2021/11/09 11:00
今年のインフルエンザはどうなる?
こんにちは。
インフルエンザ、今年は予防接種どうしようか?と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そういえば、今年のインフルエンザの発生状況はどうなっているんでしょう。
早速みてみましょう。
これは、厚生労働省から公表されている季節性インフルエンザの患者数のグラフです。
「定点報告」とあるのは、全国の医療機関のうち、約5000の医療機関が定点として登録されており、定点医療機関から報告された患者数のことです。
1月から週ごとに患者数が集計されています。
2019年は、特に早い時期から流行しました。
ただ、このグラフをみると、2020年、2021年はわかりませんね。
そこで、縦軸を拡大してみましょう。
2020年は、インフルエンザの感染者が非常に少なかったことが記憶にある方も多いと思います。
実際に、縦軸は1000倍違うことからも、非常に少なかったです。
今年、43週(10月25日〜10月31日)時点では、定点あたり20人と、2019年までと比べると非常に少ないです。
ただし、各地で発生してはいますので、注意が必要です。
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二つのウイルス感染症が同時には流行しないといわれる、「ウイルス干渉」を示している、と見る声もあるでしょう。
ウイルス干渉のため、インフルエンザウイルス感染症も大規模な流行をしなかった、と。
この記事を書いている私は感染症の専門家ではありませんので、ウイルス干渉が、実際にどのくらいなのかはわかりません。
しかし、昨年の人流抑制や、感染症対策の徹底(手指消毒・マスク)による皆さんの努力のおかげで、感染を減少させたという影響は少なからずあるだろう、考えています。だから、これからも、対策は続けよう!とも思っています。
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今年は、インフルエンザ流行を懸念する意見もあります。
昨年流行していないため、十分な免疫を持っていないことが、その理由の一つとして挙げられています。
子供さんで、新型コロナワクチンが接種できない方々は、特にインフルエンザの予防接種を検討していただきたいです。
かかりつけの小児科に、十分に相談なさってください。
一人一人が、感染対策に気をつけて、食い止めましょう!
参考資料)
1) 厚生労働省:インフルエンザ発生状況
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(追記)
感染状況の最新情報など、ブログの方に掲載予定です。http://blog.kohakudo589.com
よろしければ、ご覧ください。