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2026-09-20 12:30:00

Q. 糖質はどこまで減らしてよいですか?

Q. 糖質はどこまで減らしてよいですか?

 

糖質をできるだけ減らせばよい、というわけではありません。

糖尿病の食事では、 炭水化物を減らすことで血糖値が改善する場合があります。 ただし、適切な量は人によって異なります。

年齢、体格、活動量、体重、 使っている糖尿病の薬などを考えながら、 無理なく続けられる量を調整することが大切です。

 

「糖質ゼロ」を目指す必要はありません

ご飯、パン、麺、果物、乳製品などには炭水化物が含まれています。 これらを極端に減らす必要はありません。

むしろ、 野菜、豆類、果物、全粒穀物など、 食物繊維を含む質のよい炭水化物を選ぶことも大切です。

 

まず減らしやすいもの

  • 砂糖入りの飲み物
  • お菓子や菓子パン
  • 食べすぎているご飯・パン・麺
  • 砂糖を多く使った加工食品

主食をすべて抜くよりも、 まずは「多すぎているところを少し減らす」方が続けやすくなります。

 

SGLT2阻害薬を使っている方は注意してください

SGLT2阻害薬を使用している方では、 極端な低糖質食やケトジェニック食によって ケトアシドーシスのリスクが高まることがあります。 自己判断で強い糖質制限を始める前に、 医師・管理栄養士・薬剤師へ相談してください。

まとめ

  • 糖質は「できるだけ減らす」必要はありません
  • 自分に合った量に整えることが大切です
  • 糖質の量だけでなく、食物繊維など「質」も意識しましょう
  • 極端な糖質制限は、薬や体の状態によって危険な場合があります

糖質をどのくらいにすればよいか迷う場合は、 医師・管理栄養士・薬剤師へご相談ください。

 

ChatGPT Image 2026年9月21日 07_42_27.png

2026-09-19 12:00:00

Q&A|鼻水は、かむ?すすってもいい?


Q&A|鼻水は、かむ?すすってもいい?

鼻水が出ると、 つい「ズズッ」とすすってしまうことがあります。

「鼻水はすすってもいいの?」
「しっかり強くかんだ方がいい?」

そんな疑問を持つ方も多いと思います。

基本は、鼻水を「片方ずつ、やさしくかむ」のがおすすめです。
ただし、強く一気にかむのも、強くすすり続けるのも避けましょう。

鼻水をすすると、耳に入る?

「鼻水をすすると、そのまま耳に入ってしまう」 と聞いたことがあるかもしれません。

実際には、 すすった鼻水がそのまま耳へ流れ込む、という単純な仕組みではありません。

ただし、鼻の奥と中耳は、 「耳管(じかん)」という細い通り道でつながっています。

鼻の奥
↓
耳管
↓
中耳

強く鼻をすすったときには、 鼻の奥や中耳の圧が変化することがあります。

特に、滲出性中耳炎など耳管の働きに問題がある子どもでは、 習慣的な強い鼻すすりが、中耳の陰圧に関係することが報告されています。

※健康な方が一度鼻をすすっただけで中耳炎になる、という意味ではありません。


では、鼻水はどうしたらいい?

鼻水が出たときは、 無理にすすり込まず、外へやさしく出すのが基本です。

  • 片方の鼻を軽く押さえる
  • 反対側の鼻から、やさしくかむ
  • 左右を交代する
  • 一度で出そうとせず、何回かに分ける

詳しい鼻のかみ方は、 こちらのページでも紹介しています。

▶ 鼻をかむ時のポイント


強くかめば、よく出る?

鼻がつまっていると、 思いきり「フンッ!」とかみたくなることがあります。

しかし、 強く鼻をかむと、中耳の圧が急に高くなることがあります。

そのため、 「強くかむ」ことよりも、 片方ずつ、やさしく、少しずつを意識しましょう。

鼻水は「強く出し切る」必要はありません。
鼻や耳に負担をかけないことの方が大切です。

子どもの「鼻すすり」はどうする?

