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こんにちは。
インフルエンザ、今年は予防接種どうしようか?と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そういえば、今年のインフルエンザの発生状況はどうなっているんでしょう。
早速みてみましょう。
これは、厚生労働省から公表されている季節性インフルエンザの患者数のグラフです。
「定点報告」とあるのは、全国の医療機関のうち、約5000の医療機関が定点として登録されており、定点医療機関から報告された患者数のことです。
1月から週ごとに患者数が集計されています。
2019年は、特に早い時期から流行しました。
ただ、このグラフをみると、2020年、2021年はわかりませんね。

そこで、縦軸を拡大してみましょう。
2020年は、インフルエンザの感染者が非常に少なかったことが記憶にある方も多いと思います。
実際に、縦軸は1000倍違うことからも、非常に少なかったです。
今年、43週(10月25日〜10月31日)時点では、定点あたり20人と、2019年までと比べると非常に少ないです。
ただし、各地で発生してはいますので、注意が必要です。
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二つのウイルス感染症が同時には流行しないといわれる、「ウイルス干渉」を示している、と見る声もあるでしょう。
ウイルス干渉のため、インフルエンザウイルス感染症も大規模な流行をしなかった、と。
この記事を書いている私は感染症の専門家ではありませんので、ウイルス干渉が、実際にどのくらいなのかはわかりません。
しかし、昨年の人流抑制や、感染症対策の徹底(手指消毒・マスク)による皆さんの努力のおかげで、感染を減少させたという影響は少なからずあるだろう、考えています。だから、これからも、対策は続けよう!とも思っています。
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今年は、インフルエンザ流行を懸念する意見もあります。
昨年流行していないため、十分な免疫を持っていないことが、その理由の一つとして挙げられています。
子供さんで、新型コロナワクチンが接種できない方々は、特にインフルエンザの予防接種を検討していただきたいです。
かかりつけの小児科に、十分に相談なさってください。
一人一人が、感染対策に気をつけて、食い止めましょう!
参考資料)
1) 厚生労働省:インフルエンザ発生状況
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(追記)
感染状況の最新情報など、ブログの方に掲載予定です。http://blog.kohakudo589.com
よろしければ、ご覧ください。
長崎県でも高齢者のワクチン接種がすすめられています。
新型コロナワクチンは、感染拡大を防止するために、重要な方法ですが、副反応が気になる方も多いと思います。
そこで、新型コロナワクチン接種後に起こりうる副反応について、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)が一般向けに作成した文書をご紹介します。
参考資料)https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/vaccines/expect/after.html
まずはじめに
ワクチン接種は、あなたや周りの人を新型コロナワクチンから守ってくれます。
新型コロナワクチンには、重症化を防いだり、発熱やせきなどの症状がでること(発症)を防ぐ効果があります(コロナワクチンナビ)。
ワクチンを接種後、体の中では、免疫反応が働いて、抵抗力がつきます。
その反応のため、接種部位の痛み、発熱、頭痛などの副反応が起こる可能性があります。
治療を要したり、障害が残るほどの副反応は極めて稀ですが、起こる可能性はゼロではありません。
そのため、接種後、会場で15分以上、経過観察が行われ、万が一、重篤な副反応が起こった場合には、適切に対処されます。
中には、副反応がでない方もいます。日本の先行接種後調査では、若者の方が、比較的副反応が出やすいことが明らかになりました。
副反応がないからと言って、抵抗力ができていないわけではありませんので、ご安心ください。
ワクチン接種後に、通常起こりうる副反応には、次のようなものがあります。
□ ワクチンを接種した腕に起こるもの
腕が痛い、接種部位が赤くなる、接種した部位が腫れる、といった反応がでることが知られています。
□ 接種部位以外の体の部位に起こるもの
体がだるい、頭痛、筋肉痛、悪寒、発熱、吐き気
◯副反応がおきた場合
ワクチン接種後に起こった痛みや不快な症状について、医師に相談しましょう。
痛みや熱に対しては解熱鎮痛薬、軽度のアレルギー症状に対しては抗ヒスタミン薬などが使用できる場合があります。
受診が困難な場合は、市販薬を購入して良いか尋ねても良いでしょう。
治療薬として、上記のような薬を使用している方は、事前に、ワクチン接種予定を伝え、服薬をどうしたら良いか確認しておきましょう。
□ ワクチン接種した腕の痛みなどに対しては、次のような対処方法があります
・清潔な冷たい濡れタオルで拭きましょう
・適度に腕を使い、体操しましょう
