、清潔に使うことが大切です。 兄弟で共用したり、古いものを使い続けたりしないようにしましょう。
- いつ開けた薬か
- 誰に処方された薬か
- 薬袋や説明書に期限の記載があるか
- 保管方法が合っていたか
市販薬の期限はどこを見る?
市販薬は、箱や容器に使用期限が書かれています。 使用前に期限と対象年齢を確認しましょう。
期限内でも、開封後に長く時間がたっている薬や、保管状態が悪かった薬は、使用前に確認が必要です。
迷ったときは薬局へ
「まだ使えるかな?」と思ったときは、薬の袋や容器を持って薬局へ相談してください。
薬の期限だけでなく、お子さんの年齢、体重、現在の症状に合っているかも確認することが大切です。
まとめ
- 薬には使用できる期限があります
- 処方薬は、そのときのお子さんのための薬です
- 残った薬を自己判断で使わないようにしましょう
- 粉薬・シロップ・目薬は状態や開封時期も確認しましょう
- 市販薬は期限と対象年齢を確認しましょう
- 迷ったら薬剤師へ相談しましょう
兄弟に同じ薬を使ってもいいの?
兄弟に同じ薬を使ってもいいの?
「上の子にもらった薬が残っているから、下の子にも使っていいですか?」 という質問を受けることがあります。
しかし、薬は診察時の症状や年齢、体重などをもとに処方されています。
処方された薬は、そのお子さん本人のための薬です。 兄弟姉妹での使い回しは避けましょう。
同じ症状でも原因が違うことがあります
例えば「熱」「咳」「鼻水」でも、 原因は一人ひとり異なります。
- かぜ
- インフルエンザ
- アレルギー
- 副鼻腔炎
- 中耳炎
見た目が似ていても、必要な薬が違うことがあります。
体重や年齢によって量が違います
子どもの薬は、年齢や体重を参考に量が決められています。
- 3歳 15kg
- 7歳 25kg
兄弟でも必要な量が異なることがあります。
抗菌薬は特に注意
以前処方された抗菌薬(抗生物質)が残っていても、 自己判断で使わないようにしましょう。
- 病気が違うかもしれない
- 必要ない場合もある
- 適切な量が違うことがある
残った抗菌薬を兄弟に使うことはおすすめできません。
塗り薬や目薬も注意
塗り薬や目薬も、 病気によって使い分けが必要です。
- とびひ
- 湿疹
- 虫刺され
- 結膜炎
同じように見えても原因が異なることがあります。
保湿剤はどうですか?
保湿剤は比較的相談を受けることが多い薬です。
ただし、処方内容や使用状況によって考え方が異なるため、 使用前に薬局へ相談してください。
- 病気が違うかもしれない
- 必要ない場合もある
- 適切な量が違うことがある
ご確認ください
処方薬は診察時の症状や体重などをもとに処方されています。 兄弟姉妹での使い回しは避けましょう。
まとめ
- 処方薬は本人のための薬です
- 兄弟でも症状や原因が違うことがあります
- 年齢や体重によって量が異なります
- 抗菌薬の使い回しは避けましょう
- 塗り薬や目薬も自己判断で使わないようにしましょう
- 迷ったら薬剤師へ相談しましょう
子どもの薬はなぜ大人と違うの?
子どもは大人を小さくしただけではありません
「大人の薬を半分にすれば子どもにも使えるのでは?」 と思うことがあるかもしれません。
しかし、子どもは大人を小さくしただけではありません。 体の大きさだけでなく、薬の効き方や体の中での処理のされ方も異なります。
子どもの薬は、年齢・体重・症状に合わせて選ばれています。
体の大きさが違います
薬の量は体重や年齢を参考に決められます。
同じ薬でも、 大人と子どもでは必要な量が異なります。
- 体重10kgの子ども
- 体重60kgの大人
体の大きさが違うため、必要な薬の量も変わります。
体の働きも成長途中です
薬は体の中で分解され、 その後、体の外へ排出されます。
この働きには主に肝臓や腎臓が関係しています。
- 肝臓の働き
- 腎臓の働き
子どもでは大人と同じように働かないことがあります。
大人の薬を使ってはいけないこともあります
薬の中には、 子どもには使用できないものや、 年齢によって注意が必要なものがあります。
市販薬でも対象年齢が決められていることがあります。
- 兄弟の薬を使わない
- 大人の薬を自己判断で使わない
- 量を勝手に調整しない
飲みやすさも大切です
子どもの薬では、 効果だけでなく「飲めること」も大切です。
年齢や症状に合わせて、 さまざまな剤形が使われます。
- 粉薬
- シロップ
- 坐薬
- 吸入薬
- 塗り薬
ご確認ください
同じ症状に見えても、 年齢や体重によって適した薬は異なります。
大人の薬や兄弟の薬を自己判断で使用せず、 気になることは医師・薬剤師へ相談してください。
まとめ
- 子どもは大人を小さくしただけではありません
- 体重によって薬の量が変わります
- 肝臓や腎臓の働きも成長途中です
- 年齢によって使えない薬があります
- 大人の薬や兄弟の薬を自己判断で使わないようにしましょう
- 迷ったら医師・薬剤師へ相談しましょう
子どもの薬|誤飲事故に注意!