小さな子どもは、 まだ上手に鼻をかめないことがあります。

「すすらないで!」と注意するだけでは難しいため、

「片方ずつ、フーッとしてみよう」
「少しずつ出してみよう」

と声をかけながら、 少しずつ鼻をかむ練習をするとよいでしょう。

まだ鼻をかめない年齢では、 鼻吸い器などを使ったケアも選択肢になります。


こんな時は耳鼻咽喉科へ

鼻水だけでなく、次のような症状がある場合は、 耳鼻咽喉科への相談を考えましょう。

  • 耳が痛い
  • 耳がつまった感じが続く
  • 聞こえにくそうにしている
  • 耳だれがある
  • 発熱が続く
  • 鼻水や鼻づまりが長引いている
  • 強い頭痛や顔の痛みがある

特に子どもは、 鼻かぜなどをきっかけに中耳炎を起こすことがあります。


まとめ

  • 鼻水は、基本的にやさしくかむ
  • 片方ずつ、少しずつかむ
  • 強くすすり続けるのは避ける
  • 思いきり強くかむのも避ける

鼻水が続くときは、 鼻の症状だけでなく耳の様子にも気をつけてみてください。

鼻水や鼻づまり、薬の使い方について気になることがあれば、 薬剤師にもお気軽にご相談ください。

参考文献

・Sakikawa Y, Kobayashi H, Nomura Y. Changes in middle ear pressure in daily life. Laryngoscope. 1995;105(12 Pt 1):1353-1357.
・Yaginuma Y, Kobayashi T, Takasaka T. The habit of sniffing in nasal diseases as a cause of secretory otitis media. Am J Otol. 1996;17(1):108-110.
・Falk B. Sniff-induced negative middle ear pressure: study of a consecutive series of children with otitis media with effusion. Am J Otolaryngol. 1982;3(3):155-162.

2026-08-17 09:00:00

薬局でのコミュニケーションボード

耳が聞こえない・聞こえにくい方向けに、薬局でのコミュニケーションの助けになればと、コミュニケーションボードを作成しました。

薬局でよくある会話の内容をあらかじめ入れているので、指差しで確認することができます。

https://pharmacy-communication-web.vercel.app/

コミュニケーションボード.jpg

 

安全のために必要な確認事項などの確認に活用できます。

改良案など、お寄せいただけますと嬉しいです。

2026-07-15 16:30:00

おくすりQ&A|入浴のために剥がした湿布は、また貼って良い?


入浴のためにはがした湿布は、もう一度貼ってよい?

お風呂に入る前に湿布をはがしたあと、 「まだ使えそうだから、入浴後にもう一度貼ってもよい?」 と迷うことがあります。

一度はがした湿布と、新しい湿布では、考え方が異なります。

一般的な考え方

一度はがした湿布は、基本的に貼り直さず、処分します。

入浴のためにはがした湿布は基本的に貼り直さず、粘着面を内側に折って処分する流れ

なぜ貼り直さないの?

湿布は、粘着面が皮膚へしっかり密着した状態で使うように作られています。

一度はがすと、粘着面に汗や皮脂、水分、汚れなどが付き、貼り付きにくくなります。

粘着力が弱くなる

貼り直しても端が浮いたり、すぐにはがれたりすることがあります。

汗や皮脂、水分が付く

はがした湿布の粘着面には、皮膚の汚れなどが付着しています。

しっかり密着しにくい

しわや隙間ができ、安定した状態で使えないことがあります。

まだ粘着力が残っているように見える場合でも、 入浴後に同じ湿布を貼り直さないことが基本です。

一度はがした湿布は粘着力が弱くなり、汗や皮脂、水分が付いて密着しにくくなることを示す図解

はがした湿布はどう捨てる?

1
粘着面を内側にして折りたたみます。
2
子どもやペットが触れないようにします。
3
自治体や施設のルールに従って捨てます。

温泉、銭湯、デイサービスなどでは、 はがした湿布を浴槽や脱衣所へ置いたままにしないようにしましょう。

使用済み湿布の粘着面を内側に折り、子どもやペットから離して決められた方法で捨てる手順

入浴後に新しい湿布を貼ってもよい?