□ 発熱による不快感に対しては、次のような対処方法があります。
・水分をとりましょう
・少し薄着になりましょう
◯2回目の接種後
ワクチン接種後の反応は、1回目の接種後よりも、2回目の接種後の方が、強く反応がでます。(これが、十分な抵抗力をつけるために、1回接種ではなく2回接種が必要な理由でもあります)
この反応は、体の中でウイルスに対する抵抗力をつけているという、正常な反応といえます。
通常、数日で消失しますのでご安心ください。
ただし、このように、特に2回目の接種後のほうが強い反応が出る可能性がありますので、
ワクチン接種後は、予定を入れず、ゆっくりと過ごせるように、日程調整を工夫することをおすすめします。
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(訳者注)
1回目の接種後は24時間、2回目の接種後は48時間は、ゆっくりと過ごせるように調整しておいた方が安心です。
お仕事がある人は、体調不良時には休めるよう、他の人の力を借りることができるように、事前に調整しておくことをおすすめします。
当日は激しい運動を控え、ゆっくりとすごされるとよいでしょう。
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◯こんなときは医師に相談しましょう
多くの場合、ワクチン接種後に体の中で起こる反応は、体が抵抗力をつけているという、正常な反応です。数日でなくなることがほとんどですので、対処をとりながら、様子を見てください。
ただし、こんなときは、医師や医療従事者に相談されてください。
・接種した腕の発赤やだるさが、接種24時間後以降に悪化した場合
・副反応が心配な場合や、中々なくならない場合にもご相談ください。
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コロナ禍の健康管理 https://kohakudo589.com/info/3855378
↑こちらのページには、このホームページでこれまでに掲載した記事をまとめています。
これまでに掲載した関連記事をまとめてご紹介します。
新型コロナウイルス感染症に関する情報を調べるときに大事なことは、
①正しい情報か?・・・情報の発信原を確認し、信頼できる情報なのかを確認しましょう
②いつの情報か?・・・その時の状況に応じて、対策も変わります。最新の情報を確認しましょう
この2点です。確かな情報のもとに正しく判断することが大切です。
https://kohakudo589.com/info/3715435(2021.01.16 投稿)
・・・札幌市保健所さんが作成されたパンフレットを基に、基本的な対策をまとめています。
〇マスクについて考えてみましょう
①https://kohakudo589.com/info/3691857
②https://kohakudo589.com/info/3691859
③https://kohakudo589.com/info/3691902
④https://kohakudo589.com/info/3691915
⑤https://kohakudo589.com/info/3692007
⑥https://kohakudo589.com/info/3692021
⑦https://kohakudo589.com/info/3692034
⑧https://kohakudo589.com/info/3692056
手袋をしていれば大丈夫? https://kohakudo589.com/info/3700429
・・・米国 CDC のホームページに掲載されている記事を和訳したものです。マスクの選び方など基本的な事項が記載されている記事です。変異株など心配されますが、過度に恐れるのではなく、基本的な対策をきちんと行うことが大切です。
〇【コロナ禍でも上手に受診するために】
https://kohakudo589.com/info/3669088 (2020.12.21 投稿)
https://kohakudo589.com/info/3617470 (2020.11.20 投稿)
https://kohakudo589.com/info/3487560 (2020.09.15 投稿)
・・・相談先については、状況に応じて、対策が取られています。基本的には、事前に電話相談したうえで、受診をお願いします。
https://kohakudo589.com/info/3211151(2020.03.30 投稿)
https://kohakudo589.com/info/5152087(2023.05.15 投稿)
https://kohakudo589.com/info/5152087(2023.05.10 投稿)
薬局からのお知らせ >薬局で払う医療費について >調剤報酬
医療機関で支払う医療費は、国が定めた「診療報酬」制度に従って算定しています。この制度は、2年ごとに改正されます。通常、4月1日に改正されます(前回改正は、令和2年4月1日)。ただし、令和3年4月から、一部、変更が行われました。
薬価については、毎年改正されるように制度変更されました。
そのため、令和3年4月1日から、薬局窓口でお支払いされる自己負担金が変わる場合があります。
制度の改正による変更であることを、なにとぞ、ご理解お願いします。
参考情報)