子どもの誤飲事故に注意しましょう
小さなお子さんは、身の回りのものを口に入れて確認することがあります。 薬も例外ではなく、誤って飲んでしまう事故が起こることがあります。
薬は正しく使えば治療に役立ちますが、子どもが間違って飲むと、体に影響が出ることがあります。 ご家庭での保管方法を見直しておくことが大切です。
どのような事故が起こるの?
子どもの誤飲事故では、次のようなケースがあります。
- 机の上に置いていた薬を飲んでしまった
- バッグの中の薬を見つけて飲んでしまった
- 祖父母の薬をお菓子と間違えて飲んだ
- 兄弟姉妹の薬を飲んでしまった
- シロップを全部飲んでしまった
- 床に落ちた薬を拾って口に入れた
シロップの一気飲みに注意
シロップ剤は甘く飲みやすい味になっていることがあり、子どもがジュースのように飲んでしまうことがあります。
飲ませた後にテーブルへ置いたままにしたり、冷蔵庫の手が届く場所に置いたりすると、 保護者が目を離した間に飲んでしまうことがあります。
- 飲ませた後はすぐに片付ける
- 計量カップやスポイトを出したままにしない
- 冷蔵庫でも子どもの手が届かない場所に置く
- 薬をジュースやお菓子のように説明しない
誤飲事故を防ぐポイント
手の届かない場所に保管する
薬は、高い場所や鍵のかかる場所など、子どもが自分で取り出せない場所に保管しましょう。
見ていない時に
保管場所からの薬の取り出しは、子どもが見れないようにしましょう。
飲む直前に取り出す
「あとで飲ませよう」と机の上に置いたままにすると、誤飲につながることがあります。 薬は飲む直前に取り出し、飲ませた後はすぐに片付けましょう。
薬を「お菓子」と言わない
薬を飲ませるために「お菓子だよ」「ラムネだよ」と説明すると、 子どもが自分で探して飲んでしまう原因になることがあります。
祖父母の薬にも注意する
帰省先や祖父母宅では、大人の薬が手の届く場所に置かれていることがあります。 高血圧や糖尿病などの薬は、子どもが少量飲んだだけでも注意が必要な場合があります。帰省前に、薬の保管場所を必ず確認しておきましょう。
もし誤って飲んでしまったら
無理に吐かせようとせず、まずは落ち着いて状況を確認しましょう。
- 薬の名前
- 飲んだ量
- 飲んだ時間
- 現在の様子
薬の袋や容器を手元に準備して、医療機関、薬局、または中毒相談窓口へ相談してください。
ぐったりしている、呼びかけへの反応が悪い、けいれんしている、呼吸が苦しそうなどの場合は、 すぐに救急受診を検討してください。
🚨 薬を誤って飲んでしまったとき
お子さんが薬や家庭用品などを誤って飲んでしまった場合は、 無理に吐かせようとせず、まずは専門機関へ相談してください。
公益財団法人 日本中毒情報センター
☎ 大阪中毒110番
072-727-2499
(365日・24時間対応)
☎ つくば中毒110番
029-852-9999
(365日・24時間対応)
医薬品、家庭用品、農薬、植物などによる急性中毒について相談できます。
ご家庭で確認しておきたいこと
- 薬を置いている場所は安全か
- バッグの中に薬を入れっぱなしにしていないか
- 祖父母宅の薬の保管場所を確認しているか
- 兄弟姉妹の薬と分けて管理しているか
- シロップ剤を子どもが開けられる場所に置いていないか
まとめ
- 薬は子どもの手が届かない場所に保管する
- 飲む直前に取り出し、飲ませた後はすぐに片付ける
- シロップの一気飲みに注意する
- 薬を「お菓子」と説明しない
- 祖父母の薬やバッグの中の薬にも注意する
- 誤飲した場合は、薬の情報を確認して早めに相談する
薬は、お子さんの健康を守るためのものです。 安全に使うために、ご家庭でも保管方法を見直してみましょう。 気になることがあれば、薬剤師へ相談してください。
消費者庁 >子供による医薬品誤飲事故 https://www.caa.go.jp/policies/council/csic/report/report_007