新しい湿布を貼ってよいかどうかは、 薬袋に書かれた使用回数や枚数によって異なります。

湿布の使い方の例

  • 1日1回貼る薬
  • 1日2回貼る薬
  • 1回に貼る枚数が決められている薬

朝に1日1回の湿布を貼り、 入浴前にはがしたあとに新しい湿布を追加すると、 指示された使用回数や枚数を超えることがあります。

「一度はがした湿布を貼り直さない」ことと、 「新しい湿布をすぐ追加してよい」ことは、同じ意味ではありません。

新しい湿布を貼る前に、薬袋に書かれた回数・枚数・貼り替え時間を確認してください。

新しい湿布へ交換してよいかは、薬袋を確認し薬によって対応が異なることを示す図解

入浴後に新しい湿布を貼るときは

入浴後に新しい湿布を貼るよう指示されている場合は、 皮膚の水分や汗が落ち着いてから貼りましょう。

1
タオルで水分をやさしく拭き取ります。
2
汗が落ち着くまで少し待ちます。
3
皮膚が十分に乾いたことを確認します。
4
赤みやかゆみのない場所へ、新しい湿布を貼ります。

入浴直後の皮膚は温まり、汗をかきやすい状態です。
すぐに貼らず、皮膚が乾いてから貼りましょう。

温感タイプの湿布では、入浴の前後に特別な注意が必要な製品があります。
薬袋や説明書を確認し、分からない場合は薬剤師へ相談してください。

端が少し浮いたとき、テープで固定してもよい?

貼り薬の端が少し浮いただけの場合は、 医療用テープなどで固定できる薬もあります。

ただし、固定してよいかどうかは薬によって異なります。

半分以上はがれている場合や、粘着面が汚れている場合は、 無理にテープで固定しないようにしましょう。

テープで固定できるか分からない場合は、 薬剤師へ確認してください。

貼り薬が少し浮いたときにテープで固定できるかは薬によって異なることを説明する図解

デイサービスで入浴する場合

いつも朝に1日1回の湿布を貼り替えている方では、 デイサービスで入浴する日の使い方を工夫できる場合があります。

医師・薬剤師・デイサービスと事前に確認したうえで、 朝は新しい湿布を貼らず、湿布を1枚持参し、 入浴後に皮膚が乾いてから貼る という方法を選べる場合があります。

この方法なら、朝に貼った湿布を短時間ではがしたり、 入浴後にもう1枚追加したりする混乱を防ぎやすくなります。

この方法が適しているかは、 湿布の種類、貼る回数、痛みの状態、施設での対応によって異なります。
自己判断で変更せず、事前に確認してください。

こんなときは薬剤師へ相談してください

  • 入浴後に新しい湿布を貼ってよいか分からない
  • 1日何回、何枚使ってよいか分からない
  • 朝に貼った湿布を入浴前にはがす予定がある
  • デイサービスで入浴する
  • 温感タイプの湿布を使用している
  • はがした湿布を貼り直してよいか迷っている
  • テープで固定してよいか分からない
  • 入浴後に皮膚の赤み、かゆみ、痛みがある

湿布の種類や使用回数を確認し、 入浴する日に無理なく続けられる方法を一緒に考えます。

まとめ

  • 入浴前にはがした湿布は、基本的に再貼付しない
  • 使用済みの湿布は、粘着面を内側に折って処分する
  • 新しい湿布を追加してよいかは、薬袋の回数・枚数を確認する
  • 入浴後に貼る場合は、皮膚が十分に乾いてから貼る
  • テープで固定できるかどうかは薬によって異なる
  • デイサービスの日は、事前に貼る時間と方法を相談しておく

「貼り直さない」と「新しい湿布を追加してよい」は、 同じ意味ではありません。
使い方に迷った場合は、お気軽に薬剤師へご相談ください。

2026-07-15 15:30:00

おくすりQ&A|デイサービスで入浴する日は、湿布をどうしたらよい?


デイサービスで入浴する日は、湿布をどうしたらよい?