1. 厚生労働省ホームページ >令和2年度診療報酬改定について
2. 九州厚生局ホームページ >令和2年度診療報酬改定について
こはく堂薬局からのお知らせ)①薬価改正、②新型コロナウイルス感染症対策にかかる改正(時限的措置)、③介護報酬がが主な改正のポイントです。
スギ花粉症の方は、春先は憂鬱な方も多いのではないでしょうか。
今年は、コロナ禍での花粉症対策ということで、特に気を付けていただきたいことをお伝えします。
花粉症の代表的な症状には、
透明の水っぽい鼻水、鼻づまり、連発するくしゃみ、目のかゆみ、があります。
コロナ禍で注意が必要なポイントは、
「かゆいから目や鼻をこする」こと、「くしゃみ」が頻発することです。
新型コロナウイルス感染症の主な感染経路は、飛沫感染と接触感染です。
飛沫感染とは、感染者が咳やくしゃみをしたときや、大声を出したときに、口から飛ぶしぶき(飛沫)にウイルスが含まれており、それを他の人が口や鼻から吸い込むことで起こる感染経路のことです。
しぶきは 1~2 m 程度飛ぶと考えられているため、「ソーシャルディスタンス」をとってマスクを着用するのは、これを防ぐためです。
また、接触感染とは、感染者やウイルスが付着したものを介して、感染していない人の手にウイルスが付着し、その手で口や鼻、目などを触ることによって起こる感染経路のことです。人は、無意識のうちに口や鼻や目を触っているため、マスクを着用することは無意識のうちに触ることを防ぐ効果もあります。
このように、ウイルスがついた手で、目や鼻をこすると、ウイルスが粘膜に付着し、体内に侵入して感染成立してしまう危険性があります。
そのため、花粉症の方が、かゆいため目や鼻をこすってしまうと、新型コロナウイルス感染症の感染の危険性が高まりますし、
くしゃみをすることで、無症状のうちに実は感染してしまい、ウイルスが含まれた飛沫を飛び散らしてしまっている可能性があります。
今年は特に、花粉症のくしゃみや鼻水などの症状が出ないように、できるだけ抑えることが、とても重要です。
具体的なポイントとしては、今年は、「早めに、しっかりと」対策をすることです。
①早めに
花粉症の治療方法には、治療をするタイミングでいくつかの方法があります。
その中の一つ、「初期療法」があります。
花粉症の初期療法というのは、「花粉症シーズン時の症状を抑える、または、軽くするため、花粉が飛び始める前、あるいは、症状が軽いうちから薬の使用を始める」治療方法のことです。
早くから対策をとることが効果的だといわれています。
②しっかりと
目や鼻を擦らないようにして、新型コロナ感染症を防ぐための他にも、
今年は換気をしっかりとするため、室内に花粉が持ち込まれる可能性が高いため、
今年は、例年よりも、しっかりとした花粉症対策がおすすめです。
例年、治療せずに、ガマンしている人 → 花粉症の治療をする(市販薬購入でも)
マスクだけで対応していた人 →花粉症の治療をする(市販薬購入でも)
花粉症の症状がある人 →医療機関にかかって治療をする
ステップアップした対応が重要です。
◯治療薬選定のポイント
花粉症の治療薬には、さまざまな種類のものがあります。
それらを症状に応じて、又は、副作用を考慮して選択されます。
ご自身にあった治療薬を出していただくために大切なポイントは下記のようなことがあります。
・症状:いつから、どのような症状があるのか
・昨年のんでいた薬は効いていたか
・副作用
特に、副作用について。抗アレルギー薬の代表的な副作用には、「眠気」があります。
ただし、これは個人差が大きいです。複数回飲んでいるうちに、慣れて眠気が起こらないことも多いです。
そのため、いままでに薬を飲んで眠くなった経験があるのか、眠気があると困る仕事についていないか(高所・機械作用を伴う仕事。夜勤の有無など)、皆さんのご事情を、受診するときには必ず伝えてください。
◯日常生活での工夫
・マスクは多めに携帯しましょう
くしゃみをするごとにマスクを交換することも推奨されています。それでは追いつかない方も多いと思いますが、その場合は、インナーマスク(マスクの内側に充てる不織布シート)を交換することで対応することも可能だと思います。
替えのマスクやインナーマスクは余裕を持って携帯しましょう。
・マイティッシュを用意しましょう
また、共用の箱ティッシュを使用すると、ウイルスが付着している可能性もあります。
マイティッシュを用意しましょう。
・くしゃみにも、エチケットを
咳をするときの「咳エチケット」はよくご存じかと思います。
くしゃみをするときにも、飛沫の恐れがありますので、咳と同様に、鼻や口を覆ってするように配慮をお願いします。
・くしゃみのあと、鼻をかんだあとに、手指衛生を
突然のくしゃみに、手で口を押さえたあとは、手にウイルスなどが付着している可能性があります。
くしゃみをした後や、鼻をかんだ後には、手指衛生を行うましょう。
消毒用アルコールなどで消毒することをおすすめします。もちろん、周囲に洗面台があれば、流水・石けんでの手洗いでも構いません。突然に備えて、消毒用アルコールを携帯することをおすすめします。
少しでも、苦痛が少なく、この時期を乗り越えられますよう。
参考資料)
引用イラスト(飛沫感染、接触感染):学校保健フリーイラスト集
大久保公裕教授:「コロナ禍の花粉症 対策徹底を」、NHK news web、2021年1月29日.
大久保公裕教授:Mr. サンデー、2021年1月31日放送.