デイサービスで入浴する日は、 「朝に貼って行く?」 「入浴後に貼る?」 「施設で貼ってもらえる?」 と迷うことがあります。

湿布は、薬によって貼る回数や使い方が異なります。

まずは、薬袋や説明書を見て、 いつ・何枚貼るように指示されているか確認しましょう。

デイサービスの日に湿布をいつ貼ればよいか迷う場面

まず確認すること

貼る回数

1日1回か、1日2回かなど、薬袋の指示を確認します。

入浴する時間

デイサービスで、午前と午後のどちらに入浴するか確認します。

施設で対応できるか

入浴後に湿布を貼ってもらえるか、持参方法も含めて確認します。

朝に新しい湿布を貼る前に、その日の入浴予定を確認しておくと安心です。

デイサービスの日だけ、自己判断で変えない

普段、毎日決まった時間に湿布を貼っている場合でも、 デイサービスの日だけ自己判断で回数を増やしたり、 貼る時間を大きく変えたりしないようにしましょう。

朝に貼り、入浴前にはがしたあと、もう1枚貼ると、 指示された回数や枚数を超えることがあります。

痛みの状態や湿布の種類によっては、 入浴後に貼るよう調整できる場合もあります。

デイサービスの日の使い方を、 あらかじめ医師または薬剤師と決めておくと安心です。

湿布の貼る時間や枚数を自己判断で変更せず薬剤師へ相談する

朝に1日1回貼り替えている方の工夫

いつも朝に、1日1回の湿布を貼り替えている方は、 デイサービスで入浴する日だけ、貼る時間を工夫できる場合があります。

事前に医師や薬剤師、デイサービスと確認したうえで、 次のような方法を選べることがあります。

1
朝は新しい湿布へ貼り替えず、湿布を貼らない状態でデイサービスへ行きます。
2
新しい湿布を1枚、施設の決まりに沿った方法で持参します。
3
デイサービスで入浴します。
4
入浴後、皮膚が十分に乾いてから、持参した湿布を貼ります。

この方法なら、朝に貼った湿布を短時間ではがしてしまうことや、 入浴後にもう1枚追加してしまうことを防ぎやすくなります。

この方法が適しているかは、湿布の種類、貼る回数、痛みの状態、 施設での対応によって異なります。
自己判断で始めず、事前に医師または薬剤師へ相談してください。

入浴前にはがすことが一般的です

湿布は、デイサービスで入浴する前にはがすことが一般的です。

貼ったまま入浴すると、湿布がはがれたり、 浴槽や脱衣所へ落ちたりすることがあります。

湿布をはがした場所は強くこすらず、やさしく洗いましょう。
新しい湿布は、入浴後に皮膚が十分に乾いてから貼ります。

入浴前に湿布をはがし入浴後に必要に応じて貼り替える流れ

入浴後は、どこで貼る?

入浴後に施設で貼ってもらえる場合もあれば、 帰宅してから貼る場合もあります。

デイサービスによって、薬の持参方法や、 職員が対応できる範囲は異なります。 利用日の前に確認しておきましょう。

確認しておきたいこと

  • 施設で湿布を貼ってもらえるか
  • 湿布を持参する必要があるか
  • 本人が自分で貼ることができるか
  • 貼る場所を職員へ伝える必要があるか
  • 帰宅してから家族が貼る方がよいか
入浴後に施設で湿布を貼るか帰宅後に貼るかを確認する

湿布を持参するとき

  • 施設から指定された方法で持参する
  • 必要な枚数だけを持参する
  • できるだけ薬袋に入れたまま持参する
  • 本人の名前が分かるようにする
  • 貼る場所や貼る時間を職員へ伝える

湿布を小袋などへ移す場合は、 薬の名前や使い方が分からなくならないよう注意してください。

持参方法は施設ごとに異なるため、 デイサービスの職員へ事前に確認してください。

家族・施設・薬局で情報を共有しましょう

湿布をいつ、どこで、何枚貼るかを共有しておくと、 貼り忘れや重ね貼りを防ぎやすくなります。

「朝は貼らない」「入浴後に施設で貼る」 「帰宅後に家族が貼る」など、 方法を一つに決めて共有しておきましょう。

家族、デイサービス、薬局で湿布を貼る時間と方法を共有する

こんなときは薬剤師へ相談してください

  • デイサービスの日だけ貼る時間を変えてよいか分からない
  • 朝に貼るか、入浴後に貼るか迷っている
  • 施設で貼ってもらえるか分からない
  • 何枚持参すればよいか分からない
  • 貼り忘れや重ね貼りが心配
  • 皮膚に赤みやかゆみがある
  • 湿布が毎回はがれてしまう

湿布の種類や貼る回数、デイサービスでの対応を確認し、 無理なく続けられる方法を一緒に考えます。

まとめ

  • 薬袋で、貼る回数と枚数を確認する
  • デイサービスの日だけ自己判断で使い方を変えない
  • 湿布は入浴前にはがすことが一般的
  • 入浴後は、施設または帰宅後に貼る
  • 施設で対応できるか事前に確認する
  • 家族・施設・薬局で貼る時間と方法を共有する
  • 朝に1日1回貼る方は、事前に相談したうえで、朝は貼らずに1枚持参し、入浴後に貼る方法を選べる場合がある

朝に貼るか、入浴後に貼るか迷った場合は、 デイサービスを利用する前に薬剤師へご相談ください。

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